糖尿病基礎講習・糖尿病教室 糖尿病教育パス入院・短期食事体験入院
診療科のご案内
お知らせ 2022年度より内分泌専門外来を木曜午前に新設しました。
新型コロナウイルス感染症治療体制の関係で、糖尿病教育入院、食事体験入院の受け入れが難しいこともあります。糖尿病基礎講習・糖尿病教室も感染状況によっては中止になる場合もありますので、ご了承ください。
内分泌専門外来新設について
2022年4月より日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の西田が当院副院長として着任されました。木曜日午前中に内分泌専門外来を新設しておりますので、是非ご利用ください。
診療内容
現在スタッフ7名が診療を担当しています。糖尿病については診断、治療および合併症の評価のみならず、食事指導を始めとした患者教育にも力を入れており、コメディカルと協力し、糖尿病基礎講習・糖尿病教室を開催し、糖尿病教育パス入院(1・2週間コース)、短期食事体験を行っています。
総合内科初診担当医・救急外来担当医と連携をとり急性合併症の対応も可能です。外来での注射治療(インスリン、GLP-1受容体作動薬)療法導入も行っています。また、当院は総合周産期母子医療センターであることもあり、妊娠糖尿病の方も多く、母性内科(糖代謝異常)外来において周産期の血糖コントロールも行っています。
内分泌専門外来も新設し、力を入れています。
診療実績
2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | |
---|---|---|---|---|
入院患者数 | 203 | 182 | 180 | 183 |
全外来患者数 | 1,624 | 1,528 | 2,166 | 2,456 |
スタッフ紹介
氏名 | 資格 | 専門分野 |
---|---|---|
西田 賢司 にしだ けんじ (副院長) |
| 糖尿病 内分泌代謝内科 |
中村 佳子 なかむら よしこ (部長) |
| 糖尿病 |
田川 裕恒 たがわ ひろつね (非常勤医員) |
| 糖尿病 |
保坂 辰樹 ほさか たつき (非常勤医員) |
| 糖尿病 |
金子 周平 かねこ しゅうへい (サブスペシャリティレジデント) | ||
浅井 佑介 あさい ゆうすけ (シニアレジデント) | ||
塩崎 奈津子 しおざき なつこ (シニアレジデント) | ||
青井 裕一郎 あおい ゆういちろう (シニアレジデント) | ||
濱嶋 政樹 はまじま まさき (シニアレジデント) |
糖尿病基礎講習・糖尿病教室
お知らせ:コロナ禍のため、現在は入院患者さんを対象に行っています。
糖尿病について学び、糖尿病とつき合うために必要な情報を得ることができます。是非ご参加ください。
糖尿病基礎講習・糖尿病教室のご案内(PDF 301.6KB)
充分な感染対策を行い開催していますが、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止することもあります。ご了承ください。
糖尿病教育パス入院・短期食事体験入院
糖尿病教育パス入院
原則水曜日から入院ですが、調整可能です。
- 1週間コースでは糖尿病基礎講習・糖尿病教室を受講します。DVDを使った学習の他、チェックテストを用いて知識の確認をします。食事療法を体験し、個別栄養指導を受け、退院後の食事療法に役立ててもらいます。
詳細についてはこちらをご参照ください。(PDF 517.7KB) - 2週間コースでは1週間コースの内容に加え、薬物療法(内服・インスリン注射、その他の注射製剤)の調整・導入を行います。
- リハビリテーション科と連携して運動療法の指導を行います。
- 口腔科と連携し、歯周病のチェックも可能です。
短期食事体験入院
糖尿病の食事療法といっても「どういう食事をすればいいのかわからない・・・」という患者さまに役立つような食事体験入院を行っています。原則金曜日午前中に入院し、月曜日午前中に退院する短期入院ですが、平日入院も可能です。
週末を有効に利用して適正な食事を体験し、食生活改善に役立ててみませんか?
糖尿病教育パス入院・短期食事体験入院を希望される患者さまへ
かかりつけ医がいる患者さまはかかりつけ医にご相談ください。
かかりつけ医がいない患者さまは月曜日午後糖尿病初診外来の予約をお取りください。
内分泌専門外来
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の西田が木曜日午前、担当しております。甲状腺疾患、副甲状腺疾患、下垂体疾患、副腎疾患など様々なホルモン異常について豊富な臨床経験を有しております。是非ご活用ください。
母性内科(糖代謝異常)
妊娠中の糖代謝異常には妊娠前から糖尿病と診断されていた「糖尿病合併妊娠」と妊娠してから初めて発見された糖代謝異常があります。後者は「妊娠中の明らかな糖尿病」と高血糖が認められるものの糖尿病には至っていない「妊娠糖尿病」があります。
妊娠中の糖代謝異常は軽度なものであっても、母体や胎児のみならず新生児の長期予後にも影響を与えることが明らかになっていますので、すべての妊婦に対して産婦人科にてスクリーニング検査が行われます。
その結果、糖代謝異常があると診断された妊婦は内科で専門的な管理を行います。その専門外来が「母性内科(糖代謝異常)」です。水曜日午後内科外来で行っています。
産婦人科と連携しながら、食事療法とともに血糖測定を行い、安心して出産を迎えられるよう、管理を行います。妊娠糖尿病は出産後、いったん糖代謝が正常化する方がほとんどですが、将来糖尿病発症リスクもあるため、産後に耐糖能の再評価も行います。
もともと糖尿病以外の内科系疾患(高血圧やリウマチ膠原病疾患など)がある方については 産婦人科による妊娠前相談や、膠原病母性外来で管理を行うことが可能です
糖尿病イベント
毎年11月の全国糖尿病週間に合わせて、大塚病院ではイベントを開催しています。
イベント案内はこちらをご覧ください。(PDF 907.9KB)
糖尿病専門医を目指す先生方へ (研修について)
当院は内分泌代謝・糖尿病内科領域 研修指導医3名(暫定2名含む)、日本内分泌学会内分泌代謝科研修指導医1名、日本糖尿病学会糖尿病研修指導医1名が在籍しています。
内科基本領域とともに連動して内分泌代謝・糖尿病内科領域の研修や、糖尿病内科研修を受けることが可能です。
糖尿病・内分泌代謝内科の研修を希望される方へ(PDF 1.2MB)
医療関係者の皆様へ
パスによる教育入院の対象は
ADL自立、DVDを用いた自己学習が可能、集団生活が可能な方です。
入院に同意いただけている患者さまについては「生活習慣病センター」経由の入院がスムーズです。
それ以外の入院については月曜日午後 糖尿病初診外来をご利用ください。
教育入院依頼についてはこちら(生活習慣病センターを窓口にしています)をご確認ください。(PDF 202.9KB)