病院指標(DPC)

年齢階級別退院患者数 

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年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数040303381534527569932709162

地域医療支援病院として急性期医療を提供している当院は、幅広い年齢層の患者さんが入院しています。最も多い年齢層は70~79歳で22.4%、60歳以上の患者さんの占める割合は57.1%と高齢者の割合が高くなっています。

なお、当院は小児科がないため、20歳未満の年齢層は低い割合となっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術262.542.650.0065.96
060035xx99x6xx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり253.364.540.0070.68
110280xx02x00x慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし247.927.870.0066.25
060160x001xxxx鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等236.574.740.0072.43
060040xx99x70x直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 定義副傷病なし223.094.340.0074.91

外科では総合的な外科診療に取り組み、各種消化器癌の外科的治療のほか、内分泌・乳腺外科手術、血管外科手術、またヘルニアや虫垂炎、胆石症、痔核・痔瘻等肛門疾患など良性疾患の外科手術や、上部・下部消化管内視鏡による診断、手術を積極的に行っています。
多い症例は、小腸大腸ポリープに対する切除術で26件、次いで多い症例は大腸癌等に対する化学療法25件となっています。
当院では、他医療機関・施設からシャント不全等の患者さんを受け入れていることもあり、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全(経皮的シャント拡張術・血栓除去術等)が24件となっています。

整形外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
160620xx01xxxx肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等5110.6713.520.0031.92
070343xx97x0xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし2317.7815.774.3572.22
07040xxx01xxxx股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等2123.2920.630.0073.10
070343xx99x1xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等21あり193.322.680.0075.11
070230xx01xxxx膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等1829.6723.020.0075.28

整形外科では四肢と脊椎の病気やけがの治療を行っています。人工股・膝関節手術、脊椎手術、手の外科、足の外科を中心に骨折・外傷含め対応しています。
最も多い症例は肘・膝の外傷、腱縫合術で、次いで胸椎、腰椎以下骨折損傷、人工関節置換術の症例が多くなっています。

脳神経外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし1123.458.3036.3669.00
010040x099000x非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし--18.90--
010060x2990201脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2--15.57--
010060x2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2--15.63--
010061xxxxx0xx一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし--6.40--

脳神経外科では、脳、脊髄、末梢神経系およびその付属器官(血管、骨、筋肉など)を含めた神経系全般の疾患の中で主に外科的治療の対象となりうる疾患について診断・治療を行っています。
最も多い症例は頭蓋・頭蓋内損傷で、次いで非外傷性頭蓋内血腫、脳梗塞の症例が多くなっています。

眼科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
020110xx97xxx0白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼372.032.710.0071.27

眼科では白内障、緑内障から糖尿病網膜症など眼科一般について診療を行い、手術治療を実施しています。最も多い症例は水晶体再建術・眼内レンズ挿入術となっています。

耳鼻咽喉科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110280xx97x00x慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし308.8714.620.0040.47
030240xx99xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし--5.71--
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし--4.92--
030230xxxxxxxx扁桃、アデノイドの慢性疾患--7.84--
080010xxxx0xxx膿皮症 手術・処置等1なし--13.07--

耳鼻咽喉科では耳・鼻・のど・頸部の疾患を対象として診断・治療を行っています。
最も多い症例は慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全となっていますが、IgA腎症に対する口蓋扁桃摘出術を数多く施行しているため、これらの症例が多くなっています。次いで多い症例は扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎、前庭機能障害となります。

泌尿器科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110080xx991xxx前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり332.702.500.0069.94
110420xx02xx0x水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 定義副傷病なし152.073.990.0074.33
110070xx03x21x膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等22あり 定義副傷病あり--13.30--
110070xx03x20x膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等22あり 定義副傷病なし--6.86--
11012xxx04xxxx上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき)--2.59--

泌尿器科では尿路(腎臓、副腎、尿管、膀胱、尿道)および男性生殖器(前立腺、精巣)の疾患を扱っており、東京女子医科大学と協力して腹腔鏡手術などの低侵襲治療も積極的に行っています。
最も多い症例は前立腺腫瘍疑いによる前立腺生検で、次いで多い症例は水腎症、膀胱癌の膀胱悪性腫瘍手術・経尿道的手術となっています。

婦人科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
120060xx02xxxx子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等1013.426.040.0041.62
120220xx01xxxx女性性器のポリープ 子宮全摘術等1002.572.870.0040.09
120060xx01xxxx子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等259.129.460.0044.44
120070xx02xxxx卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等127.506.110.0037.67
12002xxx02x0xx子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし103.103.050.0042.10

婦人科では子宮、卵巣、卵管、膣などに起こる女性特有の疾病を専門に扱っており、低侵襲手術といわれる女性に優しくなるべく傷をつけずに行う腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術に特に力を入れています。
最も多い症例は子宮筋腫の腹腔鏡下腟式子宮全摘術で、次いで多い症例はポリープ切除術等となっています。

呼吸器内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
030250xx991xxx睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり202.002.030.0056.65
040110xxxxx0xx間質性肺炎 手術・処置等2なし--18.42--
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし--20.57--
170020xxxxxx0x精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし--3.95--
040040xx97x00x肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし--10.47--

呼吸器内科では肺腫瘍、肺感染症、アレルギー・免疫疾患、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺疾患、睡眠時無呼吸など多岐にわたる疾患を診療しています。

最も多い症例は睡眠時無呼吸症候群で、次いで多い症例は間質性肺炎、誤嚥性肺炎となっています。

循環器内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050050xx0200xx狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし1654.524.360.6169.99
050070xx01x0xx頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし984.604.790.0066.85
050050xx9920xx狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし953.163.270.0071.85
050050xx9910xx狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし543.193.060.0069.67
050050xx9913xx狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等23あり463.116.140.0068.46

循環器内科では狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、頻脈性不整脈など幅広い心疾患に対応しており、狭心症、慢性虚血性心疾患の症例が最も多くなっています。次いで多い症例は頻脈性不整脈、経皮的カテーテル心筋焼灼術となっています。

腎臓内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110280xx9900xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし2166.2710.391.3945.90
170020xxxxxx0x精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし301.133.950.0028.17
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし2011.1513.1410.0053.15
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし1428.6420.5721.4386.00
110280xx9901xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり1415.9313.747.1463.36

腎臓内科では腎臓病、腎機能障害となった患者さんを早期から腎不全、腎移植後まで総合的に診療しています。
最も多い症例は慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全となっており、IgA腎症に対して腎生検を行い、積極的に扁摘パルス療法を施行しています。また、他医療機関・施設からシャント不全等の患者さんを多く受け入れています。

内分泌内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
10007xxxxxx1xx2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり1712.8814.410.0063.65
170020xxxxxx0x精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし101.003.950.0030.40
10007xxxxxx0xx2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし--11.15--
100040xxxxx00x糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし--13.25--
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし--13.14--

内分泌内科では生活習慣病としての代謝疾患(糖尿病、高脂血症、高尿酸血症)や内分泌疾患(甲状腺、副腎等)などの診療を行っています。
最も多い症例は2型糖尿病となっています。

消化器内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術492.272.650.0065.37
060050xx97x0xx肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし--10.48--
170020xxxxxx0x精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし--3.95--
060140xx97x0xx胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし--10.84--
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし--9.21--

消化器内科では多数の内視鏡検査・治療、多種多様な肝疾患診療など消化器全般にわたり幅広く診療しています。
最も多い症例は小腸大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術で、次いで多い症例は胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等となっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 

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初発再発病期分類
基準 (※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌41506117
大腸癌71665424517
乳癌912114917
肺癌004100217
肝癌02002917
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

集計方法と定義

5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数をUICC病期分類別※、および初発・再発に分けて集計しています。令和3年度中に退院した延患者数となっています。

※UICC病期分類
国際対がん連合(UICC)によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各癌をⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
解説
5大癌のうち、大腸癌の患者数が最も多く、次いで乳癌、胃癌となっています。大腸癌、胃癌、肺癌では進行度の高い症例が多く、乳癌では早期がんの症例が多くなっています。乳癌や胃癌では、近年は患者さん自ら人間ドックや検診を受けることにより早期発見されることも多く、身体的負担が少ない手術を受けることが可能です。大腸癌では進行度の高い症例も多く、再発の患者さんを多く診療しています。当院では、病期が進行している場合でも手術や化学療法、放射線治療など患者さんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数平均在院日数平均年齢
軽症413.2553.25
中等症2222.8277.32
重症523.6083.40

超重症

00.000.00
不明00.000.00

集計方法と定義
入院のきっかけとなった病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(誤嚥性肺炎、インフルエンザ肺炎、ウイルス性肺炎を除く)であって、市中肺炎※の患者さんが対象となります。成人の肺炎の指標のため、20歳未満の患者さんは除外しています。
成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システムを用いています。
軽症:0点の場合。
中等症:1~2点の場合。
重症:3点の場合。
超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば 1項目のみでも超重症とする。
不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。
※市中肺炎
普段の社会生活の中で発症した肺炎のことです。(入院後発症の肺炎を除く)
解説
全体として、重症度が高くなるほど平均年齢が高くなる傾向があることがわかります。
なお、ご高齢の患者さんでは誤嚥性肺炎の患者さんが多くなっていますが、誤嚥性肺炎はこの指標に含まれないため総件数が少なくなっています。

脳梗塞の患者数等 

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発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内5530.2072.3635.94
その他916.3381.563.13
集計方法と定義
「ICD10」とは、疾病及び関連保健問題の国際統計分類です。WHOによって公表された分類で、死因や疾病の統計、診療記録の管理などに活用されます。疾病の種類がアルファベットと数字によるコードで表されます。
医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞等の患者さんを対象として、ICD10別に集計しています。
解説
脳梗塞では、約8割の患者さんが発症日から3日以内に治療を受けられています。当院では脳卒中の急性期診療機関として脳卒中センターを設置し、脳卒中ケアユニット(SCU)と脳卒中ユニット(SU)を備え、血栓溶解剤t-PAや血管内手術による脳梗塞治療や脳出血やくも膜下出血の外科治療が可能な体制を整えています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) 

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外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K6147血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈362.536.972.7866.31
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満270.741.040.0066.44
K616四肢の血管拡張術・血栓除去術242.084.790.0076.58
K6121イ末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの181.838.060.0068.33
K6335ヘルニア手術 鼠径ヘルニア141.864.290.0079.29

外科では総合的な外科診療に取り組み、各種消化器癌の外科的治療のほか、内分泌・乳腺外科手術、血管外科手術、またヘルニアや虫垂炎、胆石症、痔核・痔瘻等肛門疾患など良性疾患の外科手術や、上部・下部消化管内視鏡による診断、手術を積極的に行っています。
最も多い手術は人工血管を用いた血管移植・バイパス移植術となっており、次いで内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多くなっています。

整形外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0821人工関節置換術 肩、股、膝422.4825.120.0073.62
K079-21関節鏡下靱帯断裂形成手術 十字靭帯341.008.970.0028.79
K1425脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 椎弓切除333.7615.553.0372.55
K0461骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿233.3518.5239.1374.43
K0462骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨181.788.500.0060.22

整形外科では、人工股・膝関節手術では低侵襲の人工関節置換術を行っており、術後短期間のリハビリでの回復が可能となっています。人工関節置換術が最も多く、また膝の半月板断裂・十字靱帯断裂は、最新の機器を用いた鏡視下手術で行うことで早期の退院が可能となっています。腰椎の手術でも筋肉の損傷を最小限にする術式を行っており、頸椎の手術も顕微鏡下に低侵襲手術を行っています。また、外傷の緊急手術、手・肘関節における関節鏡視下手術も行っています。
最も多い手術は人工関節置換術(肩、股、膝)となっており、次いで関節鏡下靭帯断裂形成手術(十字靭帯)が多くなっています。

眼科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K2821ロ水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの360.031.000.0071.08
K2822水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合--1.00--

眼科では白内障、緑内障から糖尿病網膜症など眼科一般について診療を行い、手術治療を実施しています。
最も多い手術は水晶体再建術(眼内レンズ挿入)となっています。

耳鼻咽喉科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K3772口蓋扁桃手術 摘出331.006.820.0039.09
K2861外耳道異物除去術 単純なもの--3.00--

耳鼻咽喉科では扁桃摘出術、鼻茸切除術、内視鏡下鼻副鼻腔根本術、顕微鏡下喉頭微細手術、頸部手術などを行っています。腫瘍性疾患・悪性疾患に対しては、放射線治療や専門医へのご紹介を行っています。
最も多い手術はIgA腎症に対する口蓋扁桃摘出術となっています。

泌尿器科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K783-2経尿道的尿管ステント留置術160.131.500.0073.13
K8036イ膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの132.155.620.0075.31
K773腎(尿管)悪性腫瘍手術--8.50--
K768体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき)-----
K783-3経尿道的尿管ステント抜去術-----

泌尿器科では尿路(腎臓、副腎、尿管、膀胱、尿道)および男性生殖器(前立腺、精巣)の疾患を扱っており、東京女子医科大学と協力して腹腔鏡手術などの低侵襲治療も積極的に行っています。
最も多い手術は経尿道的尿管ステント留置術で、次いで膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)術となっています。

婦人科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K872-31子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 電解質溶液利用のもの941.000.560.0039.56
K8731子宮鏡下子宮筋腫摘出術 電解質溶液利用のもの901.000.990.0042.51
K877子宮全摘術171.067.240.0051.47
K8882子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの151.205.200.0037.33
K8721子宮筋腫摘出(核出)術 腹式131.006.770.0039.00

婦人科では子宮、卵巣、卵管、膣などに起こる女性特有の疾病を専門に扱っており、低侵襲手術といわれる女性に優しくなるべく傷をつけずに行う腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術に特に力を入れています。
最も多い手術は子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術で、次いで子宮鏡下子宮筋腫摘出術が多くなっています。

循環器内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K5493経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの1181.812.580.0068.51
K5951経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの711.032.510.0067.83
K5463経皮的冠動脈形成術 その他のもの421.072.380.0069.55
K616四肢の血管拡張術・血栓除去術405.507.43705.75.05
K5481経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) 高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの352.263.862.8673.89

循環器内科では狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患については心臓カテーテル等各種検査、経皮的冠動脈形成術(ステント留置)を行っています。
頻脈性不整脈に対しては薬物療法に加え、根治術としてカテーテル治療を行っています。最新の心臓3次元マッピングシステムを用いた高周波カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)、また平成28年3月より冷凍カテーテルアブレーションシステムを導入し、心房細動に対する治療を行っています。
最も多い手術は経皮的冠動脈ステント留置術となっており、次いで経皮的カテーテル心筋焼灼術が多くなっています。

腎臓内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K6121イ末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの158.8713.730.0059.33
K616-41経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回--13.86--
K635-3連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術--14.50--
K0461骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿-----
K6147血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈-----

腎臓内科では合併症透析患者の入院要請に対応し、院内連携と周辺透析関連施設との連携を密にしています。透析に伴うシャントトラブルについて、血管外科と連携するとともに、長期カテーテル挿入術を行っております。
最も多い手術は内シャント造設術となっており、次いで経皮的シャント拡張術・血栓除去術が多くなっています。

消化器内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満420.401.400.0065.17
K6152血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術101.308.100.0068.60
K7212内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上--1.00--
K654内視鏡的消化管止血術-----
K688内視鏡的胆道ステント留置術-----

消化器内科では、内視鏡治療について消化管出血の緊急止血術、食道静脈瘤の結紮術・硬化療法、総胆管結石の内視鏡的乳頭切開術・砕石術、悪性胆管狭窄のステント留置術、大腸ポリープ切除術(polypectomy、EMR)など多数行っております。また消化管の早期癌については当院外科と連携し、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)による治療も可能です。
最も多い手術は内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術となっています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) 

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DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一00.00
異なる50.12
180010敗血症同一40.10
異なる70.17
180035その他の真菌感染症同一00.00
異なる00.00
180040手術・処置等の合併症同一591.42
異なる60.14

集計方法と定義
当院で取り扱っている重篤な疾患のDIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症の症例数を集計しています。
医療資源を最も投入した病名と入院の契機となった病名が同一の場合と異なる場合※とで件数を集計しています。
※入院中は、複数の病気に対してそれぞれ治療を行う場合があります。病名が同一とは、表中の病気がきっかけで入院して、その治療に最も医療資源が投入されたことを表します。一方、病名が異なるとは、別の病気がきっかけで入院したが、表中の病気を併発していた、もしくは入院中に発症し、最も医療資源が投入されたのが表中の病気であったことを表します。
解説
手術・処置等の合併症で「同一」欄の59件は、透析患者さんがシャント不全(人工透析用に動脈と静脈をつないだ血管が長期間の使用や圧迫等により狭窄や塞栓を起こしてしまい、十分な透析ができなくなってしまうこと)の治療のため当院に入院した件数です。

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