「地方独立行政法人」移行のご挨拶

「地方独立行政法人」移行のご挨拶

謹啓

 夏至の候、益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。 

 本日7月1日、墨東病院を含む都立8病院と公社6病院1施設は一体となって地方独立行政法人東京都立病院機構(独法)に移行しました。7月12日には当院の前身である「本所避病院」の創立から136周年を迎えます。私たちは新たな組織へリボーン(Reborn)、まさに生まれ変わりますが、区東部地域における当院が担ってきた役割に変わることはありません。今までの機能をさらに強化し、組織改革に取り組んでまいります。 

 この2年5ヶ月の間、当院は新型コロナ感染症対応一色となってしまい、診療制限などで関係各位には多大なるご不便とご心配をおかけしました。こうした中、2年前には令和6年に法令施行となる「医師の働き方改革」の準備に着手しました。また、患者地域支援(PR)センターを都立病院で最初にオープンし、在宅支援を含め地域医療機関との連携を一層深めています。患者さんの入院前から退院後の地域での生活を見据え、2025年問題、2040年問題に備えていきます。 

 墨東病院設立60周年を迎えた昨年には、集中治療科を新設、医療安全に基づいた院内救急体制強化を行っています。また、外科系診療科の充実に向け手術支援ロボットを導入、外科、泌尿器科、婦人科において高難度のロボット手術を毎日、安全に実施しています。 

 今年は独法移行に合わせ、周産期診療やがん診療などの強化のため遺伝子診療科を開設します。外来化学療法室は通院治療センターと改称し、服薬・栄養指導や緩和ケアなども充実させ、多職種によるがん患者さんへのサービス向上を目指しています。内視鏡センターにおいてもAIを用いた正確な診断と低侵襲の早期がん治療を確実に施行していきます。 

 上記の取り組みのすべては独法に向けたプレリュード(序曲)です。これに伴う院内体制も整備し、良い準備ができました。私たちはこの準備をホップに、独法で力強くステップし、皆様の「期待を超える」病院へ大きくジャンプしてまいります。 

 今後とも皆様方からのご支援とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

謹白

令和4年7月1日 

地方独立行政法人 東京都立病院機構理事 東京都立墨東病院長 足立健介

2022年7月1日 最終更新