スポーツ疾患

    • 陳旧性前距腓靱帯損傷

    • 足関節の外側にある前距腓靱帯を損傷する、いわゆる足関節捻挫の代表的な病態です。繰り返す捻挫により不安定感や慢性的な痛みが残ることがあります。保存療法を基本とし、不安定性が強い場合には靱帯修復・補強術を検討します。

      術前ストレスX線撮影を行い、
      不安定性を評価します。

      手術では、残存している靱帯の修復術に加え、
      人工靱帯による補強術を追加します。

    • アキレス腱断裂

    • ふくらはぎの筋肉と踵をつなぐアキレス腱が断裂する外傷です。スポーツ中の急なダッシュやジャンプ動作で発症することが多く、歩行困難を生じます。保存療法または手術療法を、年齢や活動性に応じて選択します。

    • アキレス
      アキレス

      手術療法では、内山法による近位3束、
      遠位2束による縫合術を行います。

    • 距骨軟骨損傷

    • 足関節の骨(距骨)の軟骨や骨の一部が損傷する疾患です。
      捻挫後の痛みや腫れが長引く原因となり、関節の引っかかり感を伴うことがあります。保存療法のほか、必要に応じて関節鏡手術などを行います。

    • 術前
    •  

      骨髄刺激法(micro fracture)
    • Jones骨折

    • 足の小趾側にある第5中足骨の付け根に生じる骨折です。血流が乏しい部位のため骨がつきにくく、スポーツ選手にも多くみられます。
      骨折の状態に応じてギプス固定や手術を選択します。
    • 手術前
      手術後
    • 腓骨筋腱脱臼

    • 足関節の外側を通る腓骨筋腱が、本来の位置から外れてしまう疾患です。足関節捻挫をきっかけに発症することが多く、痛みや腱がずれる感覚(弾発感)を伴います。保存療法で改善しない場合やスポーツ復帰を希望する場合には、手術を検討します。

    • 脱臼時の身体所見
    • 手術
    • 最終更新日:2026年7月14日