9. 専門医療に関する指標

専門医療に関する指標

摂食障害入院患者数

令和元年度令和2年度令和3年度
23件28件29件
定義
摂食障害入院患者数
説明コメント
総合診療科が摂食障害治療のからだ部分の管理に関わることで、医療の質の向上を得られるとともに、児童・思春期精神科によるこころ部分の治療にすみやかに移行できます。
児童・思春期精神科と総合診療科の窓口担当者による定期的な打ち合わせ、他科依頼制度を活用し、積極的に患者さんを受け入れていきます。

外来糖尿病カンファ症例数

令和元年度令和2年度令和3年度
26人22人26人
定義
外来糖尿病カンファ症例数
説明コメント
1型糖尿病では患者さん個々人の生活にあわせたインスリン投与が必要で、疾患理解とコントロール改善のために多職種で連携して指導すべき疾患です。
内分泌・代謝科医師、糖尿病認定看護師、外来看護師、栄養士が患者さんの治療状況を共有したり、患者会の企画をするために定期的にカンファレンスを行っています。

腎臓およびリウマチ膠原病診療における高度医療の実施

区分令和元年度令和2年度令和3年度
難治性ネフローゼ症候群に対する
リツキシマブ投与症例数
22例24例14例
リウマチ性疾患に対する
各種生物学的製剤使用症例数
24例32例39例
定義
難治性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ投与症例数
リウマチ性疾患に対する各種生物学的製剤使用症例数
説明コメント
両治療法とも小児腎臓およびリウマチ膠原病領域における、疾患管理に難渋した場合の高度治療(生物学的製剤)使用です。この治療は適応・副作用を含めて、熟知した医師および医療機関によってなされるべき治療であり、これらの高度医療を率先してかつ安全に行っていくことが、当院の使命であると考えています。
一定期間毎の適応ならびに治療反応の振り返りを行い、適切に実施してまいります。

関節型若年性特発性関節炎患者に対するステロイド関節注治療の症例数

令和元年度令和2年度令和3年度
6件12件8件
定義
関節型若年性特発性関節炎患者に対するステロイド関節注治療の症例数
説明コメント
米国では少関節型若年性特発性関節炎の初期治療として推奨されている治療ですが、本邦では行われていません。本治療で効果があれば、永続的な免疫抑制薬・抗リウマチ薬の内服が不要であるため、初期治療として是非試みるべき治療と考えられます。
米国での臨床経験のある医師のもと、他院に先駆けて率先して同治療を啓蒙してまいります。

終夜脳波ポリグラフ実施件数

令和元年度令和2年度令和3年度
33件41件44件
定義
終夜脳波ポリグラフ実施件数
説明コメント
てんかん患者の適確な治療と管理のために、脳波所見、特にてんかん発作時の脳波所見を把握することが重要であり、終夜脳波検査が必要です。また、症状として無呼吸を呈する患者において、てんかん性無呼吸であるか、非てんかん性無呼吸であるかを鑑別するために、ポリグラフ検査は必須です。
上記患者に対して、専門性の高い医療を提供するために、終夜脳波ポリグラフ検査件数をさらに増やすことに取り組みます。

呼吸器内視鏡件数

令和元年度令和2年度令和3年度
622件573件672件
定義
呼吸器内視鏡件数
説明コメント
気道病変が疑われる病態には内視鏡検査が不可欠であることが多く、適応に従って適切に実施しています。

神経因性排尿筋過活動患児に対するボトックス注入療法

令和元年度令和2年度令和3年度
0件3件3件
定義
神経因性排尿筋過活動患児に対するボトックス注入療法

手足の先天性形態異常患者の新規紹介数

令和元年度令和2年度令和3年度
93件131件153件
定義
手足の先天性形態異常患者の新規紹介数
説明コメント
手足の先天異常は時に整容的問題と機能的問題を同時に有することがあり、治療が難しいこともまれではありません。当院では整形外科と形成外科のチームで診療にあたることで、そのような難しい症例にも対応しています。今後も他院での対応が難しい症例を含め、積極的に診療にあたっていきます。

リエゾンチーム新規関与患者数

令和元年度令和2年度令和3年度
231人229人310人
定義
リエゾンチームが新規で関与した入院患者数
説明コメント
当院では、からだの病気で入院している子どもたちに生じる様々な心理社会的問題について、医師・心理士・ソーシャルワーカー・看護師・保育士など多職種で関わり、「こころ」と「からだ」を総合した医療の提供を目指しています。
ほぼ毎日からだ病棟を回り、積極的にニーズを拾い上げています。スタッフへの間接的な支援も大切にしています。(上記患者数は、直接・間接に医師が関与したもので、例えば心理士のみで対応したもの等は含まれていません。)

超音波検査

令和元年度令和2年度令和3年度
16,492件
6.7日
15,869件
4.7日
16,671件
4.0日
定義
(上段)超音波検査実施数
(下段)検査予約待ち日数
説明コメント
高額医療機器である超音波検査装置の有効活用を目的として実施件数を、患者さんや依頼科の需要に対するサービス向上を目的として予約待ち日数を指標としています。
これら指標への取り組みとして、超音波検査担当者の継続的な育成と予約枠の調整・管理を行っています。

画像診断読影率

令和元年度令和2年度令和3年度
86.3%88.6%
定義
CT検査/MRI検査/核医学検査において、
全検査数に対する翌診療日までに読影を終了した検査数の割合
説明コメント
適格な診断と治療方針の決定の過程において、画像診断は重要な役割を果たしています。専門性の高い迅速な画像診断報告が医療の質を確保し、医療の透明性や客観性を担保することも期待できます。
当科では、診療科カンファレンスへの参加、遠隔画像診断の環境整備に取り組んでいます。

疑義照会・処方提案件数

令和元年度令和2年度令和3年度
1,618件1,665件2,375件
定義
薬学的検討に基づく処方箋疑義照会と処方提案により、処方変更となった件数
説明コメント
処方量、用法、相互作用、検査値からの副作用が予測される場合など、処方内容に薬学的な疑問がある場合には医師に対して疑義を行い、処方の提案を行います。この疑義照会を確実に行うことは薬物療法における医療の質の向上と安全の確保につながります。

食事満足度

令和元年度令和2年度令和3年度
91.8%91.7%95.4%
定義
[食事アンケ-ト」と「退院時患者満足度アンケ-ト」において、病院の食事に対する問いに「満足」、「ほぼ満足」と回答した割合
説明コメント
病院での食事は治療の一環であるとともに患者サービスとしての側面もあります。安全・安心でおいしい食事提供は、病院選びの一つのポイントともなり得ます。
入院生活の癒し、楽しみとして満足していただけているか、また、治療の一環として食事が進まない、栄養状態が低下している場合に各患者個々にあった食事内容を提案し提供できているかという点は病院の質を評価する指標となります。
当院では基本献立は在院日数より28サイクルとしていますが、365日、朝食、夕食の選択食を実施しています。また、季節感を感じていただけるよう暦の行事に合わせた「行事食」、子供たちが好む料理を取り入れた「お楽しみ献立」をサイクル献立に組み込んでいます。
長期入院の患者さんについては、食思不振、治療により食べ難い食品や料理がある場合に管理栄養士がベッドサイド訪問し、患者本人や保護者の要望も確認しながら医師、看護師とも相談し、可能な限り個別の対応を行っています。

保育士による行事企画

令和元年度令和2年度令和3年度
88回73回96回
定義
保育士企画の行事実施数
説明コメント
入院環境の中で、患児の「良い状態」を創りだすこと、経験を積み「充実度」(満足度)を高めることを目的に、保育士の専門性を活かした行事を立案し、多職種と協働しながら実施をしていきます。