令和元年度 テーマ別改善運動 受賞サークル一覧

令和元年度(17病院等にて実施)

最優秀賞 (多摩総合医療センター 「はずきライト」)

点滴ライトの作成 くるりライト

夜間も点滴を行う入院患者は多い。夜の病室は暗く、懐中電灯を片手に、点滴作業は困難で患者の顔に光が当たってしまう。そこで安全で患者に優しい、点滴ライトの作成を考えた。スタンドにワンタッチで着脱できる、新製品の点滴ライトを作成することができた。

点滴ライトの作成くるりライト.pdf(PDF 2.6MB)

優秀賞 (駒込病院 有限カンパニー☆タイムキーパーズ)

でっかくなって帰ってきた!!診療科チームで取り組むタイムマネジメント

手術室稼働効率向上を目的に、医師・看護師が協同して手術準備時間82.6分/日短縮する仕組みを構築した。みんなで楽しむ業務改革をモットーに、全8チームで診療科別の役割分担カード作成等に取り組み、各チームで意識が高まる工夫をした。経営改善・患者サービス向上・働き方改革などが期待できる。

でっかくなって帰ってきた 診療科チームで取り組むタイムマネジメント.pdf(PDF 2.5MB)

優秀賞 (豊島病院 TOSHIMAらじえーしょんホーム)

放射線科の手術支援レポート

画像等手術支援加算の算定範囲拡大に向けて取り組みを行った。放射線科の3Dワークステーションを手術室で表示できる環境を整え、他科と連携を取りながら、算定するためのワークフローを整備した。その結果、算定可能な手術を拡大し、増収につながった。今後は、更なる算定拡大を図りたい。

放射線科の手術支援レポート.pdf(PDF 4.6MB)

優秀賞 (松沢病院 業務改善推進チーム 星組)

災害時におけるITを活用した情報共有について

災害拠点病院である当院がその機能を十分に発揮するためには、医療職が発災後の救護活動に極力専念できる環境が必要である。そこで、災害対策本部への被害状況報告等を救護現場から離れずに行え、それらの情報を途中から参集した職員でも容易に確認できるようITを活用した災害ポータルを開発した。

敢闘賞 (大塚病院 2020おもてなし隊)

外国人患者さんにも安心な食事提供

今後ますます増加する外国人患者に対して、タブレット端末を利用した病院食説明及び食事問診ができるコミュニケーションツールを作成した。イラストや写真を多用することで、英語以外の言語でも、指さしで患者の希望を確認でき、患者サービス及び医療安全の向上に寄与した。

敢闘賞 (荏原病院 Let's 安美食)

安全な嚥下食の提供を目指して

嚥下障害の食事支援のため、学会分類に基づく嚥下食を提供している。嚥下チームとして回診する中で、嚥下障害患者にとって一部不適切な形態の料理があることがわかった。チームで改善に取り組み、生きる楽しみにつながる経口食支援のためのより安全で治療効果の高い食事提供につながったので報告する。

敢闘賞 (墨東病院 補助Good!)

Kindness ER ~患者と技師にやさしい撮影室を目指して~

ERを受診される患者さんは症状も多岐に渡るため、放射線科では患者状態を考慮した撮影を行っている。痛みの強い患者さんや小児に対し、不安なく安全に優しくX線撮影を行えるよう撮影補助具を新しく作成した。これにより、患者サービス向上と技師の負担軽減に寄与する成果が得られた。

敢闘賞 (多摩南部地域病院 ホワイトアウト)

地域薬剤師との集いから誕生!オリジナルの情報共有用紙でお薬手帳をrank up!

お薬手帳の患者情報欄活用のため、地域薬剤師と協同し独自の『情報共有用紙』を作成した。当該用紙の使用は、薬物療法に必要な基本情報を各施設の医療従事者が共有することに繋がり、薬物療法のリスク回避と質の向上に貢献できる。今後も地域で使用後の意見交換を行い、さらなる医療安全に繋げたい。

特別賞 (小児総合医療センター 森の歯医者さんプラスわん)

ファシリティドッグが介在した口腔ケアの取り組み

児童・思春期精神科病棟で、入院患者参加型防災訓練を実施した。訓練前に、視覚からの 情報提供のための絵カードを使用し、短時間の説明会を3回実施した。訓練では、参加し た患者全員が自分で身を守る避難行動ができた。訓練の準備と効果を報告する。