診療内容
令和8年度の運営状況
令和8年度の小児科専攻医は、1年目10名、2年目5名、3年目8名の計23名体制である。指導を担う専任スタッフは、部医長4名、医員4名、サブスペシャルティレジデント2名の計10名で構成され、さらに他専門診療科から1名の兼任スタッフを迎えている。
教育面においては、週2回の症例カンファレンスや4月に集中して行うマニュアル勉強会のほか、各専門診療科による週1回のコアカリキュラム勉強会を開催している。また、年5回開催される「都立病院小児科オンラインカンファレンス」や、主要3施設(国立成育医療研究センター、埼玉県立小児医療センター、千葉県こども病院)との年2回の合同勉強会も定着しており、若手スタッフの指導・協力のもと、専攻医が主体となって精力的に取り組んでいる。
外来
外来診療は、月曜日から金曜日の午前・午後に総合診療科予約外来を行うほか、専門外来として、けいれん発達外来(月曜日午後)、尿路感染症外来(火曜日午後)、川崎病外来(金曜日午後)、および二分脊椎移行外来を開設している。総合診療科外来とERを合わせた1日あたりの外来患者数は91.1人である。
またERにおいては、救命救急科と総合診療科のスタッフが指導医を担当し、小児科専攻医や救命救急科専攻医への診療指導に力を入れている。
入院
令和7年度新規入院患者数は2,025人となり、令和4年(2022)以降、継続して2,000人の大台を突破している。平均在院日数は7.9日、主科としての1日平均入院患者数は44.5人であった。
当科は基礎疾患を持つ患者の割合が比較的高く、胃管や気管切開などのデバイスを要する症例が約3分の1を占める。主な疾患では、呼吸器系疾患(682例)などが例年並みであった一方、川崎病(141例)は高水準での推移している。さらに、他診療科からの依頼による全身管理目的の併診も多く担当している。
論文・学会発表
査読のある論文の筆頭著者:13件
学会・研究会での発表:20件
指導医・専門医資格(専任スタッフのみ)
日本小児科学会認定指導医5人、専門医9人
専任スタッフの所有指導医・専門医・認定医資格として以下のものがある。
日本アレルギー学会認定専門医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医

