指導医インタビュー <広尾病院循環器科 北條 林太郎>

自己紹介をお願いいたします。
2005年に千葉大学を卒業し、2007年より、当院のシニアレジデントとして循環器科に就職し、現在は医長として勤務しています。専門は循環器科の中でも不整脈領域で、カテーテルアブレーション、植込み型デバイスの管理、左心耳閉鎖術などを行っています。令和6年度から臨床研修管理委員長を拝命しました。医師人生の大部分を過ごしてきた病院であり、広尾病院にはとても愛着を感じています。
広尾病院はどんな病院ですか?
広尾病院は、東京都の公的医療機関として救急医療、災害医療、島嶼医療を担っています。この三本柱に対応をするため、様々な重症度の高い疾患を扱える病院になっています。災害医療に関しては、東京都内にある基幹災害拠点病院のうちの一つであり、災害医療研修も実施しています。他の病院にはない特色としては島嶼医療があります。島嶼部(伊豆諸島の島々)の医療機関で対応困難な患者さんを、主としてお引き受けする病院です。緊急の場合は、ヘリコプターや自衛隊の輸送機で患者さんが搬送されますので、他ではあまり経験ができないことだと思います。地域医療研修では、一か月の島(小笠原諸島父島、八丈島等)の医療機関において研修が可能です。
広尾病院での臨床研修の特徴や魅力について教えてください。
例年の卒業生に評価されているのは、東京ERでの初期対応を身につけることができる点かと思います。上級医と共にER診療に従事し、初期対応を学んで頂きます。ほぼ全ての疾患に対応できるよう当直体制も組まれているため、経験の少ない症例と出会ってもサポートを受けることが可能です。研修医への講義も充実しており、院内の医師の講義だけでなく、外部講師を招いて多くの勉強会が開催されています。また、当院で行えない研修については、選択期間を利用して他の都立病院内での研修も可能です。
研修医への指導の際、心掛けていることを教えてください。
初期研修の2年間を通じて、今後の進路を決め、後期研修に向かって、必要な力を身に付けられるような研修になるようサポートしたいと思います。当院の研修は、特定の進路を想定した専門のコースではありません。初期臨床研修として必須の研修を除いては、非常に自由度の高いプログラムになっています。また、研修を受ける中で進路などから研修期間の変更などを希望される場合も柔軟に対応しています。研修の内容も重要ですが環境の整備も大切であると考えています。働き方改革も浸透しており、当直後の代休などの取得が適切に行われています。
どのような人に広尾病院へ来てほしいですか?
当院はER研修を行っており、非常に多くの先生方やコメディカルの方とコミュニケーションを取る必要があります。医学的な知識だけではなく、他者へのリスペクトが出来る方と仕事ができればと思います。研修医の先生も2年目以降は後輩に教える立場になります。後輩の指導に熱心な方や、引き続き後期研修も当院で考えていただいているような先生は大歓迎です。
これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。
医師として大切な最初の2年間を実り多いものとなるよう、臨床研修管理委員長としてサポートしていきたいと思います。是非、当院で一緒に働きましょう!
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