新年の院長あいさつ

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新年の院長あいさつ

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 地方独立行政法人東京都立病院機構の一員となり、当院の地域医療や、災害対応などへの役割は以前にも増して大きくなってきたと感じております。新年に当たり、昨年の振り返りとともに、今後の計画等についてご報告させていただきます。

一歩進んだ一般診療に向けて

 一般診療では、小児科病床数の増加、プレイルームの拡充、保育士の雇用、高い救急応需率の維持など、積極的に小児医療に取り組んでおります。今年はセキュリティの整った小児専用病床を立ち上げる予定です。

 内科、外科系診療科共にがん治療にも注力しております。消化器外科、婦人科、泌尿器科のロボット支援下手術も、適応を拡大するとともに、ダビンチ手術を指導できるプロクター(新しい治療や手術を安全に行うため、医師を指導・監督する専門医)の増加、術者資格取得者の増加などマンパワーも充実させ、年間手術件数も300例程度まで増加させてきました。1年後には手術室の増設も計画しております。
 呼吸器外科では気胸・血胸・膿胸などの緊急手術、整形外科でも骨折対応など救急手術に対応しております。外科、内科共に内視鏡手術を中心とした高齢者にも優しい低侵襲治療を推し進めてきております。内科系、外科系診療科ともに外来がん化学療法も積極的に行い、化学療法用ベッドも拡充いたしました。
 循環器内科は葛飾区心不全ネットワークの一員として、急性冠症候群に加え、心不全治療にも力を入れております。
 リハビリも理学療法士を増員し、栄養科も早期栄養開始に努力するなど、より良い状態での社会復帰に向けてサービスを強化しております。

災害に対する備えを怠らず

 当院は日常的な医療に加え、災害拠点病院として災害対応にも力を入れております。昨年10月には葛飾区主催の葛飾区医療救護訓練(Aブロック)に幹事病院として参加し、葛飾区医師会・歯科医師会・薬剤師会、地元警察署や消防署、亀有地区、東金町地区の医療機関や、小学校そして100名を超えるボランティアの協力を得て無事に訓練を終えることができました。
 本年1月には東京都で実施される関東DMAT訓練に参加いたします。葛飾区は水害や地震災害による災害で大きな被害が想定されている地域であり、地域をあげての災害対策が極めて重要です。

活力ある午年に

 今年は丙午の年にあたり、古来より勢いと躍動の気が満ちる年とも言われております。当院も情熱と活力をもってより質の高い医療を提供し、地域の皆さまと共に歩む一年にしてまいる所存です。皆様にとって、よい年となることを心より願っております。

院長略歴

学歴・職歴

  • 1980年 東京大学医学部医学科卒業
  • 1982年~1986年 ハーバード大学医学部付属マサチューセッツ総合病院、麻酔科レジデント、心臓麻酔フェロー、集中治療フェロー、ハーバード大学講師
  • 1990年~1991年 ハーバード大学医学部助教授、研究・臨床フェロー
  • 1996年 帝京大学医学部麻酔科学講座教授
  • 2000年 明芳会新葛飾病院副院長
  • 2004年 順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座教授、医学系大学院麻酔科学および疼痛制御学教授
  • 2008年~2010年 順天堂大学医学部付属順天堂医院院長補佐
  • 2010年~2016年 順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長
  • 2017年~2018年 公益社団法人日本麻酔科学会理事長
  • 2020年 順天堂大学大学院医学研究科特任教授、順天堂大学名誉教授

専門・研究分野

  • 麻酔科学全般
  • 周術期の輸血療法(厚労省「輸血製剤の使用指針」作成委員)

資格

  • 麻酔科標榜医
  • 米国麻酔科専門医
  • 外国人修練指導医
  • 独立行政法人日本医薬品医療機器総合機構(PMDA)専門委員
  • 日本麻酔科学会 名誉会員
  • 日本医療安全推進学会 名誉会員
  • 日本麻酔科医会連合 監事

最終更新:2026年1月1日