救急外来を受診するお子様と保護者の方へ

救急外来の現況

救急外来の受診数がじわじわと増加傾向にあります。RSウイルス、ライノウイルス、エンテロウイルスなど風邪や胃腸炎の原因となるウイルスの流行が原因と考えられます。また、春から夏にかけては外傷も多い季節です。この受診数と例年の傾向から、おそらく6月・7月には、今以上の混雑が予想されます。
待ち時間は1時間以内のことが多い状況ですが、タイミングによって、蘇生・緊急トリアージ以外の方は2時間以上の診察待ち時間が発生することがあります。
緊急の方を助けるために、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
診療内容やトリアージに関する詳細は、救命救急科の説明をご参照ください。

感染症情報(2024年7月11日)

手足口病が大流行しています。手足口病は咳やくしゃみに含まれるウイルスや水疱の内容物、便に排泄されたウイルスから感染を起こしますが、こまめな手洗いが感染対策として有効です。
咽頭炎を起こすA群溶連菌感染も多く報告されています。RSウイルスもピークは越えましたが多くの患者が存在しています。いずれも手洗いが感染対策として有効です。

入院と退院に関するお願い

救急外来で入院が必要と判断した場合は、原則として当院で受け入れます。
診断名、重症度、感染症の有無・種類などによって病棟を決定しますが、病棟の変更や他の病院に転院をお願いすることがありますのでご了承ください。