当院でお産を希望される方へ

当院でお産を希望される方へ

 大塚病院は総合周産期母子医療センターとして、正常のお産からハイリスク妊婦さんまで広く対応し、どなたも安心してお産ができるように近隣医療機関、院内他科とも連携して診療を行っています。
 また、出産費用は都内で正常分娩・1児出産、初産婦さんの場合(6日間入院)、50万円前後ととてもリーズナブルにも関わらず、安全なお産を提供しています。また、アドバンス助産師という助産ケア技術力の高い助産師が33名勤務し、日々、きめ細やかな指導や分娩、育児への手助けをしています。当院でのお産をご検討の場合は、下記の予約受付にご連絡ください。
 また、妊娠したかもしれない、身近に相談にのってくれる人がいないなど、お困りの方や不安な方は、公的な医療機関として身体面、精神面、経済面と幅広く専門のスタッフが支援しています。まずは、下記にて予約を取り、専門のスタッフにご相談ください。

 

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よくあるご質問FAQ

大塚病院で分娩したいのですが予約方法を教えてください。
上記のweb予約または予約専用電話(03-3941-5489)へお電話ください。その際、分娩予定日と紹介元病院をお伺いしますので、初診時までに紹介状(診療情報提供書)をご用意ください。
「初めて受診される方」   「問診票」(PDF 365.9KB)
無痛・和痛分娩で出産できますか?

無痛分娩を開始しました。ご希望の方は、外来の際に主治医にお尋ねください。

計画分娩はできますか?
ご本人やご家族の希望のみを理由とした分娩誘発は行っておりません。 
立ち会い分娩できますか?
2023年12月より、パートナーの立ち会い分娩を開始しました。
里帰り出産はできますか?

当院で分娩予定の方のご予約は受け付けておりますが、里帰りして他院で分娩する方の妊婦検診のみは原則お受けしておりません。ただしリスクが高い妊婦さんの場合はご相談ください。

TOLAC(既往帝王切開後経膣分娩トライアル)はできますか?
可能な場合もあります。妊婦検診の経過中にご相談することになります。 
「既往帝切後分娩について」(PDF 144.1KB)
前回 VBAC(既往帝王切開後経膣分娩)でしたが、今回も経膣分娩はできますか?
可能な場合もあります。妊婦検診の経過中にご相談することになります。
「既往帝切後分娩について」(PDF 144.1KB)
双子と言われたのですが経膣分娩できますか? 
可能な場合もあります。妊婦検診の経過中にご相談することになります。 
「双胎妊娠の分娩について」(PDF 137.2KB)

出生前診断・羊水検査はできますか?

当院で分娩予約がある方が対象になります。羊水検査は当院で、N I P T(母体血胎児染色体検査)は他施設に依頼して行っております。当院で羊水検査をお受けいただく前には「出生前診断相談外来」を赤ちゃんのお母様とお父様2人で受診いただく必要があります。早めに外来担当医へご相談ください。
超音波スクリーニングのみ大塚病院で受けられますか?
超音波スクリーニングの対象者は当院で分娩予定、かつ妊婦検診も当院または連携医療機関にて施行中の妊婦様に限らせていただいております。
女性医師に担当していただきたいのですが可能ですか?
女性医師限定での診療希望には対応しておりません。男性医師も含め複数の医師が協力して良質な医療の提供を目指していますのでご了承ください。
診察時にエコー写真は貰えますか?
エコーの写真は必ずしもお渡ししておりません。診察に必要でない、記念のための超音波検査・性別診断・3Dエコー・ビデオ撮影などは行っておりません。
妊娠中の検査と費用を教えてください。 

検査項目についてはこちらをご覧ください。「当院の妊婦検診における検査リスト」(PDF 30.3KB)初診から出産までにかかる検査費用は約70,000円です。

ただし、妊産婦や胎児の状態、お住いの自治体が発行する妊婦検診票の助成金額により異なります。 
個室はありますか?

個室はあります。個室を希望される場合は、申し出てください。
個室5室と4人部屋9室になります。4人部屋が基準となります。
個室は1日あたり産科入院12,730円、一般入院14,000円が加算になります。

個室入院中、病室で Wi-Fi の使用はできますか?
指定された場所で無線 LAN(Wi-Fi)をご利用できます。
分娩費用を教えてください。 

お母さんの出産にかかる費用は約500,000円、生まれたお子さんにかかる費用は約30,000円、母子合わせて約530,000円です。別途、特別室(個室)や任意の新生児スクリーニング検査料を利用した場合にはかかります。また、正常分娩、帝王切開、出産する児の数などにより変わります。詳細は医事課にお問い合わせください。

詳しい内容は産婦人科ページをご参照ください。  (産婦人科のページへ)

大塚病院は総合周産期母子医療センターとして、正常のお産からハイリスク妊婦さんまで広く対応し、どなたも安心してお産ができるように近隣医療機関、院内他科とも連携して診療を行っています。
 当院でのお産をご検討の場合は、次の基本方針をご理解・ご了承のうえで分娩施設を決定なさってください。当院の基本方針・特徴はパンフレット「当院でお産をされる方へ」の1ページ目にも記載されていますのでよくお読みください。

当院でお産をされる方へ(PDF 7.9MB)

基本方針・特徴

  • 自然経過での分娩を基本としています。
  • 骨盤位(逆子)、帝王切開後妊娠、双胎(双子)の経腟分娩をできる場合があります。
    詳しくは産婦人科のページをご覧ください。

*外来通院中に十分経過をみてリスクを評価し、分娩方針を決定します。

  • 早期母子接触(カンガルーケア)や早期授乳を可能な限り行っています。
  • 立ち会い分娩を開始しました。無痛分娩は準備中です(2024年1月現在)。
  • 患者さんの希望による計画分娩や帝王切開は行いません。医学的に必要と思われる場合に処置・手術を行います。
  • 原則として分娩には医師が立ち会います。(緊急時には助産師のみが立ち会うこともありますが、お産後には医師が診察いたします。)外来担当医が立ち会えない場合は当番医・当直医が対応します。医師の指定は(男性・女性の指定を含め)できません。
  • 妊娠・出産には突発的な緊急事態が発生することがあり、母体・胎児の救命のため超緊急処置・手術が必要となることがあります。そういった場合には処置や手術について事後に説明することがあります。
  • 当院は研修病院です。研修医が処置・手術を担当したり医学生が見学したりすることがあります。研修医が診療を担当する場合も指導者が必ず指導・監修をして指導者が直接診療を行うのと同様の安全を確保しています。

妊婦健診について

妊婦健診イメージイラスト

 多胎(双子、三つ子など)や合併症のあるハイリスク妊婦さんに対応するため、正常妊娠の分娩受入数に制限があります。当院で分娩をお考えの方は、医療機関で妊娠を確認されたら早めに診療情報提供書(紹介状)を発行してもらい、初診予約をお取りください。

 今までの妊娠で異常経過であったり、多胎や合併症のあるハイリスク妊娠と言われた場合は、予約が取れない場合、かかりつけの医療機関から当院の医療連携室に直接連絡してもらってください。特に、今までの妊娠で頸管無力症と言われた方は、子宮頸管縫縮術(子宮の出口を縛る手術)が必要なことがあるため、遅くとも13週ころには紹介してもらってください。外来は原則として担当医制で曜日固定となるため、初診はなるべく通院しやすい曜日の予約をお取りください。リスクのない妊婦さんの場合は、妊婦健診を連携医療機関で受けていただく大塚モデル(セミオープンシステム)をご利用いただくことができます。また、当院で分娩予定でない場合の妊婦健診はお引き受けしておりません。

お産について

 自然経過での分娩を基本とします。必要に応じて薬剤投与や会陰切開、吸引・鉗子分娩を行うことがあります。希望による帝王切開や計画分娩は行っていません。無痛分娩や立ち会い分娩を行っています。

大塚モデル(大塚病院産婦人科医療連携システム)

 大塚モデルとは、産婦人科の医療資源を効率的に活用するため、大塚病院と地元の豊島区、文京区の産婦人科医療機関が連携し、平成22年に構築された病診連携システム(セミオープンシステム)です。大塚病院は、「分娩」「ハイリスク妊娠管理」「婦人科疾患の手術」などを担い、協力医は、「妊婦健診」「がん検診」「HRT」などを担います。現在、47の協力医と協力しています。(令和5年7月現在)

大塚モデル図

産科医療保障制度

 当院は産科医療保障制度の加入機関です。当院で分娩される方は本制度にご理解いただき、ご登録をお願いいたします。尚、費用は分娩費に含まれております。

当院でお産される方へ パンフレット

皆様の妊娠 分娩 産褥が安全に経過でき、安心して育児ができることを願って、パンフレットを作りました。内容は妊娠 分娩 産褥の経過別になっています。
このパンフレットをよくお読みになり、受診しましょう。
ご不明な点などございましたら、医師 助産師 看護師など病院スタッフへお聞きください。