摂食障害ってなに？

摂食障害せっしょくしょうがいとは、食事に関する行動が原因で、
生活のさまざまな面に問題が現れる病気の総称そうしょうです。

極端きょくたんな食事によるからだの症状しょうじょうだけでなく、不安や悲しみ、苦しみなどのこころの症状しょうじょうも見られるため、こころとからだの両方に対する治療ちりょうと支援しえんが必要になります。
摂食障害せっしょくしょうがいは、主に、極端きょくたんな食事制限と著いちじるしいやせを示す「神経性しんけいせいやせ症しょう」と、むちゃ食い（過食かしょく）と体重増加たいじゅうぞうかを防ぐための代償行動だいしょうこうどう（嘔吐おうとや下剤乱用げざいらんようなど）を繰り返す「神経性過食症しんけいせいかしょくしょう」の2つのタイプに大別たいべつされます。
いずれも、若年女性じゃくねんじょせいの発症はっしょうが多いとされていますが、男女問わず、また年齢に関係なく発症はっしょうする可能性があります。早期発見そうきはっけんと適切てきせつな治療ちりょうが重要じゅうようです。摂食障害せっしょくしょうがいは、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担ふたんとなる病気です。
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