新生児科 医師募集

新生児科医師募集(常勤・非常勤)

 東京都の閑静な住宅街にある東京都立小児総合医療センターでは、現在、総合周産期母子医療センター新生児科で一緒に働いてくださる医師を募集しています。詳細は、新生児科医師(常勤)(コンテンツは公開終了しました)新生児科医師(非常勤)募集をご参照ください。

新生児科 概要

 私たちは、背景人口約400万人の東京都多摩地区を対象とする東京都内で最大規模の新生児病床72床(NICU 24床、GCU48床)を持ち、年間約700名の新生児が入院します。
 我々の新生児科には、次の3つの大きな特徴があります。

小児医療センターの特徴を生かした医療

 東京都立小児総合医療センターは39の小児を専門とする診療科と約560の病床から成り立っています。 そのため、感染症科、染色体疾患、心疾患、外科疾患、水腎症、髄膜瘤や口唇口蓋裂など比較的多くみられる疾患から、稀な疾患まで、すべて専門診療科と併診して診療にあたります。 新生児の知識はもちろん、稀にしか経験できない疾患も専門診療科から新しい知識を学ぶことができます。 また、すべての新生児科医が発達フォローアップを行い、発達検査や栄養指導などをしています。医療ケア児などの在宅医療も、総合診療科・在宅診療科、近隣の小児科医や在宅医と連携を取りながら行います。 高度医療としては、高頻度換気・NAVAなどの人工呼吸器管理、低体温療法(年間10件前後)、一酸化窒素療法、心疾患児への低酸素療法、腹膜透析、などを行っています。体外式膜型人工肺(ECMO)が必要な場合は、PICUへ転棟して行います。

東京都立多摩総合医療センターとの密接な医療連携

 我々の総合周産期母子医療センターは、東京都立小児総合医療センターの“新生児科”と東京都立多摩総合医療センターの“産婦人科”の2つの病院で構成されています。 そのため、母体疾患はすべて多摩総合医療センター(約800床)の専門診療科で対応が可能であり、新生児疾患はすべて当院で対応可能です。 腫瘍、感染症、リウマチ、甲状腺、糖尿病、高血圧、腎疾患、高血圧、精神疾患、移植後など、合併症をお持ちの母体の管理も、その母体から出生した児の管理も、胎児診断も行っています。

新生児搬送

 新生児専用救急車をもち、24時間・365日いつでも新生児搬送を行っています。年間200~250件で、搬送は消防庁OBが担当し、いつでもすぐに出動できるように病院内に交代で常に待機しています。 搬送新生児の90%は当院へ収容しますが、満床など収容できない場合は、近くの周産期センターへ三角搬送を行います。 重症な新生児は、高頻度換気、低体温療法、一酸化窒素療法、などを行いながら搬送しています。

勤務体制

 勤務体制は、NICUはチーム制、GCUは主治医制で、当直は月に5回前後です。休日に出勤することはほぼありませんが、反面、勤務日はそれなりに忙しい日が多いです。

研究環境

 私たち新生児科は、臨床試験科の協力を得て臨床研究を行う一方で、他医療機関からの研究協力、治験、などにも積極的に参加しています。 希望により、新生児科で勤務しながら、東京都立総合医学研究所や大学病院からの協力を得て、博士号取得も後押ししています。 研究に携わることで、臨床医として多方面から新生児を診療する力をつけてもらい、厚みを持った臨床を行ってほしいと考えています。

その他

 多摩川が流れる多摩地区は、東京都で緑と都会の融合する住みやすいところです。 病院の近くには、箱根駅伝の予選会が行われる“昭和記念公園”、FC東京の本拠地“味の素スタジアム”、テニスの国際大会やBリーグの試合が行われる“立川立飛”、G1レースが行われる“東京競馬場(府中競馬場)”、少し足を延ばせば“神宮球場”などがあり、エンターテインメント、スポーツ、芸術、文化の地でもあります。 電車で、新宿30分・東京40分でありながら、ミシュラン3つ星の高尾山30分、と1時間以内にだいたい東京のどこにでも行ける住みやすい環境です。私生活も楽しむことができるはずです。 是非、一緒に働きましょう。