栄養科の主な業務内容
1. 入院患者さんへの食事提供
入院患者さんの年齢・発達段階に応じて、ミルク・離乳食・幼児食・学齢児童などの食事を用意し、安全でおいしく、楽しいお食事を提供しています。
また、食事療法が必要な患者さんには、医師の指示に基づき、栄養成分管理を行った特別治療食を提供しています。
今週の献立表はこちらからご覧ください。(毎週金曜更新)
直近2週間の献立表(PDF 201KB)
おいしく楽しい食事
煮物や汁物に使用するだし汁は鰹節を使用し、材料の旨みを引き出すようにしています。
コロッケやハンバーグは手作りで、一つずつ手で成型して仕上げています。
選べる食事
朝食は和食又はパン食から、夕食には2種のメニューからお好きな料理が選べる「選択食」を毎日、実施しています。(食物アレルギーや一部の治療食の方は対象外です。)
お楽しみ献立
一年の行事にちなんだ献立や小児向けお楽しみメニューを月2回、提供しています。
お楽しみメニュー紹介
当院のお楽しみメニューのレシピやひと工夫などを紹介します。
- 「たけのこご飯」(PDF 391.4KB)
- 「ミートグラタン」(PDF 403.6KB)
- 「みそラーメン」(PDF 392KB)
- 「タンドリーチキン」(PDF 422.7KB)
- 「帯広丼(豚の照り焼き丼)」(PDF 401.5KB)
- 「シーフードカレー」(PDF 392KB)
- 「いわしのかば焼き丼」(PDF 321.1KB)
- 「ほうとう風きしめん」(PDF 276.3KB)
- 「メープルマスタードチキン」(PDF 437.8KB)
離乳食
開始食・初期食・中期食・後期食・完了期食と5段階の離乳食を提供しています。
ミルク
一般乳の育児ミルクの他に低出生体重児用ミルク、アレルギー用ミルク、代謝異常や心臓、腎臓などの疾患に対応したミルクなど、状況に応じた様々なミルクを提供しています。
食物アレルギーや宗教への対応
入院時に食物アレルギーや宗教による食品除去を希望した患者さんに対しては、管理栄養士が個別に問診を行っています。
問診の結果、対応が必要な患者さんには、個別のお食事を提供します。
衛生管理
当センターは、平成23年3月から「東京都食品衛生自主管理認証制度」の認証を受け、徹底した衛生管理を行っています。
災害時の対応
- 非常用として3日分の食糧(ミルクを含む)と水を備蓄しています。
- 乳児用に液体ミルクを備蓄しています。
- これらの備蓄食品については随時入院食として提供しています。
2. 栄養食事指導
個別栄養食事指導(予約制 月曜日~金曜日の9時から16時まで)
食事療法が必要な患者さんに対して、医師の指示に基づき、管理栄養士が個別に指導を行います。
指導をご希望の方は担当医にお申し出ください。
集団栄養食事指導(予約制)
摂食障害やダウン症等の患者さんや家族を対象に、各診療科と連携して、定期的に集団指導を行っています。
栄養情報の提供(自由参加 当日直接お越しください)
- 「ミニ栄養展」(年2回開催)
院内のオープンスペースでテーマに応じた展示や管理栄養士による説明などを行っています。 - 「2021年夏のミニ栄養展資料」(PDF 1009.7KB)
2021年7月28日に開催しました。74名の参加がありました。 - 「2021年冬のミニ栄養展資料」
2021年12月22日に開催しました。44名の参加がありました。
[1] 「冬の生活」(PDF 820.8KB)
[2]「体調不良時症状別食事のポイント」(PDF 974.4KB)
[3]「旬の食べ物クイズ」(PDF 592.1KB) - 「離乳食講習会」(年5回開催)
森のライブラリーで離乳食の進め方について管理栄養士が説明します。
(注)開催時期はホームページや院内掲示にてお知らせしています。
関連リンク:都立病院栄養科のページへ(東京都病院経営本部)
☆都立病院の管理栄養士が作成した食事療養のすすめ方に関するページです。大人の方を対象とした内容となっておりますが、参考までにご覧ください。
3. 入院患者さんへの栄養管理
栄養サポートチーム(NST)活動
栄養状態の改善が必要な患者さんには、多職種が連携して活動する栄養サポートチーム(NST)が回診を行い、患者さんの栄養状態改善に努めています。
ちょっと知りたい子どもの食事
子どもの食事について、知っていたらお役立ちな情報やレシピを項目ごとに紹介しています。
内容は随時更新していきます。
離乳食の進め方について
「授乳・離乳の支援ガイド」が2019年に改定され、卵黄の使用が離乳初期からに変更になりました。
離乳食を始めるタイミングはいつ? どんなものから、どのくらいの量を食べさせるの?
そんな疑問を解決するため、最新版ガイドラインの内容を分かりやすく解説します。
- 「離乳食の進め方[1]~離乳開始期~」(外部リンク)
- 「離乳食の進め方[2]~離乳初期~」(外部リンク)
- 「離乳食の進め方[3]~離乳中期~」(外部リンク)
- 「離乳食の進め方[4]~離乳後期~」(外部リンク)
- 「離乳食の進め方[5]~離乳完了期~」(外部リンク)
- 「離乳食のすすめ方例」(PDF 174.8KB)
参考:「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」厚生労働省
当院の離乳食レシピのご紹介
- 「パン粥・野菜スープの作り方」(PDF 360.1KB)
- 「離乳食初期レシピ 5~6か月頃」(PDF 182KB)
- 「離乳食中期レシピ 7~8か月頃」(PDF 359.1KB)
- 「離乳食後期レシピ 9~11か月頃」(PDF 368.2KB)
こんな工夫で簡単!離乳食
- 「出汁のとり方」(PDF 266.5KB)
- 「お粥の作り方」(PDF 256.5KB)
- 「調理加工の工夫」(PDF 364.2KB)
- 「家族の料理から取り分け」(PDF 279.5KB)
- 当センターで提供している離乳食の形態一覧表(PDF 218.9KB)
子どもの生活習慣と食事について
子どもの食事は、丈夫で健康なからだを作るために、とても重要です。子どもの頃から望ましい食習慣をしっかり身に付けるようにしましょう。
望ましい食生活について解説します。
「食生活の基本について」(PDF 542.8KB)
「バランスよく食べるための献立例」(PDF 173.9KB)
子どものおやつについて
子どものおやつは食事だけではとりきれないエネルギーや栄養を補うための役割と楽しみのひとつでもあります。
では、どんなものをどのくらい食べるのが良いのでしょうか?
そんな子どものおやつについて解説します。「子どものおやつ」(PDF 713.3KB)
手作りおやつレシピの紹介
- 「スイートポテト」「バナナカップケーキ」(PDF 201.2KB)
- 「パンプキンプリン」「キャロットケーキ」(PDF 166.5KB)
- 「バナナマフィン」「ココア蒸しパン」アレルギー対応:特定原材料7品目不使用(PDF 447.9KB)
- 「山の日ゼリー・海の日ゼリー」(PDF 934.5KB)
食塩量について
子どもは身体が小さい分、大人よりも食塩の必要量は少なく、中学生以降に大人と同じ摂取目標量となります。
子どものうちに薄味でもおいしく食べられるように慣れさせておくことで、将来的な疾患予防にもつながります。
○参考「2020年版日本人の食事摂取基準」による1日の食塩摂取目標量
成人男性 7.5g未満、成人女性 6.5g未満
まずは食塩をとり過ぎていないかチェック!(PDF 83.2KB)
食塩を減らすにはどのような食べ方をしたらいいの?
チェック項目に沿って気を付けるポイントを解説します。
「減塩のための注意ポイント」(PDF 348.3KB)
(注)腎臓病や高血圧、心臓病などで、医師から食塩量の指示がある場合は、指示量を守りましょう。医師の指示のもと、食事療法を行う場合には、管理栄養士の栄養指導を受けましょう。
カルシウムについて
子どもの成長にとって、カルシウムは、丈夫な歯や骨をつくるための大切な栄養素の一つです。成長期の子どもはカルシウムの必要量が多くなるので、積極的に摂りたい栄養素といえます。また、ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれる栄養素なので、合わせてとるようにしましょう。
カルシウムについて解説します。「カルシウムは、どのくらいとればいいの?」(PDF 331.6KB)
ビタミンDについて解説します。「ビタミンDでカルシウムの吸収をアップさせよう」(PDF 375.1KB)
カルシウムがとれるおすすめメニューレシピのご紹介
夏バテ予防の食生活について
夏バテ予防にはどんなことに気をつけたらいいの?
そんな夏の食生活についての注意ポイントをまとめました。「夏の食生活」(PDF 459.1KB)
夏にお手軽、メニューレシピのご紹介
- 「ねばねば豆腐丼・ぶっかけそうめん」(PDF 455.5KB)
- 「洋風ちらし・サラダそうめん」(PDF 421.8KB)
- 「キムチチャーハン・ピザトースト」(PDF 245.2KB)
- 「肉みそダレ」(PDF 200KB)
- 「杏仁豆腐」(PDF 138.8KB)
- 「マシュマロゼリー」(PDF 81.1KB)
体調がよくない時(発熱、下痢など)の食事について
体調がよくない時の食事はどうしたらいい?
熱がある時や下痢をしている時など、よくある症状別に食事のポイントを解説しています。
「体調がよくない時の食事」(PDF 274.4KB)
「消化が良い食品・料理例」(PDF 528.7KB)
お手軽、メニューレシピのご紹介
- 食欲がない時の食べやすい食事
「たまごおじや」(PDF 163.8KB)
「ももドリンク」(PDF 117.9KB)
「にゅうめん」(PDF 102.2KB)
「洋風茶碗蒸し」(PDF 94.9KB)
「お手軽おじやとうどん」(PDF 191.8KB)
「はちみつレモンゼリー」(PDF 147.5KB) Twitter掲載レシピ
料理を自分の手で作ることで、食べ物や食事、栄養に興味を持つきっかけになることもあります。子どもでも作りやすい料理を紹介します。
「鬼まんじゅう」(PDF 330.9KB)
「ツナと大根のおろしスパゲティ」(PDF 545.4KB)
その他
当センターで提供しているお食事の再加工形態(ペーストやきざみなど)を写真とともに掲載しています。