画像検査で調べる認知症

認知症とは

脳は、人間の活動をほとんどコントロールしている司令塔です。それがうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。

 「認知症」とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、日常生活に支障が出ている状態のことを指します。

認知症は病名ではなく、まだ病名が決まっていない“症候群”です。つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表しています。

認知症の中で最も多い「アルツハイマー型認知症」は、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。症状はもの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。

当院では、リニアックによる外照射治療、頭部に対する定位放射線治療(SRT)を実施しています。
放射線科外来での診察は毎週月・水・金曜日に行っており、放射線治療の適応の判断、治療後のフォローアップなどを行っています。

当院では「認知症外来」はありませんが、検査については主治医またはかかりつけ医にご相談ください。放射線科では、かかりつけ医から直接の検査のご依頼を承っております。

「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違い

もの忘れ

画像検査で認知症を調べることができます

MRI検査(VSRAD -ブイエスラド-)

早期アルツハイマー型認知症の診断支援ができます。
MRI検査の画像から、脳の海場付近の萎縮の程度を数値でみる検査です。

ブイエスラドによる検査で注目する場所
Zスコア解析結果表示

RI検査(脳血流)

脳の血流状態や働きをみるための検査です。
CT・MRIではとらえられない病態を調べることができます。

  • 早期の脳血流障害の検出
  • 神経症状の原因となる領域を検出
  • 脳機能の評価
MRIと脳血流シンチグラフィ