平成30年度 東京都立墨東病院 病院指標

30年度に退院したDPC保険診療の患者さん（合計14,598人）を年齢別に集計した数です。退院した患者さんの約6割を60歳以上の方が占めています。一方で、0歳から9歳未満までの子どもは全体の11％を占めています。

UICC（Unio Internationalis Contra Cancrum/国際対がん連合）の定めたTMN分類基準に基づき、がんのステージごとの患者数を分類集計したものです。
分類ごとの症例が10人に満たない場合は「-」表示になっています。また、「病期分類基準」及び「版数」の欄はそれぞれUICC病期分類の6版または7版によることを示しています。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療癌寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、患者数は、集計期間内に複数回入院した場合は入院ごとに1とカウントしています（延患者数）。

市中肺炎とは日常生活を送っている人が、病院・診療所の外で感染し発病する肺炎を指します。
重症度は、年齢・脱水症状・呼吸・意識障害・収縮期血圧を勘案した「A-DROPスコア」分類法で分類されています。
入院契機病名及び最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎等で、ICD-10コードがJ13～J18で始まるものを指しています。（誤嚥性肺炎は除外）
総合診療基盤を持つ病院として、内科をはじめ様々な診療科で診療を行っています。
（注）対象は20歳以上
（注）10人未満の症例は「-」表示

SCU（脳卒中ケアユニット）を中心として、受入体制を整備しています。治療後は、高度急性期医療を担う病院として、積極的に転院をお願いしています。
（注）発症日から「3日以内」とは、発症から入院までの日数が3日以内、「その他」とは、4日以上の場合を指します。

「入院の契機」が「同一」とは、傷病名に区分される疾患の治療を主な目的として入院した症例、「入院の契機」が「異なる」とは、それ以外の傷病の治療を目的とし入院したが結果として区分された傷病にもっとも医療資源が投入された症例を示しています。
（注）10人未満の症例は「-」表示

○「手術・処置等の合併症」のうち入院契機が「同一」分類の内訳
　約33%（33人）は、透析シャント狭窄の拡張目的の入院です。
　約21％（21人）は、カテーテル・手術後処置に続発する感染症が契機の入院です。（発生率0.14％）
　約12％（12人）は、処置に合併する出血が契機の入院です。（発生率0.08％）

○「手術・処置等の合併症」のうち入院契機が「異なる」分類の内訳
　約23％（5人）は、処置のその他の合併症が契機の入院です（発生率0.03％）
　約18％（4人）は、手術創の離開が契機の入院です。（発生率0.03％）
　約18％（4人）は、カテーテル・手術後処置に続発する感染症が契機の入院です。（発生率0.03％）
　約14％（3人）は、処置に合併する出血が契機の入院です。（発生率0.02％）