平成28年度 上半期

平成28年度 上半期

H28.9.14

多摩南部地域病院眼科症例検討会が開催されました。今回は東京女子医科大学糖尿病センター眼科の廣瀬晶講師をお招きしました。廣瀬先生はかつて当院にも在籍された先生です。
演題名:「どの位のHbA1c値が何年位続くと糖尿病患者に網膜症が発症するのか?」
糖尿病網膜症発症と血糖値、血圧、脂質との関係について、最新の知見をふまえてわかり易く解説して頂きました。当院の初期臨床研修医も3名が出席し、質疑応答のセッションでは積極的に質問しました。

多摩南部地域病院眼科症例検討会の写真1
多摩南部地域病院眼科症例検討会の写真2

H28.9.10

当院の初期臨床研修医が第626回日本内科学会関東地方会(東京都文京区・日内会館)で症例報告を行いました。
演題名:「高アンモニア血症・意識障害を合併した前立腺癌多発転移の1例」
本人にとって、初の症例発表となりましたが、質疑応答含め適切にこなすことができました。担当した患者さんの疾患について論文を検索して自身の考察を加え、報告することは臨床医の重要な仕事です。大事な一歩となりました。

日本内科学会関東地方会の写真

H28.8.12

総合内科診断およびNHKテレビ「総合診療医ドクターG」で著名な徳田安春先生(筑波大学客員教授)による教育回診が行われました。当院での開催はこれで3回目となります。今回は「急性腹症」をテーマに当院で実際に診療した2症例を初期研修医がプレゼンし講評をいただきました。また、急性腹症の問診・診察のポイント、考え方に関してのミニレクチャーもして頂きました。上級医のドクターでもこれまで知らなかった診察法もあり、非常に勉強になる講義でありました。初期研修医の他、内科、婦人科や循環器内科などのドクターやコメディカルスタッフの参加もあり、活発な討議が行われました。

教育回診の写真

H28.8.5

多摩南部地域病院循環器内科勉強会が開催されました。例年、当院循環器内科では研修医向け勉強会を開催していますが、今年は瀬戸口雅彦医師が担当となって講義を行いました。
演題名:「研修医と学ぶ心不全」
心不全の原因、診断、治療など、最新の知識をわかり易くまとめて講義して頂きました。地域の高齢化が進み、どの科でも心不全をベースに持つ患者が増えました。全ての臨床医にとって有意義な講義であったと思います。初期臨床研修医・当院の他科のスタッフのほか、地域の先生方にも多数のご参加を頂きました。質疑応答も活発に行われました。

多摩南部地域病院循環器内科勉強会の写真1
多摩南部地域病院循環器内科勉強会の写真2

H28.7.17

レジナビフェア2016 東京 ~臨床研修プログラム~ が東京ビッグサイトで開催されました。当院も東京都立病院・公社病院の1施設として出展しました。
医学部生の皆さんに対し、当院での研修の魅力について説明しました。多数の医学生の皆さんの訪問を頂きました。今回のブースでの説明だけでなく、ぜひ一度当院に病院見学に来て当院の雰囲気を肌で感じてみて欲しいと願っております。見学の申し込みをお待ちしております。

東京ビッグサイトの写真
レジナビフェア2016 東京の写真
(注)看板の写真掲載にあたっては「メディカル・プリンシプル社」の許可を得ています。

H28.7.15

第61回多摩南部地域病院臨床病理検討会(clinico-pathological conference、CPC)が開催されました。今回は当院外科の症例についての報告でした。
症例:「肺血栓塞栓症疑いの一例」
本年4月に入職した1年目の初期臨床研修医3名が担当となり発表を行いました。直腸癌化学療法中にpulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)を発症されたという臨床的には稀な症例です。忙しい中の準備と発表、お疲れ様でした。

H28.7.6

多摩南部地域病院ICT(インフェクションコントロールチーム)セミナーが開催されました。今回は講師に順天堂大学総合診療科の平井由児准教授をお招きしました。
演題名:「DPCと抗菌薬の使い方、その前に」
医療感染対策、血液培養の意味、抗菌薬の投与期間などについて、当院のデータの評価も混じえてわかり易く、ユーモアを交えてご講義頂きました。文字通り「明日からの診療に役立つ」内容でありました。病院スタッフ多数が出席しました。初期臨床研修医からも質問が出て、非常に有意義なセミナーとなりました。

多摩南部地域病院ICTセミナーの写真1
多摩南部地域病院ICTセミナーの写真2

H28.7.4

7月1日付で当院が「東京都がん診療連携協力病院(大腸がん、前立腺がん)」に認定されました。認定にあたっては手術件数をはじめとする高いハードルがあり、当院の診療レベルの高さを示していると言えます。なお昨年度当院の大腸がん手術は130件、前立腺がんの前立腺全摘術は33件でありました。この認定を弾みとして、今後もスタッフ一同研鑽に努めていきたいと思います。

H28.6.26

レジナビフェア2016 東京 ~研修医向け~ が有明・東京ビッグサイトで開催されました。当院は都立・公社病院が一体となり提供する「東京医師アカデミー」に参画しており、都立公社病院グループの1施設として出展しました。
医学部生向け初期臨床研修医募集の説明会は2016.7.17(日)に同じく東京ビッグサイトで開催予定です。
当院もブースを出す予定となっており、医学部生の皆様の参加をお待ちしております。

レジナビフェア2016 東京の写真
(注)看板の写真掲載にあたっては「メディカル・プリンシプル社」の許可を得ています。

H28.6.2

当院が資格を持つ専門医・認定医研修施設一覧を集め、病院のホームページにアップしました。今後、新専門医制度がスタートする予定になっており、当院も新制度への対応を進めているところです。ただ制度が変わろうとも、「患者さんに現在の医学水準に照らして十分な診療を提供する」という医療の基本には変わりはなく、スタッフ一同研鑽に努めていきたいと思います。

専門医・認定医研修施設一覧はこちら

専門医・認定医研修施設一覧の写真

H28.5.28

当院の初期研修医3名がJMECC講習会(都立多摩総合医療センターで開催)に参加しました。JMECCはJapanese Medical Emergency Care Courseの略で、「ジェイメック」と読み、日本内科学会が策定する救急蘇生講習会の名称です。救急診療への取り組みは初期臨床研修制度で重視されているポイントの一つとなっています。
心肺蘇生法の実技と講習で、ほぼ一日がかりの講習会となりました。実技では人形を使用し心臓マッサージ、気管内挿管などを体験し、充実した研修となりました。

JMECC講習会の写真1
JMECC講習会の写真2
JMECC講習会の写真3
JMECC講習会の写真4

H28.4.25

本年4月1日付で当院内科が「日本糖尿病学会認定教育施設(認定番号912号)」に認定されました。内科認定医取得後に当院で3年間の研修を受けることによって糖尿病専門医受験資格への道が開けることになります。当院糖尿病内科では糖尿病透析予防指導外来・フットケア外来の開設も始まっており、今後糖尿病臨床研修の体制を強化していきたいと思います。

H28.4.11

当院に勤務する9名の医師が日本病院総合診療医学会の認定医として認定されました。人口の高齢化が進み複数の疾患を合併する患者さんを診療する機会が多くなりました。複数の科を横断的に診る臨床力、総合診療的な能力の必要性は今後もますます高まっていくものと予測されます。当院においても総合診療に関する研修の体制をさらに強化していきたいと思います。
下写真は本年2月に横浜市開港記念会館で開催された「第12回日本病院総合診療医学会学術総会」の写真です。当院からも演題発表を行いました。また和智院長はセッションの座長も勤めています。

日本病院総合診療医学会学術総会」の写真

H28.4.4

今日から新入職員・転入職員オリエンテーション開始です。
4月に採用された他の職員の方と多摩南部地域病院のこと、各職種のお仕事について講義を受けました。
オリエンテーションは、講義だけでなく、院内見学、消火設備の体験などもありました。
感染予防対策の講義では、標準予防策、手指消毒方法、N95マスク装着の実技も行いました。
昼食は、栄養科の検食をさせていただきました。
多摩南部地域病院で新社会人としてスタートします。

新入職員・転入職員オリエンテーションの写真1
新入職員・転入職員オリエンテーションの写真2
新入職員・転入職員オリエンテーションの写真3
新入職員・転入職員オリエンテーションの写真4

H28.4.1

平成28年度の辞令交付式が行われました。今年度は3名の初期臨床研修医が当院に採用されました。和智院長から辞令が手渡されました。
3名は1週間程度のオリエンテーションを経て病棟に配属になります。
これから2年間、充実した研修を送れるよう指導医をはじめ病院職員は優しくもあり、厳しくもあり指導していきたいと思います。

辞令交付式の写真1
辞令交付式の写真2
辞令交付式の写真3