1 フットケア外来
糖尿病の患者さんは、触覚・痛覚・温度感覚が低下する神経障害という合併症があるため、足のやけどや外傷、靴擦れ等に気がつかず悪化し、感染症や足壊疽に進展することがあります。足病変の発生を予防すること、足病変を早期に発見し、治療することが大切です。糖尿病患者さんの足を守ることを目的として糖尿病ケアを専門とする看護師が足のお手入れに関するお手伝いをします。
例)生活習慣病
※このような足の状態がみられる時は、お気軽にご相談下さい。
内分泌代謝科外来(火・水・木曜日)とフットケア外来をセットで予約し、受診。他病院、クリニック等で治療をしている糖尿病の患者さんでフットケア外来の受診を希望される方は、紹介状を持参してください。
一人30分の枠でケアします。緊急の場合は当日でも対応します。
※足の状況によっては他の診療科への受診や専門的な治療を行っている病院を紹介することがあります。
足の痛みや知覚・感覚、反射をみる検査を行います。
足の状態に合わせて、足をきれいにし、爪切りやタコ・ウオノメの処置を医師の指示のもと行います。
自宅でも足のケアができるよう足の観察方法や、外用薬の塗り方、爪の切り方などについて説明します。
糖尿病腎症は、糖尿病3大合併症のひとつで、自覚症状がないまま腎臓の機能が低下していきます。現在、人工透析を始める原因の第1位は糖尿病腎症です。腎症が進行しないよう医師、管理栄養士、看護師が連携して腎症の早期から指導を行う糖尿病透析予防外来を行っています。
糖尿病腎症の方で、医師が必要と判断した患者さん
内分泌代謝科医師が糖尿病腎症透析予防外来(火・水・木曜日・栄養指導を含む)を予約します。まずは内分泌代謝科の外来を予約し、相談してください。他病院、クリニック等で治療をしている糖尿病の患者さんで透析予防外来の受診を希望されるかたは、紹介状を持参し、内分泌代謝内科の外来(火・水・木曜)を予約してください。
医師:糖尿病全般の管理、薬物調整など。
看護師:血糖コントロール、療養指導、日常生活全般の相談など
管理栄養士:血糖コントロールと腎症悪化予防のための栄養指導など