東京で充実した
総合診療研修を満喫しよう Enjoy Your Generalist Medicine Training Life in Tokyo!
病床数:408床 外来規模:850人/日
【プログラムの特徴】
災害医療、島しょ医療、三次救急、ER、
豊富なレクチャー数、海外留学支援
病床数:815床 外来規模:1,065人/日
【プログラムの特徴】
日本初の腫瘍総合診療プログラム、がん、
造血幹細胞移植、CAR-T療法、感染症、緩和ケア
病床数:789床 外来規模:1,515人/日
【プログラムの特徴】
ER、母性内科、プライマリ・ケア
病床数:337床 外来規模:429人/日
【プログラムの特徴】
地域密着型総合診療、小児から高齢者まで豊富な症例、
専門医に相談しやすい、タスク・シェア
このほか、墨東病院にも 
総合診療プログラムがあります。
広尾病院
駒込病院
多摩総合医療センター
多摩総合医療センター

Greeting

ごあいさつ

東京で充実した
総合診療研修を満喫しよう

Enjoy Your Generalist Medicine Training Life in Tokyo!
広尾病院 病院総合診療科 小坂 鎮太郎

東京は人口約1,400万人の大都市で、小児が約160万人 (9人に1人)、65歳以上の高齢者が約310万人 (5人に1人)、外国人が約60万人 (25人に1人)という内訳になっており、人口が減少している日本でも依然として人が集中し、海外の方も増え、今後はさらなる高齢化が進むことが想定されています。
また、東京都には伊豆諸島や小笠原諸島といった大小あわせて11の離島(有人)からなる島しょ地域や、奥多摩などの山間部といった多様な地域があります。

総合診療は、人を診るとともに、地域を診る専門医であり、地域住民の健康維持、もしくは増進するための医療を提供するプライマリ・ケアを担う役割を果たします。
いま、東京の総合診療には、小児から高齢者まで包括的にケアでき、かつ都心部からへき地まで広く活躍できる総合診療医の教育が必要であり、これは将来的には、世界のどこでも通用する人材の育成事業になると考えています。
 
東京にはすでに、東京医療センター、東京北医療センター、板橋中央総合病院、練馬光が丘病院、順天堂大学といった有名な総合診療科/総合内科の研修病院があり、家庭医療においては、医療福祉生協連家庭医療学開発センター(CFMD)のような歴史ある診療所群があります。
2022年、東京都立病院群は、独立行政法人化し日本最大規模の病床を持つ医療法人、教育機関となりました。これを機に、東京都という地域が抱える医療のさまざまな問題を解決することができる総合診療医を育成するために、総合診療推進プロジェクトが立ち上がりました。
多摩総合医療センター、多摩北部医療センター、駒込病院、広尾病院の東京都立病院機構の4つの病院が、それぞれの特色を活かして、ほかにはない圧倒的な教育環境と、島しょ地域や山間部、専門施設との連携を活かした魅力的な機会を提供します。

東京で、世界に通用する総合診療医になる研修を、ぜひ一緒に楽しみましょう。

The Attractiveness of Programs

総合診療プログラムの魅力

  • 経験豊富で熱意ある指導医が多施設で協力して指導・メンタリング
  • 年間100以上の豊富なレクチャー・ワークショップ(海外からも著名講師を招致)
  • ポータブル超音波活用、災害対応、英語診療なども習得
  • 『UpToDate』『メディカルオンライン』に加え 総合診療医に人気ナンバーワン教育コンテンツ『医書.jp』の閲覧が可能
  • 一人一人へ支給される研究研修費で学会参加等が可能

  • 広尾病院、駒込病院、多摩総合医療センターほか、都立病院を中心に山間部や島しょ地域で研修が可能
  • 島根、沖縄などの離島教育に慣れた地域やハワイ、ミシガンなどの米国での連携研修も可能に!
島しょ地域研修(広尾病院)

ここ都立病院で自らの可能性を
一緒に見出していきませんか?

Message

各病院より

広尾病院

離島で活躍できる総合力
救急・災害医療に強い教育拠点

島しょ基幹病院として、年間200件を超える航空機による救急搬送受入など、都心の病院とは思えないような症例の経験を積めます。総合診療プログラムの必修科目にとどまらず、産婦人科・整形外科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科などの研修を通じ、診療科にとらわれない総合診療医を目指します。学びを支えるレクチャーやワークショップも豊富で、海外研修のチャンスも準備しており、総合診療を極める上で最も整備された教育環境といえます。経験豊富な指導医のもと、のびのびと総合診療の実践を堪能でき、その先には、地域と病院で活躍できる病院総合医はもちろんのこと、へき地医療や国際貢献などで活躍できる医師像・キャリアパスが待っています。

島しょ地域研修
総合診療科 指導医 小坂鎮太郎 医師

駒込病院

がん・感染症の専門病院で
緩和ケアと腫瘍診療に
強い総合診療医になる

3病院の中で唯一の『腫瘍総合診療プログラム』という位置づけです。当院の総合診療科、腫瘍内科、緩和ケア科で腫瘍を中心とした研修、広尾病院や多摩総合医療センターで内科一般研修、そして地域医療機関である瀬尾医院、やまと診療所、東京健生病院、大泉生協病院、島しょ等での家庭医療研修、地域包括ケア病棟研修を行います。さらに当院感染症センターで輸入感染症、HIV診療、免疫不全者の感染症治療を学び、感染症に強いオンコジェネラリストを育成します。3年間の総合診療プログラムで総合診療専門医取得を目指しますが、4年目も研修目標に応じて幅広く診療科を選択して研修することが可能です。

研修・学会発表の様子

多摩総合医療センター

〜安心してジェネラリストが
育つ組織を創る〜
家庭医療・病院総合医療・
救急医療へのコミット
多様性の許容、個々の価値観の尊重
感じのいいチームプレイヤーの育成

これは、2018年に救急・総合診療科が立ち上がったときに設定されたポリシーです。 救急が得意な人、プライマリ・ケア志向の人、内科が好きな人、自分の専門領域をより活かしたい人。ここに集う仲間は、ジェネラリストへの志は同じでも、医師として目指すところはさまざまです。多摩総診には総合診療科、総合内科を志向した若い医師が多く集い、互いに学び合う環境が育まれています。ご興味がある方は、ぜひ一度見学にお越しいただければ幸いです。

多摩北部医療センター

地域とともに生きる
総合診療医を育成し
価値ある医療を
地域に暮らす人々に提供します

多摩北部医療センターは、25の診療科を有する地域密着型の中規模総合病院です。
地域医療支援病院として地域のクリニックや病院と密接に連携しており、小児から高齢者まで、幅広く豊富な症例を経験することができます。
 「たまほくの杜」に育まれた、自然豊かな診療環境が特徴で、診療科の枠を超えて連携し、疾患については専門的診療を追求しながら患者さんを総合的に診ています。
また、メディカルスタッフとの距離も近く、一体となって活動できることも当院の特徴の一つです。
ドクターズアシスタントを配置するなどタスクシフトも進めており、診療や研修に集中できる環境づくりを行っています。
地域密着型の総合診療医を志す皆さんを病院全体でサポートします。
皆さんのお越しをお待ちしております。

Information

お知らせ・レクチャー

日時演者タイトル対象
4/11(火)
13:00
和足孝之先生
(ミシガン大学 島根大学総合診療医センター)
「Post-COVID-19 era 総合診療医全員が取り組むべきこと」指導医
4/17(月)
13:00
和足孝之先生
(ミシガン大学 島根大学総合診療医センター)
「忙しい現場の総合診療医が取り組むべき超Fit総合診療研究」指導医
4/21(金)
12:00
中川俊一先生
(コロンビア大学)
「悪い知らせの伝え方 - 基本スキルの習得 - 」多職種
5/26(金)
17:00
坂本壮先生
(国保旭中央病院)
「ER 思考加速トリアージ」救急外来
6/6(火)
17:00
柏木秀行先生
(飯塚病院)
「ケア移行をもう一歩進めるための取り組み」多職種
6/7(水)
13:00
柏木秀行先生
(飯塚病院)
「急性期病院における非がんの緩和ケアの実践」多職種
6/30(金)
17:30
坂本壮先生
(国保旭中央病院)
「めまい診療 根拠をもって対応できる!」救急外来

7/19

(水)

18:00

大内啓先生
(ハーバード大学)

「救急医のための緩和ケアコミュニケーションスキルと 救急外来における緩和ケア研究の現状」
Palliative Care Communication Skills for Emergency Physicians The State of Palliative Care Studies in the Emergency Department

多職種

7/24

(月)

18:00

小崎彩先生
(UCI カリフォルニア大学アーバイン校UCI)

「米国臨床薬剤師の役割と現状 ~薬剤師のタスクシフトを考える~」

多職種

8/8(火)
12:00

柏木秀行先生
(飯塚病院)

「コミュニケーションスキル概論」

多職種

8/9(水)
13:00

中川俊一 先生
(コロンビア大学)

「Shared Decision Making 意思決定の流れと実際」

多職種

8/10(木)
13:00

東光久先生
(奈良県総合医療センター)

「これが私の生きる道~日本版オンコジェネラリストのコンセプトはかくして生まれた~」

多職種

8/23(水)
17:30

坂本壮先生
(国保旭中央病院)

「腹痛‐見逃しやすいものを中心に‐」

救急外来

8/28~9/14

ローレンス・ティアニー先生(カリフォルニア大学サンフランシスコ校名誉教授)

症例検討会

医療従事者・学生

9/9(土)10:00

土屋文人先生(一般社団法人医薬品安全使用調査研究機構設立準備室長)

シンポジウム 基調講演「元祖お薬手帳がめざしたもの-患者さん自身による記録機能」

一般の方・医療従事者

9/21(木)
16:00

石塚晃介先生(横浜市立大学)

「画像論文の書き方」

多職種

9/26(火)
12:10

柏木秀行先生
(飯塚病院)

ランチタイムウェビナー①「がん疼痛の評価と非薬物療法」

多職種

9/28(木)
16:00

宮上泰樹先生
(順天堂大学)

「診断エラーのキソ」

全職種

9/28(木)
18:00

則末泰博先生
(東京ベイ・浦安市川医療センター)

「緊急ACP-心肺停止時・急変時の意思決定支援と院内共有について-」

全職種