神経精神科の診療内容(患者さんへ)

神経難病などが原因となり、気分が沈む、眠れない、意識がもうろうとする、居ないはずの人が見える、以前と人が変わってしまったような態度を取ってしまうといったことがあります。また疾患の症状としてではなく、ご自身が不安やうつ的気分が強いと感じて悩んだり、病気をどう受け止めていいのか分からないなどといったことも、療養している人に生じることのある自然な思いです。

当科では神経病院に入院となった患者様を対象に、医師と心理士が個別に、あるいは協力して病状の見立てを行い、必要に応じてお薬の調整を含めた治療、助言を行っています。

また、当科の心理士は、脳神経内科、脳外科、神経小児科など担当医師の依頼を受けて、知的な機能、注意や記憶を含む神経心理学的検査などの心理検査や、ご家族からお話を伺いながらお子さんの発達評価などを行っています。カウンセリング等の技法を取り入れた心理サポートを行うこともあります。

入院中に当科の医師や心理士が面談する場合には、入院担当の医師からの依頼を必要とさせていただいています。どうぞご了承ください。