糖尿病内科 - 診療内容

チーム医療と集学的治療について

当科では、自己管理の方法を効果的に習得していただくため、看護師・栄養士・薬剤師・臨床検査技師などが、医師と一体となって診療に当たっています。
また、糖尿病に特有の合併症の診療については、総合病院の特色を活かして、眼科・腎臓内科・脳神経内科・循環器内科・形成外科・皮膚科・整形外科・脳神経外科など、他科の専門医と併診する体制をとっています。緊急対応の必要な循環器疾患等当院で対応できない場合は近隣の対応できる病院にご紹介しています。

外来教育と短期教育入院について

糖尿病診療の中心となる入院診療は、病状の精査とその評価による治療方針の決定と並んで、自己管理法、中でも重要な食事療法などを体験学習していただくことがポイントとなり、教育入院と呼ばれています。
十分な血糖コントロールと自己管理の習得を目指すためには、2~4週間の教育入院を必要としますが、社会的に入院の困難な方には外来指導も行っています。
また、食事療法の体験やインスリン自己注射手技の習得など、目的を限定した2~5日程度の短期教育入院も行っています。

外来診療(完全予約制)について

外来診療は、月曜から金曜まで週5日、複数の医師が交代して担当しており、完全予約制となっております。
初診の場合は、必ず、電話で予約をとった上で、現在の病状や専門的診療の必要性について、かかりつけの医師に紹介状(診療情報提供書)を作成していただき、ご持参くださるようお願いいたします。
電話予約が取れない日は診療対応できる医師がおらず、来院いただいても診療をお断りする場合がありますのでご了承ください。
予約が取れず、当院での診療をお急ぎの場合は、かかりつけの医師から、当院代表番号より当科医師または医療連携担当にご相談ください。状況によっては診療をお受けできる場合もあります。