新しい放射線照射療法

診療内容

放射線治療として高精度放射線治療(IGRT・IMRT・SRI)、前立腺がん密封小線源治療や内用療法(ゼヴァリン療法・ラジウム223内用療法(ゾーフィゴ))を行っています。

特色

CT画像による三次元治療計画に基づき、画像誘導放射線治療(IGRT)、強度変調放射線治療(IMRT)、頭部定位放射線治療(SRT)など精度の高い放射線治療を平成24年度より開始しています。
小線源治療や内用療法は、各々、専門の診療科と協力して行っています。

≪画像誘導放射線治療(IGRT)≫

品質管理されたコーンビームCT(CBCT)により計画時CT画像

と三次元的に照合し、正確な照射治療を行っています。

画像誘導放射線治療(IGRT)

≪強度変調放射線治療(IMRT)≫

従来の放射線治療より正確な照射が可能となり、周囲の正常な臓器への影響を減らしつつ、目標とする病変を放射線で狙い撃ちできる治療方法です。従って、線量を増すことも可能となりました。
(令和4年度84症例施行)

強度変調放射線治療(IMRT)

≪頭部定位放射線治療(SRI)≫

当院では5~6回照射する定位放射線治療(stereotactic radiotherapy:SRT)の方法を採用し、従来は治療が難しかった小さな病変に対しても、高い精度(誤差1ミリメートル以下)で治療が可能です。

  • 当施設の適応と照射方法⇒ 適応:転移性脳腫瘍(腫瘍長径:3cm以下、病巣数:3病巣以下 )や 髄膜腫など

照射方法:SRT:多門照射(Non-coplanar)、主な線量:7Gy×5回/6Gy×6回

頭部定位放射線治療(SRI)
外来診療

月・水曜日(全日)、金曜日(午前)
(注)受診を希望される場合、「地域医療連携室」(内線:2073・2169)へお電話下さい。
なお、前立腺がんに対する放射線治療については泌尿器科外来(内線:2440)を窓口としております。
また、化学放射線療法などで入院が必要な場合は、担当科とご相談をお願い致します。

担当医師放射線科部長:長谷部 伸(はせべ しん)
臨床顧問:永島 淳一(ながしま じゅんいち)

放射線科について

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