狂犬病ワクチン接種について
日本国内での動物咬傷に対する狂犬病曝露後ワクチンは行っておりません。
海外で動物に咬まれた・引っかかれた方へ(曝露後の対応):狂犬病は発症するとほぼ100%死に至りますが、曝露後すぐに適切なワクチン接種(曝露後発病予防)を行うことで発病を防げます。海外で動物に咬まれた等の場合は、できるだけ早くご連絡ください。可能な限り、日勤帯(平日9:00〜17:00)のうちにご相談・ご受診ください。
ご連絡先:代表番号 03-3823-2101/日勤帯はワクチン外来、時間外は救急外来へおつなぎします。
※ 救急対応の時間帯は、状況により対応できない場合があります。
まず行っていただきたいこと(応急処置)
- 傷口をすぐに石けんと流水で15分以上よく洗い流してください。
- 可能であれば消毒を行い、出血や創部の状態を確認してください。
- 咬んだ動物の種類・地域・状況を記録し、速やかに現地の医療機関を受診してください。
狂犬病ワクチンの接種について(曝露後発病予防)
曝露後発病予防では、咬傷からの経過日数に応じて複数回のワクチン接種を行います。咬傷の程度や動物の状況によっては、抗狂犬病免疫グロブリンの併用を検討しますが、当院での取り扱いはありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接種スケジュール | 咬傷からの経過日数に応じて複数回接種します(例:0・3・7・14・28日の計5回、または0日目に2回・7・21日目に各1回の計4回)。使用ワクチン・曝露前接種歴により選択します。 |
| 免疫グロブリン | 当院では取り扱っておりません。 |
| 費用 | 曝露後接種は保険適用となります。 |
渡航前の予防(曝露前接種)をご希望の方
流行地域への渡航にあたり、あらかじめ狂犬病ワクチンを接種しておく「曝露前接種」をご希望の方は、渡航スケジュールに合わせて計画します。
渡航前の曝露前接種・相談はこちら
渡航先別ワクチン計画・接種スケジュールの設計 → トラベルクリニック(渡航前)
受診の流れ・お願い
- 曝露後の方:まずはお電話でご連絡ください(代表番号 03-3823-2101/日勤帯はワクチン外来、時間外は救急外来へおつなぎします)。
- 当日の持参物:母子手帳・接種記録、お薬手帳、咬傷の状況がわかるもの(受傷日・動物・地域のメモ等)。現地医療機関での受診記録や紹介状、空港検疫所からの患者紹介連絡票をお持ちの場合はあわせてご持参ください。
- その後の接種:スケジュールは医師の指示に沿って継続してください。
注意点:狂犬病は発病するとほぼ救命できないため、曝露が疑われる場合は自己判断で様子を見ず、できるだけ早く医療機関へご相談ください。海外の医療機関で接種を開始された方は、接種記録(ワクチン名・接種日)をご持参ください。

