院内の体制
患者さんに安心して治療を受けていただくため、当院は以下の体制を整備しています。
<安全>
安全・安楽に治療を受けて頂くため,ネームバンドを用いた、バーコードによる患者認証を実施しています。装着時のフルネーム、生年月日の呼称にご協力ください。
<入院について>
外来で治療を受ける患者さんにおいても、緊急時には入院できる体制を確保しています。
<レジメン(治療内容)>
化学療法のレジメンは、化学療法に携わる各診療科の医師、看護師、薬剤師、管理栄養士 等の多職種で構成される委員会において、妥当性を評価し、承認・登録されたレジメンを用いて治療を行っています。
<外来化学療法室カンファレンス>
化学療法を受ける患者さんの情報共有、最適な治療・ケアの検討、病棟‐外来間の継続看護を目的に毎週金曜日に多職種カンファレンスを行っています。入院から外来へ治療場所が移行する患者さんの情報についても共有されるため、スムーズな治療に繋がっています。

<タキサン系薬剤の副作用対策>
タキサン系薬剤の副作用に、末梢神経障害(手足のしびれ)、爪障害(爪の変色、変形)、手足症候群(手足の赤み、痛み)があります。症状を軽減するために、冷却器具(フローズングローブ・ソックス)による冷却療法を行っています。

<患者さんへの情報提供>
パンフレットコーナー
外来化学療法室 / 外科外来の待合室に、化学療法に伴う副作用(吐き気、脱毛など)、ウィッグ、乳がん術後の下着 等のパンフレットを用意しています。ご自由にお持ちください。