ICU8床から12床への増床について

ICU8床から12床への増床について

当院ICUは、これまでのICU8床とCCU6床を再編し、2023年12月末から新たにICU12床としてスタートを切ることとなりました。

きっかけは、COVID-19パンデミックからの教訓として、「重症患者を常に受け入れられるだけの病床数を確保したい」という現場の声でした。今回増床が可能となった理由として、2021年4月に新設された集中治療科によるICU診療体制(主科はそのままで集中治療科が全ICU患者をサポートするセミクローズド型ICU)が整ったこと、準重症患者を受け入れるHCU病床が20床と十分にあることが挙げられます。もちろん、CCUの受け入れ体制は変わらず、最重症の循環器患者は従来通りICUへ入室します。

当院ICUの役割は、大手術後の患者や院内急変患者の全身管理がメインではありますが、最近は専門的治療を要する内科系疾患の入室も増えています。連携医療機関の皆様には、今回のICU増床をきっかけに、治療へ難渋しているもしくは全身管理を要する患者についても、当院への紹介をご検討頂けますと幸いです。

1床あたりの病床面積が十分に確保されています

(注) 上記の写真は、病棟再開準備中に撮影したものです。

2023年12月25日 最終更新