循環器内科

概要

現在、当院の循環器内科は、23区西北部の循環器救急医療の一翼を担っており、東京都CCUネットワーク(外部リンク)に加盟しています。
虚血性心疾患に関しては24時間、心臓カテーテル検査・治療を行う体制をとっています。約80%の患者さんを手首の動脈からカテーテル治療しており、治療後の安静時間の短縮に努めています。

令和元年5月より、心房細動を含めた頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションを毎週行っています。
専門外来として、不整脈外来、ペースメーカー外来も開設しています。
また、当院は心臓外科はありませんが、近隣の大学病院などとの関係も密であり、頻繁に意見の交換を行い、必要に応じ手術目的で紹介もしております。救急疾患だけでなく、慢性的な循環器疾患(狭心症、弁膜症、心筋症、不整脈、高血圧、閉塞性動脈硬化症など)も十分な検査、治療を受けることができます。

入院施設としては、急性心筋梗塞や重症の方を治療するCCU(ICU、HCUと共有)と呼ばれる特殊病床6床と7階の循環器病床があり、常時20名前後の患者さんが入院しています。
外来は新患も含めすべて予約制になっており、少しでも患者さんの待ち時間が少なくなるよう心がけております。しかし、具合の悪い時には予約も主治医も関係ありませんので、御連絡いただければ救急外来で救急当番医が対処いたします。

循環器内科の特色

特に次の項目については積極的に取り組んでおります。

  1. 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対する心臓カテーテル検査及び冠インターベンション
  2. 閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療
  3. 徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療(中隔ペーシング)
  4. 頻脈性不整脈(心房細動を含む)に対するカテーテルアブレーション