広尾病院は、急性期医療を担当する病院です。急性期医療を必要とされる患者さんを、一人でも多く診断・治療をする使命を担っています。安全・安心に必要な医療や看護の提供に努め、入院時より患者さんと共に、退院に向けた支援を行っていきます。
入院生活に必要なもの
必要なもの | 数量(目安) | レンタル |
---|---|---|
ねまき パジャマ類(手術を受ける時は前開きを準備) | 3~4枚 | ○ |
上着類(ガウン又は上に羽織るもの) | 1~2枚 | × |
下着類 | 3~4枚 | × |
フェイスタオル 手拭用タオル | 3~4枚 | ○ |
バスタオル | 1~2枚 | ○ |
洗面具(洗面器・歯ブラシ・石鹸・シャンプー・ヘアブラシなど) | 適宜 | × |
ティッシュペーパー | 適宜 | × |
かかとのある滑らない履物((注)転倒防止の為スリッパはお控えください。) | × | |
湯呑 又はコップ(割れないもの) | × |
紛失予防の為お名前の記入をお願いします。
上記数値は短期~1週間程度の入院に必要な目安とお考えください。
- 箸は、食事時お膳についてきます。
- 入院中に必要な日用品は、地下1階の売店や自販機でもお求めいただけます。
- 有料レンタル用品は地下1階のレンタル受付で詳細をご確認の上、個別に契約をして下さい。セットでのみ提供されるもの・単体でも可能なものが用意されています。
- 手術を受ける方は、入院後看護師が必要なものについてご説明させていただきます。手術室に入室する際は、手術室に入る前に病棟より手術着が提供され更衣をしていただきます。
- 外来受診時やご面会の方の現金や荷物などは、個人の責任で管理をお願いします。万一、紛失・盗難があった場合、当院では責任を負いかねます。
- 貴重品は床頭台の備え付けセーフティーボックス内に保管し、カードキーは自己管理していただきます。当院では、原則として現金・貴重品はお預かりできません。必要最低限の荷物とし、入院中の管理はご自身でお願いします。
小児の患者さんへ
- 衣類は2~3枚余分にご用意ください。
- おもちゃは、他のお子さんの迷惑になるもの、高価なもの、危険なものなどは持ち込みをお断りしています。
お子さんが呑み込んでしまったり、身体に傷をつけてしまうなどのリスクが増え危険です。持ち込みの際は看護師に必ずご相談ください。 - お子さんの食べ物などに関するアレルギーの情報は、入院前に医師又は看護師にお伝えください。
患者さんを診察する医師
入院の際に患者さんの診察を担当する医師が決まり、各診療科の部長・医長と協力してより良い診察を行うよう努めています。
又、夜間・休日等担当医師が不在の場合でも、複数の医師で対応できる体制をとっています。
看護体制
患者さんにも参画していただく中でケアの計画を立案し、看護チームとして継続して支援する体制になっています。
外出・外泊
医師の許可が必要です。原則1泊の外泊に留め、治療や療養に専念していただきます。事前に医師や看護師にご相談ください。
- 円滑な治療を遂行するために、外出外泊はできるだけご遠慮ください。
- やむを得ず外出・外泊を希望される場合は、主治医にご相談の上、許可を得てください。その際は外出・外泊許可申請書が必要になります。看護師へお申し出ください。外出・外泊の帰院時刻が予定より遅れる場合は、病棟へご連絡ください。
- 院内であっても病棟を離れる場合は看護師へお申し出ください。
- 無断外出・無断外泊及び届け出た時刻を守らない場合は、警察に患者さんの所在確認や捜索を依頼することがあります。
ネームバンド着用・お名前確認のお願い
安全な医療を提供するために、入院患者さん全員にネームバンドの着用をお願いしています。点滴・注射・輸血、検査・処置・お薬の服用・書類の受け渡しなど名前の必要なあらゆる場面で、患者さんのお名前をネームバンドを用いて確認します。
確認の都度お名前をお尋ねしますので、お名前をフルネームでお答えください。又、ネームバンドでも確認させていただきます。趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
病室
一般室は6人室です。ベッドの位置のご希望は病状によって判断しています。
病棟(診療科)によっては、個室・2人室が用意されています。広尾病院は全体的に個室や2人室が少なく、患者さんの状態や治療によって個室が使用されます。入院申し込み時にご希望を伺いますが状況によってご希望通りの病室をご用意できないこともありますのであらかじめご了承ください。
患者さんへのお願い
- 特別室のご利用中、他の患者さんの病状によって部屋の移動をお願いすることがあります。ご了承のうえご協力宜しくお願い致します。
- トイレなどの設備は、一部の特別室となり、すべての個室には備え付けられていません。
病室出入り口 ベッドネーム表示のお願い
安全な医療を提供するため、病室入口及びベッドに患者さんのお名前を表示しています。不都合な場合には看護師にご相談ください。
入院生活のきまり
- ナイフ、はさみ等その他、危険物は持ち込まないで下さい。
- ごみの分別にご協力お願いします。病室のごみ箱の中には不燃物は捨てず、看護師にお申し出ください。
- 患者さんのプライバシーを保護するため、患者さんに関するお電話でのお問い合わせや取次ぎには応じていません。連絡が必要な方には患者さん自身でお知らせください。但しお電話があった旨はお伝えします。
- 消灯時間は、午後9時30分です。消灯時間を過ぎてからの点灯やテレビの視聴はご遠慮ください。
- 当院は敷地内全面禁煙です。喫煙所はありません。
- 病室での電源使用として白色コンセントのみご使用いただけます。赤・黒のコンセントは緊急用非常用電源ですので使用しないで下さい。なお白色コンセントについても点滴・処置等を行う場合は、使用を制限する事がありますので、予めご了承ください。
- 携帯電話のご使用は以下の区分に従ってください。スマートフォン・タブレット端末も同様の取り扱いになります。他の患者さんの迷惑とならないようにご利用下さい。
通話の利用時間:午前6時00分~午後9時30分
携帯電話使用エリア
通話可能エリア | 通話不可エリア | 使用禁止エリア |
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- 院内全域で写真・ビデオカメラ撮影はご遠慮ください。
- テレビの利用は専用のテレビカードとイヤホンが必要です。1000円のテレビカードで約15時間(900分)見ることができます。冷蔵庫の利用もテレビ利用と同じカードになります。200円で1日(24時間)使用できます。冷蔵庫の使用は24時間単位で引き落とされますので払い戻しは致しません。残時間を確認してご使用ください。
- 一般病棟にはコインランドリーが設置されています。適宜ご利用ください。
電気製品のご使用について
電気製品 | 使用場所 | 備考 |
---|---|---|
ノート型パソコン タブレット端末を含む | 病室 デイルーム 院内にインターネットアクセス・ワイファイ設置設備はありません | 使用には医師の許可が必要です。キータッチ音の発生にご注意ください。使用の場合、治療・療養の妨げにならないよう時間制限がつく場合もございます。ご了承ください。 |
携帯ラジオ ポータブルオーディオプレーヤー 携帯ゲーム機器 | 病室 デイルーム | イヤホンを使用してください。 |
電気カミソリ | 病室 病棟洗面所 | 洗面所に置きっぱなしは注意してください。 |
ヘアドライヤー ヘアアイロン | 病棟洗面所 | |
電動歯ブラシ | 病室 病棟洗面所 |
- その他上記以外の電気製品は主治医・看護師に相談してください
- 使用可能時間
午前6時~午後9時30分(左記時間内であっても、周囲の状況によってご配慮いただきご使用下さい) - 電気料金は無料です
- 使用上の注意
- 医療上の必要から患者さんの了解を得ずに、使用機器のコンセントを抜くことがあります。あらかじめご了承ください
- 周囲の患者さんに迷惑をかけないようにご使用ください
- 使用が終わったらコンセントを抜いて下さい
- 職員の指示に従ってください
- 持ち込み使用されている電気製品は、患者さんが責任を持って管理してください。万一、故障などが発生したような場合も病院では責任を負いかねますのでご了承ください。
又、停電によりパソコンなどのデーターが消失したような場合も同様です。
- 使用が認められない場合
- 医師・看護師が患者さんの治療上悪影響があると判断したとき
- 他の患者さん等に不快感を与えるとき
- 火災の発生の恐れがあるとき
- 規格外の機種を使用するとき
- 使用ルールが守れないとき
- その他相応の理由があるとき
- 持ち込み使用ができない電気製品
テレビ ヒーター 電気ストーブ 小型冷蔵庫 コーヒーメーカー 電気ポット 電気毛布 ジューサー オーブントースター 空気清浄器 加湿器等
防犯・災害時について
- セーフティ・ボックス
床頭台に備え付けてあります。
財布や小物が入る程度のサイズです。大きさにもよりますが長財布は入らないことがあります。
盗難防止の為、常に貴重品はセーフティ・ボックス内に管理保管し、施錠をして下さい。必ずカードキーは身につけておくようにお願いします。
多額の現金や貴重品は持ち込まないで下さい。紛失・盗難があった場合は当院では責任を負いかねます。ご了承ください。 - 非常口
各階に非常口があります。災害時には職員の指示に従って行動してください。
避難の際にはエレベーターの使用は控えてください。
地震の際にはエレベーターは停止します。 - 防犯カメラ
防犯・安全上の理由から、一部の病室や病院玄関などに防犯カメラを設置しています。
迷惑行為に対する対応
以下に記載する迷惑行為により病院の運営・管理に支障をきたすと考えられる場合、診療の継続をお断りし、退院していただくことがあります。
なお、場合によっては警察へ通報することがありますのでご理解ご協力をお願いします。
- 他の患者さんや職員への暴力・暴言・大声・威嚇・セクシャルハラスメントなど診療に支障をきたす場合
- 許可なく無断で外出・外泊をする場合
- 建物・設備・機器などを破壊又は故意に損傷を行った場合
- 他の病室へ出入り、立ち入り禁止区域などへの立ち入り行為を行った場合
- 院内での飲酒や病院敷地内での喫煙行為を行った場合
- 危険物の持ち込みをした場合
- その他、「入院のご案内」などでお知らせしている病院の規則への違反行為を実施した場合
最終更新日:2018年2月28日