小児科 指導体制

1.指導医との関わりを重視

当科では、直接の指導医とペアを組みます。(ペアは定期的に交代します)
さらに疾患によって専門性のあるスーパーバイザーが指導に参加します。
毎日始業前と当直に移行する前にカンファレンスを行っています。全員で症例検討と日々の診療の確認を行います。
週に1回、部長回診があり、そのほか専門回診が必要な場合は、それぞれの専門家が教育回診を行っています。

2. 無理のない当直体制

当直は当初指導医とペアで行います。1年次は病棟当直が中心です。2年目以降は救急外来当直も含まれてきます。基本的に指導医クラスの医師とペアで当直をします。 当直が明けた翌日は特別な行事などがない限りお昼で仕事を終了して帰宅することも許可しています。当直回数は多い場合で6回/月程度です。この中には休日の日勤も含まれます。

3. 研修の目標

小児科専門医試験に必要な症例に対する考え方や処置などを学ぶことが最低限の目標です。
しかし、小児医療では救急外来での対応が最も重要です。これらに十分対応できる経験と知識を習得することが最大の目標となります。これらが十分にできたうえで、地域ニーズを知りそれに対応するノウハウを習得してもらいます。

4. 研修を充実させる教育企画

当院では小児総合医療センターと研修医を相互交換し、それぞれの施設の特徴にしたがって医療が実施されることを学んでもらいます。地域医療を主体とした当院と、高次医療を中心とした都立小児総合医療センターの研修は、診療の際にどのように患者対応するかを学びます。また、医師としての進路決定にも重要な経験となりうると考えています。

5.「基礎医学的理論に基づいた臨床研究の実施で臨床を見る目をブラッシュアップ」

小児科では臨床研究を実施しています。当面は症例研究から始まり、疫学研究や場合によっては基礎医学的理論に基づいた臨床研究を実施してもらいます。不明な点を抽出し、それを解明するための道筋を考えてもらう。そしてそれを実施するための研究デザインを立案し、実施することをプログラムに入れています。これらは臨床を見る目をブラッシュアップしてくれます。