ご挨拶

病院長 今村和広 ご挨拶

 当院のルーツは、終戦直後に設立された結核保養所にまで遡ります。「東京都立府中病院」として地域に親しまれてきた私たちは、2010年の移転新築を経て現在の名称となり、小児総合医療センター・神経病院とともに「多摩キャンパス」を形成してきました。法人形態は変わっても、都民の命と健康を守るという使命は、開院以来一日も揺らいだことがありません。
 私たちが目指すのは、「行政的医療」と「先進的医療」の両立です。救命救急センターと「東京ER」による24時間365日の救急対応、がんゲノム医療やロボット支援手術といった最先端治療を提供する一方で、精神科救急・難病治療・障害者歯科など、採算だけでは語れない、しかし誰かが担わなければならない医療を公的病院として責任を持って担ってまいります。
新型コロナウイルス感染症への対応で培った呼吸器集中治療の経験、小児総合医療センターと連携した周産期医療とともに、多摩地域の「命のインフラ」として、これからも皆さんの傍らに立ち続けます。
 いま、多摩地域は大きな転換点を迎えています。今後、85歳以上の高齢者が全国平均を上回るペースで急増し、医療需要が拡大する一方で、支え手となる現役世代は減少していきます。
多摩地域の「2040年問題」であるこの現実から、私たちは目を逸らしません。
多摩キャンパス全体の総合力を結集し、地域の医療機関との連携をさらに深めることで、この街に暮らす皆さんが、住み慣れた場所で安心して生活を続けられるよう、職員一丸となって取り組んでまいります。

 「いざというとき、あそこがある」——皆さんにそう思っていただける病院であり続けることが、私たちの誇りであり、責任です。
 
2026年4月1日
地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立多摩総合医療センター
院長 今村和広

院長 今村和広

副院長 島田浩太 ご挨拶

平素より大変お世話になっております。内科系副院長の島田浩太と申します。
2024年7月に副院長を拝命し、医師の働き方改革、医師の研修・育成、診療情報管理、臨床研究・研究倫理を主に扱ってまいりましたが、2025年4月より内科系全般についても担当させていただいております。
多摩地区には2010年10月にリウマチ膠原病内科医として着任し、多摩地域400万の方々に提供するリウマチ膠原病診療のさらなる充実を試みてまいりました。その一環として、2017年4-9月の半年間は現在の東京都立多摩南部地域病院の内科に出向し、リウマチ膠原病部門の立ち上げを行いました。2019年より5年間あまりの診療科のまとめ役の経験から、よりよい医療の実践には、医学的知識・技術そのものだけでなく、それらをいかに効率的に診療に反映するかといったプラクティスのあり方もまた大変重要であることをあらためて痛感してまいりました。
少子高齢化の加速、聖域なき働き方改革、都立病院の地方独立行政法人化といった環境の変化を踏まえ、また生かしながら、多摩地域のみなさま方によりよい医療を提供し続けられるよう、微力ながら努めてまいります。ひきつづきご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

副院長 島田

副院長 森田泰弘 ご挨拶

2026年4月より、外科系副院長を拝命いたしました森田泰弘と申します。
2003年4月に旧・都立府中病院外科に赴任して以来、当院の消化器外科診療(専門は肝胆膵外科)に携わってまいりました。これまで、地域の皆様、近隣医療機関の皆様には、多くのご支援を頂き、心より感謝申し上げます。
当院は、東京都多摩地区における基幹病院として、がん、救急、周産期、難病など幅広い領域で、地域の医療ニーズに対応しております。がん診療では、地域がん診療連携拠点病院として、ロボット支援手術はじめ、ゲノム医療、強度変調放射線治療、CAR-T療法など、高度で専門的な医療を担える体制を整えております。
 また、総合病院として、各診療科間の密な連携により、様々な疾患をお持ちの患者様に対応できる「総合力」をもっています。患者さんやご家族に「この病院で治療を受けて良かった」と心から感じていただけるよう、「総合力」を生かし、職員一同が一丸となって日々の診療に取り組んでまいりたいと存じます。
引き続き、ご指導、ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。

副院長 森田泰弘