例）生活習慣病

医療者向け臨床指標

基本項目

クリニカルパス実施状況

区分令和4年度令和5年度令和6年度
パス数777176
実施数2,450人2,660人2,853人
実施率67.0％68.4％66.8％
計算式
実施率＝パス実施数／新入院患者数＊100
説明コメント
当院のクリニカルパスについて

褥瘡発生数

区分令和2年度令和3年度令和4年度
件数33件34件30件
発生率0.56%0.88%0.78％
有病率2.93%2.41%3.17％
計算式
発生率＝褥瘡発生数／（調査月新入院患者数＋前月最終日在院患者数）×100
有病率＝調査日の褥瘡保有患者数／調査日の入院患者数×100
説明コメント
褥瘡（じょくそう）は、長期にわたって同じ姿勢で寝たきり等になった場合、体と支持面（ベッドなど）との接触する局所において血行が悪くなり、周辺の組織が壊死を起こすもので、床ずれとも呼ばれます。身体の状況や療養環境を確認し、エアマットレスなどの除圧用具の整備や栄養管理など予防ケアを行っています。

薬剤師による抗がん剤、TPN等のミキシング数

区分令和4年度令和5年度令和6年度
抗がん剤3件17件63件
TPN0件0件0件
説明コメント
薬剤師が安全キャビネットやクリーンベンチを使用して、抗がん剤、免疫抑制剤、TPN等のミキシングを行った処方せん枚数

臨床検査に係る外部精度管理調査結果

精度管理団体名令和4年度令和5年度令和6年度
日本医師会99.1％95.7％98.1％
日本臨床衛生検査技師会100.0％100.0％97.7％
説明コメント
日本医師会：参加項目の評価点数
日本臨床衛生検査技師会：適切な制度基準を満たしている（評価A・B）項目数／調査項目数

CPC

区分令和4年度令和5年度令和6年度
回数5回9回9回
人数96人169人236人
説明コメント
CPC：Clinico-pathologicalconference（臨床病理検討会）とは、病理解剖症例をもとに討論形式で医療行為を振り返る勉強会です。当院では医療の質向上のため積極的に開催しています。

医療安全研修

区分令和4年度令和5年度令和6年度
回数8回8回9回
人数971人1,977人1,544人


情報セキュリティ研修

区分令和4年度令和5年度令和6年度
受講率100％100％100％
人数522人556人569人


5km圏外からの新入院率（当院独自指標）

区分令和4年度令和5年度令和6年度
全体65.2%63.4%62.8%
脳神経内科62.5%60.1%58.0%
神経小児科68.1%66.2%71.2%
脳神経外科73.0%72.7%73.3%
計算式
5km圏外からの新入院者数／新入院者総数×100
説明コメント
当院の主な診療科における、通常医療圏外からの新入院割合です。当院が神経難病専門病院として、広域的な医療を担っていることを示す指標です。

退院後再入院率（4週間以内）（当院独自指標）

区分令和4年度令和5年度令和6年度
人数582人686人797
割合15.9%17.6％18.7％
計算式
4月1日から翌3月31日まで入院した患者のうち、次に入院するまでの期間が4週間以内（0日から28日まで）の患者数
説明コメント
入院管理・退院指示が適切であったかを再評価する指標となります。当院は再入院率を低くできるように入院管理の質の向上に努めております。

退院サマリーの期限内（14日以内）作成率（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
97.4%91.3%92.8%
計算式
退院サマリー期限内（14日以内）作成数／退院患者数×100
説明コメント
退院サマリーとは、患者の病歴や入院時の身体所見、検査所見、入院経過など、入院中の医療内容や転帰のエッセンスを記録したものです。退院後、継続して外来を受診する場合や、他施設へ転院する場合などには、入院中の医療行為を把握できるよう、速やかに退院サマリーを作成する必要があります。

政策医療

嚥下内視鏡検査件数（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
434件469件498件
計算式
嚥下内視鏡検査件数＋嚥下評価目的の喉頭ファイバー検査件数
説明コメント
鼻から挿入した喉頭ファイバーを用いて、嚥下障害の程度を評価する検査を行っています。

診療科目の項目

全身麻酔件数（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
318件262件265件
説明コメント
全身麻酔症例は毎月約30件あり、年間で、てんかん外科症例が約110件、脊椎・脊髄外科症例が約200件です。麻酔時間が6時間を超える手術が大部分を占めることが当院の特徴です。

剖検脳件数（括弧内は院内）　（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
9（3）件7（4）件13（9）件
説明コメント
当院の剖検は原則的に全て神経疾患で、全ての症例で開頭を行っています。また、在宅を含めた他施設からの剖検も行っています。

組織診件数（当院独自指標）

区分令和4年度令和5年度令和6年度
手術検体件数152件100件107件
筋・末梢神経の検索数50件64件44件
外部施設からの病理コンサルテーション数16件36件26件
説明コメント
神経疾患専門病院である当院の手術・生検数は原則的に脳神経疾患で、てんかん・脊髄腫瘍・神経筋疾患の検体数が多いことが特徴です。

筋電図検査件数（当院独自指標）

件令和4年度令和5年度令和6年度
針筋電図291件323件321件
神経伝導検査1,521件1,626件1,810件
説明コメント
針筋電図は，検査医5名（うち日本臨床神経生理学会専門医2名），神経伝導検査は，検査技師5名（うち日本臨床神経生理学会専門技術師2名）が担当しています。

脳波検査（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
1,279件1,254件1,275件
説明コメント
脳波検査は検査技師5名で対応しております。てんかん性疾患の診断と治療効果の判定，小児神経疾患や意識障害疾患の評価などに有用です。てんかん治療においては終夜脳波・ビデオ脳波なども行っております。

DBS手術取扱数（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
16件16件8件
説明コメント
当院ではパーキンソン病やジストニアに脳深部刺激療法(DBS)を積極的に実施しています。

放射線検査（CT・MRI）外来実施率（当院独自指標）

令和4年度令和5年度令和6年度
42.3％41.1％38.4％
計算式
1年間に実施したCTとMRIの検査人数のうち、外来患者が占める割合
説明コメント
当院は多摩総合医療センターや小児総合医療センターでの外来患者の検査も積極的に実施しております。

放射線科医読影レポート（翌診療日まで）（当院独自指標）

区分令和4年度令和5年度令和6年度
作成数8,950件8,684件9,392件
作成率99.9％99.8％99.6％
計算式
作成数：翌診療日までの作成数作成率：（翌診療日までの作成数／全読影数）×100
説明コメント
当院は画像診断管理加算2を算定していますが、その算定要件として翌診療日までに専門医が80％以上読影していることが求められています。

施設自体に関する項目

病床数
許可病床数
職員数
医師、看護、医療技術員、事務、その他、合計の職員数

入院患者実績

区分令和4年度令和5年度令和6年度
延入院患者数68,264人68,286人75,950人
平均在院日数18.7日17.5日17.8日
病床利用率63.2％63.0%70.3％
計算式
平均在院日数＝延入院患者数／｛（新入院患者数＋退院患者数）÷2｝
病床利用率＝入院患者数＊100／実稼働延病床数

外来患者実績

令和4年度令和5年度令和6年度
2,816人3,112人3,403人
説明コメント
当院の外来は多摩総合医療センター、小児総合医療センターで実施しております。この実績は当院で実施している特殊専門外来や放射線検査、在宅診療などの実績です。

剖検率

令和4年度令和5年度令和6年度
26.7%26.9%44.8%
計算式
年間剖検数／年間死亡患者数
認定、専門職員数
資格認定医師、専門医師数
認定看護師数、専門看護師数
コメディカル部門の認定者、専門者数

看護師定着率

令和2年度令和3年度令和4年度
94.5%95.9%90.7%
計算式
1－常勤看護職員離職率
離職率（離職率計算式は日本看護協会による）＝年度総退職者／年度平均常勤職員＊100
平均常勤職員数＝（年度当初の在籍職員数＋年度末の在院職員）／2

臨床指標