2. 小児救急医療に関する指標

小児救急医療に関する指標

LWBS (patients to leave without being seen)割合

令和元年度令和2年度令和3年度
0.16%0.05%0.08%
定義
トリアージ後キャンセルの申出によって医師の診察前に帰宅した件数/ER受診件数

ECMO導入・搬送件数

令和元年度令和2年度令和3年度
9件12件
定義
院内でのECMO件数+院外搬送件数
説明コメント
体外式膜型人工肺(ECMO)とは肺や心臓の機能が極端に低下した際に体外循環により呼吸・循環を補助するものです。ECMOには専門的な知識や技術が必要とされるため医師を中心とした多職種がチームとなって取り組まなければ迅速な導入や安全な管理はできません。
臨床工学技士はこのECMOチームの一員として安全で質の高い診療支援技術の提供に日々努めております。より迅速な対応に向けて独法化とともに勤務体制を変更しました。院内常駐とすることで24時間365日緊急対応が可能となっています。

デバイス関連感染症発生率(デバイス使用率)

区分令和元年度令和2年度令和3年度
カテーテル関連尿路感染症
(CAUTI)発生率
7.8%
(0.5%)
4.7%
(0.5%)
人工呼吸器関連肺炎
(VAP)発生率
7.7%
(0.40%)
10.2%
(0.42%)
中心静脈関連血流感染症
(CLABSI)発生率
1.6%
(0.47%)
2.0%
(0.46%)