腹膜透析・療法選択相談外来

腹膜透析を行っている方に療養上のご相談などお受けいたします。
療法選択相談では、慢性腎臓病で当院の腎臓内科外来に通院されている方に腹膜透析・血液透析・腎移植の相談をお受けいたします。

透析療法とは

腎臓に代わって人工的に体の血液を浄化する働きを代行する方法が透析療法です。
透析療法には腹膜透析と血液透析の2つがあります。

腹膜透析(CAPD・PD)とは

腹膜透析とは自分のお腹にある腹膜を使い、尿毒素除去を行います。一日のうち断続的に行うものをPD、夜間就寝中に集中して行うことをCAPDといい、患者さんのQOL維持に役立ちます。

イラスト:NPO法人腎臓サポート協会 クリップアート集(使用許可取得)

血液透析(HD)とは

血液の体外循環により、人工腎臓に血液を通して尿毒素を除去するものです。原則週3回の実施が必要です。

イラスト:NPO法人腎臓サポート協会 クリップアート集(使用許可取得)

腎移植とは

末期腎不全で腎臓が機能しなくなった方に他の方の腎臓を移植し、その人の腎臓として働くようにさせる医療です。腎臓移植は慢性腎不全の唯一の根治的治療です。

どんなことが相談できるの?

自分又は家族が現在慢性腎臓病で腹膜透析・血液透析・腎移植の違いについて知りたい
腹膜透析治療の中で日常生活での疑問や不安等

腹膜透析・療法選択相談外来の受診方法はどうしたらよい?

紹介状をもって当院の腎臓内科を受診していただくか、かかりつけの腎臓内科担当医師とご相談下さい。