褥瘡予防対策チーム

チーム活動内容

褥瘡(じょくそう)は、床ずれと言われているものです。体の重みがかかる腰や踵などにできやすく、皮膚の組織が圧迫されることで、血液の流れが悪くなり、皮膚やその下にある組織が損傷してしまう事を言います。
褥瘡予防対策チームでは、患者さんが入院した時点から、「褥瘡ができていないか」「褥瘡ができやすい状態ではないか」をまず看護師が確認して、医師、管理栄養士、薬剤師と協力して全患者さんに計画書を作成します。予防・悪化防止の介入が必要と判断した患者さんに、直ちにケアを開始します。また、栄養サポートチームとも連携し早期改善を目指しています。

  • チーム回診:月2回実施
  • 褥瘡カンファレンス:週1回開催
チーム回診
褥瘡カンファレンス

チームメンバー

形成外科医師、皮膚科医師、栄養士、薬剤師、皮膚・排泄ケア認定看護師、褥瘡専従看護師、各病棟にいる褥瘡専任看護師で構成されています。それぞれのメンバーが専門性を発揮し、連携して褥瘡の治療・ケアを実施しています。
また、チームメンバーは、日本褥瘡学会学術集会やセミナーに参加し最新の治療・ケアを学んでいます。メンバーが中心となって、院内学習会を計画し、褥瘡に関わる全ての職員の知識・技術の向上を目指します。

最終更新日:2018年2月28日