【診療放射線科】ドパミントランスポーターシンチグラフィを開始しました
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今回は、診療放射線科で新たに導入した核医学検査、ドパミントランスポーターシンチグラフィのご案内です。
ドパミントランスポーターシンチグラフィとは
ドパミントランスポーターシンチグラフィとは、脳神経に存在するドパミントランスポーター(Dopamine transporter : DAT)をSPECT検査により画像化する検査で、DAT Scanとも呼ばれます。
従来のCTやMRIでは分からなかった、ドパミン神経の減少、変性等を捉えることができます。
(注)画像は日本メジフィジックス株式会社より提供
対象疾患
パーキンソン病、レビー小体型認知症、本態性振戦、アルツハイマー型認知症の診断に役立ちます。
検査の概要
- 放射性医薬品を注射し、脳神経に薬が行き渡るまで3~6時間待つ
- 検査装置で頭部の画像を撮影
- ドパミン神経が減少、変性している部分は欠けて見える
- 検査結果を基に、医師が診断
(注)画像は日本メジフィジックス株式会社より提供
お問い合わせ
診療放射線科では検査のご依頼を先生から直接お受けしています。
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2015年5月27日 最終更新