遺伝性大腸がんとは?
大腸がんの多くは、生活習慣や加齢など、さまざまな要因が重なって発症すると考えられています。一方で、約5%は生まれつき受け継いだ遺伝子の変化が関係する「遺伝性大腸がん」です。
遺伝性大腸がんでは、若い世代で発症したり、大腸がんを繰り返したり、大腸以外のがんを発症しやすいなどの特徴があり、一般的な大腸がんとは異なる診療や経過観察が必要になります。
代表的な遺伝性大腸がんには、リンチ症候群と家族性大腸腺腫症(FAP)があります。
リンチ症候群
大腸がんをはじめ、子宮体がんや胃がんなど、さまざまながんを発症しやすくなる遺伝性の病気です。
次のような方は、リンチ症候群の可能性があります。
- 50歳未満で大腸がんを発症した
- 大腸がんを複数回発症している
- ご家族に大腸がん、子宮体がん、胃がんなどの方が複数いる
家族性大腸腺腫症(FAP)
若い頃から大腸全体に多数のポリープができる遺伝性の病気です。
治療せずにいると、大腸がんを発症する可能性が非常に高いため、予防を目的とした手術を行うことがあります。また、大腸以外の消化管や他の臓器にも病変がみられることがあります。
遺伝性大腸がんカウンセリング外来
当外来では、遺伝性大腸がんが心配な方や、大腸がんと診断された方、そのご家族を対象に、遺伝に関する疑問や不安について専門医がわかりやすくご説明します。
遺伝学的検査を希望される場合は、検査の意義や結果による影響について十分にご理解いただいたうえで、必要に応じて臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを行います。
遺伝学的検査の結果は、ご本人だけでなく、ご家族にも関係する場合があります。そのため、検査を受けるかどうかは十分に相談しながら進めていきます。
ご自身やご家族の大腸がんについて「遺伝が関係しているかもしれない」と心配な方は、お気軽にご相談ください。
- 当外来は自費診療です。
外来日時
毎週 火曜日~木曜日 16時~
予約方法
予約制です。
予約センターへお電話ください。
予約センター
042-323-9200
受付:月曜日~土曜日 9時~17時
費用
- 初回:11,000円
- 2回目以降:8,000円



