3次救急医療

3次救急医療

隅田川以東の地域で唯一の救命救急センターを設置し、専任スタッフにより24時間体制で救命処置の必要な重症救急患者の受け入れを行なっています。
初期救急診療及び2次救急診療を担当する「救急診療科」とともに、「東京ER墨東」の枠組みのもと、地域の救急医療に全力をあげて取り組んでいます。
また、高度救命救急センターとして広範囲熱傷、特殊中毒、切断肢の診療に積極的に取り組んでいます。

救急診療体制

救命センター

救命センターは陰圧室2床を含む24床からなります。人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)、Impella等の補助循環機器、血液浄化機器を駆使し、重症救急患者の集中治療にあたっています。

Hybrid ER

平成26年に救命センターは新棟に移転しましたが、同時に初療室にIVR-CTを配備しました。Hybrid ERでは移動なしで迅速にCT撮影や血管造影を行うことができ、重症外傷、院外心停止、循環器疾患、脳血管障害等の治療をさらに発展させる可能性があります。Hybrid ERをもつ施設は全国でもまだ限られていますが、当院は全国で2番目に導入し重症救急患者の救命に努めています。

高気圧酸素療法

救命センターに隣接して高気圧酸素治療室を配置し、一酸化炭素中毒や減圧症の治療にあたっています。

施設認定

日本救急医学会救急専門医・指導医指定施設
日本集中治療医学会集中治療専門医研修施設
日本外傷学会外傷専門医研修施設
日本熱傷学会熱傷専門医認定研修施設

実績

救命センターでは年間約2000例の重症救急患者を収容しています。

(救急隊により3次選定され搬送された症例の他に、転院症例、救急外来からの重症症例の収容を含む)

2024年2月29日 最終更新