- 概要
診療内容・特色

当センターは化学療法:27床ならびに関連する輸液療法、輸血療法:4床で治療を行います。化学療法のレジメンはがん化学療法検討部会において安全性と有効性が確認・登録されたものです。がん化学療法は危険性を伴う治療のため、レジメンの種類・患者確認・薬剤の種類・量・投与順などはコンピューター管理化され、ヒューマンエラーに備えたシステムとしています。
治療室は電動式リクライニングベッド、観葉植物、BGMなどリラックスして治療を受けられるような環境作りに配慮し、治療上の不安に対しては医師のほか、看護師(有害事象の説明とその対応方法など)、薬剤師(薬剤の作用機序や有害事象の説明など)がそれぞれの視点からサポートしています。夜間の副作用に対してはERを窓口に担当診療科が対応します。
主な医療設備
外来化学療法センターには、リクライニングチェア25床、ベッド2床の合計27床、および面談用のコンサルテーションルームがあります。それぞれのベッドリクライニング式でナースコールが備わっており、患者さんは音楽や絵などを楽しみながらリラックスして治療を受けられる環境づくりを心がけています。ご飲食も可能です。
スタッフ紹介
外来化学療法センターには、以下のスタッフが日々従事しています。
常駐医師:(当番制)1名、看護師:7~10名(うち専従2名)、薬剤師1名
常駐医師 | (当番制)1名 |
---|---|
看護師 | 7~10名(うち専従2名) |
薬剤師 | 1名(随時薬剤説明) |
治療ベッド






治療の流れ
1. 5番 受付

再来受付機で受付をします。
2. 治療前検査

血液検査やレントゲンなどの検査があります。
- 血液検査は、結果が出るまでに1時 間ほどかかります。
3. 問診票記入

各診療科外来にて
外来受付に声をおかけください。
緑の問診票に体調の記入をします。血圧を測定して受付に提出してください。
4. 看護師・医師による問診、診察

各診療科外来にて
看護師が体調のチェックをします。
医師が診察をします。体調の検査の結果により、治療の最終決定をします。
5. 14番 外来化学療法センター受付

外来化学療法センターにて
医師から渡されたファイルを受付にお出しください。順番にお名前をお呼びします。
患者確認のため、リストバンドをつけます。
6. 治療

外来化学療法センターにて
薬剤科でお薬の調製をしています。間違いがないか確認し、点滴を行います。
治療中の日常生活の相談について対応します。
治療中、体調が悪くなったときは我慢せず看護師にお知らせください。
初回治療時は薬剤師が薬剤説明を行います。
7. 会計・お薬受け取り

治療件数
平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | |
---|---|---|---|
外科・乳腺外科 | 4,423 | 4,375 | 4,368 |
呼吸器内科 | 1,091 | 1,184 | 1,103 |
呼吸器外科 | 340 | 324 | 268 |
内科 | 1,662 | 1,678 | 1,738 |
血液内科 | 549 | 755 | 560 |
リウマチ 膠原病科 | 617 | 620 | 659 |
婦人科 | 734 | 727 | 682 |
泌尿器科 | 194 | 291 | 200 |
皮膚科 | 0 | 0 | 3 |
腎臓内科 | 1 | 0 | 0 |
歯科口腔外科 | 29 | 111 | 112 |
合計 | 9,640 | 10,065 | 9,693 |
クオリティ・インディケーター(Quality indicator)
2013 | 2014 | |
---|---|---|
薬剤の血管外漏出率 | 0/7980 | 1/7153 |
0% | 0.014% |