先輩職員からのメッセージ(荏原病院)

志望動機・都立病院に決めた理由

荏原病院 先輩職員

 就職活動を始めたころ、都立病院に勤務したことのある方からお話を伺う機会があり、興味を持ったのがきっかけです。都立病院には各々特色があること、病院間の異動があるというのもいろいろな経験ができるといった意味で魅力でした。
 また、自分の出身地である東京で貢献できる仕事に就きたいというのがかねてからの夢でしたので東京都を選択しました。

これまでの仕事

 平成元年入都し墨東病院に配属となり、血液検査と生理検査を経験しました。生理検査では心電図、呼吸機能、脳波検査、超音波検査などを行い、超音波検査士認定は消化器、泌尿器、体表、循環器、産婦人科の領域を取得しました。
 荏原病院では病院機能評価や電子カルテの導入、新人の育成に携わりました。駒込病院では超音波検査の当日予約フリー検査導入・定着、超音波検査担当技師の育成に携わりました。二度目の墨東病院では超音波検査の予約待ち日数縮減に向け取り組みました。現在、荏原病院検査科技師長として検査科を統括しています。

現在の仕事・職場

小児総合医療センター外観の写真
荏原病院 職場風景

 私の勤務する荏原病院は地域医療支援病院として地域の医療機関と連携し患者さんの治療にあたっています。検査科では検体検査、輸血検査、一般検査、細菌検査、病理検査、生理検査、採血を行っているほか、24時間365日緊急検査対応を行っています。
 当院検査科の特徴として、精密胎児超音波検査を臨床検査技師が行っていることがあげられます。また生理検査室内でCPAP外来診察を循環器医師が行っており技師が対応しています。連携医から依頼される超音波検査の種類も徐々に増やしてきました。病理診断科では他院からの剖検受け入れや、術中迅速診断の受け入れを行っています。

達成感・やりがい

 検査や採血の時に接する患者の方から、病院や検査室の対応にお褒めや感謝の言葉を頂くその度ごとに小さな達成感とやりがいを感じます。また、臨床医から、超音波検査所見で意見を求められると、信頼と責任を感じ、検査精度を上げもっと信頼される検査科にしていこう、もっと精進しようという気持ちになります。