令和2年度 東京都立墨東病院 病院指標

令和2年度に退院したDPC保険診療の患者さん（合計10,460人）を年齢別に集計した数です。退院した患者さんの約6割を60歳以上の方が占めています。一方で、0歳から9歳未満までの子どもは全体の8％を占めています。

消化管出血や急性膵炎、総胆管結石性胆管炎など消化器救急疾患全般だけでなく消化管悪性腫瘍に対する内視鏡治療、ウイルス性肝炎に対する抗ウイルス療法、進行悪性腫瘍に対する化学療法も積極的に行っております。

肺癌をはじめとする腫瘍疾患に加え、肺炎などの呼吸器感染症や気管支喘息などのアレルギー疾患、びまん性肺疾患なども含めた呼吸器疾患全般に対応しています。

当院診療科における内分泌代謝科の分類症例です。糖尿病では、救急車などで来院されるケトアシドーシスなどの重症糖尿病の救急治療を行っています。
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腎臓の組織検査（腎生検）により確定診断と、病期の診断をして的確な治療を行います。早期の腎障害の発見、診断、治療に取り組んでいます。

救急疾患を中心に非常に神経難病や自己免疫疾患など多彩な神経疾患の診療に当たっています。入院患者の約半数が脳梗塞を中心とした急性期脳卒中で、急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法（tPA療法）も積極的に行っています。

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった造血器腫瘍の診断・治療をはじめ、血小板減少、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性疾患等の造血障害疾患にも対応しています。
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当院診療科における、循環器科の分類症例です。CCU（冠疾患集中治療室）を備え、虚血性心疾患、不整脈を柱にあらゆる重症の心疾患に対応しています。

当院診療科における、感染症科の分類症例です。当院は第一種及び第二種感染症指定医療機関に指定されています。
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当院診療科における、新生児科の分類症例です。新生児科は総合周産期母子医療センターとして地域の中でハイリスク症例の受入を担当しています。

急性期医療に対応するため小児科医の当直（ER）体制を備えるとともに、小児科的一般疾患のほか、腎臓疾患、神経疾患、循環器疾患等に対応しています。

当院診療科における、リウマチ膠原病科の分類症例です。発症早期の患者さんから、難治性・感染症など合併症があって、治療の選択肢が限られる患者さんまで幅広く対応しています。

当院診療科における外科のうち、乳腺外科、一般外科分野の分類症例です。予定入院で乳がんやヘルニアの手術症例を行っている他、救急での手術も行っております。

当院診療科における外科のうち、消化器外科の分類症例です。がん診療連携拠点病院として大腸がんのほか、胃・食道・小腸、肝臓、胆臓、膵臓がんなどに幅広く対応しています。

人工関節・脊椎外科等手術症例、緊急外傷性手術症例などに広く対応しています。急性期治療後にリハビリテーション目的で、積極的な転院をお願いしています。

SCU（脳卒中ケアユニット）を備え、脳血管障害、動脈瘤などあらゆる急性期脳外科領域に対応しています。

地域がん診療連携拠点病院として、通常の開胸手術だけではなく、低侵襲な胸腔鏡を用いた手術を積極的に導入しています。
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大動脈瘤治療を得意分野の一つとしており、定時、急患を問わず積極的な受け入れを行っています。
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当院診療科における、産科及び婦人科の分類症例です。地域がん拠点診療連携拠点病院として卵巣・子宮などの婦人科系悪性腫瘍疾患も多く治療しています。産科は母体救命に対応した総合周産期母子医療センターとして救命救急部門と連携して地域の中でハイリスクな症例を担当しています。

当院診療科における、耳鼻咽喉科の分類症例です。鼻や扁桃などの一般的な耳鼻科手術に加え、突発性難聴や顔面神経麻痺などの入院加療も行っています。

地域がん診療連携拠点病院として、主に膀胱・腎臓の悪性腫瘍（がん）の治療を行っています。

皮膚疾患全般に対応していますが、特に皮下腫瘍や皮膚の悪性腫瘍（がん）、下肢静脈瘤など手術を要する疾患に対応しています。

主に白内障の手術を多く行っています。
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当院診療科における、神経科の分類症例です。院内身体科入院中の患者の精神科的な問題に対して、往診や神経科病棟へ転棟し専門治療を行っています。
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当院診療科における、救命救急センターの分類症例です。当院は高度救命救急センターに指定され当該医療圏の高度急性期医療を担当しています。

UICC（Unio Internationalis Contra Cancrum/国際対がん連合）の定めたTMN分類基準に基づき、がんのステージごとの患者数を分類集計したものです。
「病期分類基準」及び「版数」の欄はそれぞれUICC病期分類の7版または8版によることを示しています。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療癌寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、患者数は、集計期間内に複数回入院した場合は入院ごとに1とカウントしています（延患者数）。

市中肺炎とは日常生活を送っている人が、病院・診療所の外で感染し発病する肺炎を指します。
重症度は、年齢・脱水症状・呼吸・意識障害・収縮期血圧を勘案した「A-DROPスコア」分類法で分類されています。
入院契機病名及び最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎等で、ICD-10コードがJ13～J18で始まるものを指しています。（誤嚥性肺炎は除外）
総合診療基盤を持つ病院として、内科をはじめ様々な診療科で診療を行っています。
（注）対象は20歳以上

SCU（脳卒中ケアユニット）を中心として、受入体制を整備しています。治療後は、高度急性期医療を担う病院として、積極的に転院をお願いしています。
（注）発症日から「3日以内」とは、発症から入院までの日数が3日以内、「その他」とは、4日以上の場合を指します。

全例ではありませんが鎮静下での上下部消化管内視鏡検査も取り入れています。

短期入院にて透析準備のための手術を行っています。
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当院診療科における循環器科の実績です。様々な急性期の心疾患について、身体への負担の少ないカテーテル治療を多く実施しています。

当院診療科における、新生児科の分類症例です。総合周産期母子医療センターとして地域の中でハイリスクな症例の受入を担当しています。
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当院診療科における、リウマチ膠原病科の実績です。リウマチ外科として、人工関節（肩・肘・股・膝関節）、手指・足趾変形の矯正術などを実施しています。
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当院診療科における外科のうち乳腺外科、一般外科分野の実績です。乳がんの治療法については、進行度に応じて最適と考えられる手術を相談の上、決定しています。

当院診療科における外科のうち、消化器外科分野の実績です。安全性に配慮しながら、身体への負担の少ない腹腔鏡手術を多く実施しています。

人工関節・脊椎外科等手術症例、緊急外傷性手術症例などに広く対応しています。
急性期治療後にリハビリテーション目的での医療連携など、積極的な転院を進めています。

SCU（脳卒中ケアユニット）を中心に外傷、脳卒中、脳腫瘍など幅広い疾患の手術治療を行っています。
急性期治療後にリハビリテーション目的での医療連携など、積極的な転院を進めています。
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当院診療科における胸部心臓血管外科のうち、呼吸器外科分野の分類症例です。体に負担の少ない低侵襲な胸腔鏡手術を積極的に行っています。

当院診療科における胸部心臓血管外科のうち、心臓血管外科分野の分類症例です。
（注）10人未満の症例は「-」表示

当院診療科における産科及び婦人科の実績です。
産科（分娩）手術のほか、子宮がんなど婦人科系の手術を実施しています。当院産科は、母体救命対応の総合周産期母子医療センターとして地域の中でハイリスクな症例を担当しています。

白内障手術を中心に手術を実施しています。

当院診療科における、耳鼻咽喉科の実績です。扁桃や鼻など一般耳鼻科の手術を行っています。アデノイドの手術などでも内視鏡での手術を積極的に行っています。
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膀胱がんや腎がんに対する手術を実施しています。
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皮膚がんを始め多様な手術を実施しており、皮膚疾患を始め日帰り手術にも積極的に取り組んでいます。
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当院診療科における救命救急センターの実績です。
救命センターでは多様な手術を行っているため、術式区分ごとの症例数は分散しています。
「気管切開術」は、人工呼吸器の必要な重症な患者さんに対して行われます。
転院率のとおり、高度急性期病院として病床確保のため積極的な転院を進めています。

「入院の契機」が「同一」とは、傷病名に区分される疾患の治療を主な目的として入院した症例、「入院の契機」が「異なる」とは、それ以外の傷病の治療を目的とし入院したが結果として区分された傷病にもっとも医療資源が投入された症例を示しています。