令和7年度東京都立小児総合医療センター病院情報の公表
医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)(外部リンク)
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
- リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 血液培養2セット実施率
- 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 転倒・転落発生率
- 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数
| 年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 7423 | 2625 | 203 | 27 | - | - | - | - | - | - |
当院は、小児の「こころ」と「からだ」に至る高度・専門医療及び重症の救急患者を中心とした急性期の医療を提供し、東京都における小児医療の拠点としての役割を果たしております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
アレルギー科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 080270xxxx1xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1あり | 1280 | 1.01 | 2.10 | 0.00 | 6.58 | |
| 080270xxxx0xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1なし | 154 | 1.01 | 2.35 | 0.00 | 8.31 | |
| 080050xxxxxxxx | 湿疹、皮膚炎群 | 17 | 7.00 | 8.46 | 0.00 | 9.36 | |
| 161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 11 | 1.00 | 3.49 | 0.00 | 9.36 | |
| 161060xx99x0xx | 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 2.60 | - | - |
アレルギー科の入院は、食物アレルギーの食物経口負荷試験(日帰り入院)が中心です。負荷試験による正しい診断に基づいた必要最小限の食物除去ができるように指導を行っています。アトピー性皮膚炎、小児喘息の入院は、標準的治療では改善しない重症例、難治例です。当院は東京都アレルギー疾患医療拠点病院に指定され、重症のアレルギー疾患患者に適切な専門的医療を提供していくとともに、医療機関相互の診療ネットワークの構築、医療従事者の育成、情報提供及び普及啓発活動にも取り組んでいます。
外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060160x101xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 225 | 1.66 | 2.74 | 0.00 | 4.52 | |
| 060170xx02xx0x | 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 定義副傷病なし | 68 | 2.01 | 6.85 | 0.00 | 2.82 | |
| 060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 53 | 4.91 | 5.36 | 0.00 | 11.43 | |
| 11022xxx01xxxx | 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 | 51 | 1.16 | 3.54 | 0.00 | 3.55 | |
| 040310xxxxxxxx | その他の呼吸器の障害 | 20 | 7.35 | 10.17 | 0.00 | 9.50 |
外科では、全身の外科疾患を幅広く治療していますが、特に消化器や呼吸器の病気に力を入れています。
なお、DPC対象で最も多い病名は鼠径ヘルニア、次点は臍ヘルニアとなっています。救急医療にも力を入れているため、虫垂炎の患者さんも多くなっています。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160740xx01xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 定義副傷病なし | 91 | 2.20 | 6.27 | 0.00 | 7.75 | |
| 140490xx970xxx | 手足先天性疾患 手術あり 手術・処置等1なし | 58 | 8.78 | 7.40 | 0.00 | 5.83 | |
| 160740xx02xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 その他の頭蓋、顔面、肩甲骨、上腕、大腿等 定義副傷病なし | 38 | 2.37 | 2.90 | 0.00 | 8.21 | |
| 160760xx01xxxx | 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 | 31 | 2.16 | 5.86 | 0.00 | 9.97 | |
| 160780xx97xx0x | 手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病なし | 19 | 2.11 | 3.78 | 0.00 | 10.68 |
外傷に対する手術目的での緊急入院患者が多く、なかでも肘周辺骨折の件数が最も多い。次いで多指症などの手足の先天性疾患の手術目的での予定入院が多い。
形成外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 140140xxxxxx0x | 口蓋・口唇先天性疾患 定義副傷病なし | 120 | 8.52 | 8.15 | 0.00 | 4.33 | |
| 080180xx99xxxx | 母斑、母斑症 手術なし | 72 | 1.03 | 3.07 | 0.00 | 2.54 | |
| 140210xx97xxxx | 先天性耳瘻孔、副耳 手術あり | 47 | 1.74 | 3.23 | 0.00 | 3.15 | |
| 180060xx97xxxx | その他の新生物 手術あり | 36 | 1.83 | 5.62 | 0.00 | 4.92 | |
| 070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1なし | 25 | 1.68 | 3.76 | 0.00 | 4.20 |
当院形成外科で治療を行っている疾患の病名では、口蓋・口唇先天性疾患が最も多くなっています。当院では口唇口蓋裂チームで包括的な診療を行っており、整容面はもとより、言語や咬合、心理社会的側面にも配慮した診療を心掛けています。実際の手術や入院の運用においては、クリニカルパスを用いて均質な医療を提供できるように努めています。口唇口蓋裂以外にも顔面や手足の先天異常に対して幅広く医療を提供しており、あまり規模の大きくない手術の場合には、1泊2日や日帰りでの全身麻酔手術も行っています。
脳神経外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010080xx99x0x0 | 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし15歳未満 | 114 | 1.36 | 6.29 | 0.00 | 3.06 | |
| 140080xx99x00x | 脳、脊髄の先天異常 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 87 | 1.40 | 2.82 | 0.00 | 1.47 | |
| 010080xx97x00x | 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 80 | 11.01 | 34.92 | 0.00 | 1.36 | |
| 160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 57 | 7.53 | 7.84 | 1.75 | 3.30 | |
| 150120xx97x1xx | 脳性麻痺 手術あり 手術・処置等2あり | 20 | 27.35 | 19.35 | 10.00 | 7.65 |
脳神経外科では頭蓋・脳・脊髄の先天性疾患の治療を多く手がけているほか、頭部外傷などの小児救急にも24時間365日対応しています。当院は小児がん拠点病院として脳・脊髄腫瘍に対する包括的治療をおこなっており、脳神経外科ではその外科治療を担当しています。また痙直型脳性麻痺に対する症状緩和手術を実施しています。
DPC名称脳脊髄の感染を伴う炎症は、主に潜在性二分脊椎の入院治療、DPC名称頭蓋・頭蓋内損傷は頭部外傷の入院治療、DPC名称脳性麻痺は痙直型脳性麻痺に対する入院治療が反映されています。
心臓血管外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14031xx002x0xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) ファロー四徴症手術等 手術・処置等2なし | 18 | 18.78 | 25.21 | 0.00 | 7.39 | |
| 14031xx103x0xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳未満) 心室中隔欠損閉鎖術 単独のもの等 手術・処置等2なし | 14 | 16.36 | 22.73 | 7.14 | 0.00 | |
| 14031xx003x0xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 心室中隔欠損閉鎖術 単独のもの等 手術・処置等2なし | - | - | 15.38 | - | - | |
| 14031xx102x0xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳未満) ファロー四徴症手術等 手術・処置等2なし | - | - | 29.85 | - | - | |
| 050060xx9701xx | 心筋症(拡張型心筋症を含む。) 手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等21あり | - | - | 41.04 | - | - |
心臓血管外科における患者数の多いDPCコードには多くの術式が含まれており、主なものは、心室中隔欠損閉鎖術・ファロー四徴症手術・房室中隔欠損症手術・両大血管右室起始症手術・肺動脈閉鎖症手術・大血管転位症手術・単心室症又は三尖弁閉鎖症手術、および弁形成術などです。疾患としては、心室中隔欠損症が最も多いですが、未熟児動脈管開存症から成人先天性心疾患まで、先天性心疾患全般に対応しています。
眼科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 020150xx97xxxx | 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり | 109 | 2.00 | 3.07 | 0.00 | 7.29 | |
| 020320xx97xxxx | 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり | 17 | 2.00 | 2.94 | 0.00 | 8.53 | |
| 020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 | - | - | 4.24 | - | - | |
| 020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 | - | - | 2.47 | - | - | |
| 140090xxxxxxxx | 先天性鼻涙管閉塞 | - | - | 3.02 | - | - |
視覚成長期の小児に多い眼疾患である斜視、弱視を中心に、白内障、緑内障、網膜疾患など幅広い疾患を診療しています。
耳鼻いんこう科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 146 | 4.33 | 7.32 | 0.68 | 5.07 | |
| 030430xx97xxxx | 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 手術あり | 84 | 1.06 | 3.09 | 0.00 | 4.95 | |
| 030440xx01xxxx | 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術等 | 30 | 2.90 | 5.96 | 0.00 | 9.40 | |
| 030460xx97xxxx | 中耳・乳様突起の障害 その他の手術あり | 24 | 1.00 | 4.01 | 0.00 | 7.71 | |
| 030425xx99xxxx | 聴覚の障害(その他) 手術なし | - | - | 6.72 | - | - |
DPCコードにおける病名では、扁桃、アデノイドの慢性疾患が最も多く、全体の約半数となっています。
次いで多いのが滲出性中耳炎・耳管炎・耳管閉塞となっています。アデノイド手術のみであれば3日間程度の入院、扁桃手術も施行する場合5日間程度の入院としております。慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術等、中耳・乳様突起の障害については、鼓膜形成術の手術が必要な症例です。鼓室形成術については、3日程度の短期入院で行っております。
神経内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 129 | 4.49 | 6.63 | 1.55 | 5.62 | |
| 040130xx99x1xx | 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2あり | 58 | 8.19 | 14.69 | 1.72 | 7.22 | |
| 010230xx99x10x | てんかん 手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし | 35 | 574 | 10.21 | 0.00 | 5.89 | |
| 040130xx99x0xx | 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2なし | 26 | 7.00 | 9.39 | 0.00 | 6.92 | |
| 010310xx99x00x | 脳の障害(その他) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 20 | 4.25 | 8.38 | 0.00 | 2.60 |
神経内科では、けいれん・急性脳症/脳炎・意識障害など、急性期の小児神経疾患や、てんかんが主な対象疾患となっています。特にけいれんや急性脳症/脳炎は総合診療科や集中治療科と連携して診療を行っています。DPCコードの件数が多いてんかんについては、入院して行う終夜脳波(長時間ビデオ脳波)も用いて、診療に取り組んでいます。
泌尿器科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 140590xx97xxxx | 停留精巣 手術あり | 126 | 3.07 | 2.95 | 0.00 | 3.37 | |
| 11013xxx99xxxx | 下部尿路疾患 手術なし | 88 | 2.32 | 9.03 | 0.00 | 1.23 | |
| 140580xx02xxxx | 先天性下部尿路疾患 尿道形成手術等 | 45 | 9.91 | 9.10 | 0.00 | 3.40 | |
| 11013xxx03xxxx | 下部尿路疾患 尿管膀胱吻合術等 | 35 | 9.09 | 8.71 | 0.00 | 4.69 | |
| 11022xxx01xxxx | 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 | 32 | 2.44 | 3.54 | 0.00 | 11.75 |
DPCコードにおける病名では、停留精巣が最も多く、全体の約20%を占めています。
次いで多いのが、下部尿路疾患、先天性水腎症、先天性上部尿路疾患となっています。
呼吸器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 030250xx990xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1なし | 32 | 2.00 | 2.81 | 0.00 | 8.00 | |
| 040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 12 | 10.00 | 6.20 | 0.00 | 5.83 | |
| 140280xx99x0xx | 気道の先天異常 手術なし 手術・処置等2なし | 11 | 2.27 | 4.52 | 0.00 | 1.09 | |
| 030300xx99xxxx | 声帯の疾患(その他) 手術なし | - | - | 5.13 | - | - | |
| 040130xx99x1xx | 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2あり | - | - | 14.69 | - | - |
DPCコードにおける病名としては、睡眠時無呼吸が最も多く、次いで多いのが、気道の先天異常、急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症となっています。
循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14031xx09900xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 70 | 2.14 | 5.48 | 0.00 | 3.67 | |
| 14031xx004x0xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2なし | 68 | 6.07 | 6.01 | 0.00 | 8.72 | |
| 14031xx09910xx | 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 59 | 3.93 | 3.96 | 0.00 | 5.07 | |
| 14029xxx97x0xx | 動脈管開存症、心房中隔欠損症 その他の手術あり 手術・処置等2なし | 40 | 6.70 | 5.50 | 0.00 | 6.05 | |
| 040130xx99x1xx | 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2あり | 35 | 7.37 | 14.69 | 0.00 | 4.86 |
心臓カテーテル検査においては、先天性疾患が大部分を占めています。心室中隔欠損、心房中隔欠損、房室中隔欠損などの左右短絡疾患のほか、ファロー四徴、完全大血管転位、大動脈縮窄、総肺静脈還流異常、左心低形成症候群などの複雑心疾患が含まれます。近年では胎児期の診断例が増加し、出生前から治療計画をたて、心臓血管外科と共同で手術をはじめとする治療を行っています。
腎臓・リウマチ膠原病科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 110260xx99x0xx | ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし | 60 | 8.82 | 18.78 | 0.00 | 9.38 | |
| 110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 51 | 6.78 | 11.00 | 0.00 | 8.35 | |
| 110280xx9902xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり | 45 | 10.24 | 7.78 | 0.00 | 7.31 | |
| 110280xx991xxx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり | 30 | 14.20 | 5.91 | 0.00 | 11.50 | |
| 070560xxxxx00x | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 28 | 10.00 | 14.45 | 0.00 | 10.46 |
DPCコードにおける病名としては、ネフローゼ症候群が最も多く、新規初発小児特発性ネフローゼ症候群7名、および継続診療中の難治患者さんへの免疫抑制療法、生物学的製剤導入(18件)の治療を行いました。
次いで多いのが、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全となっております。
各種画像検や腎生検(年間51件)を行い、診断と治療を行っています。また、一時的も含めた血液透析導入を年間3件、維持腹膜透析導入を2件(維持管理15件)行っています。
小児リウマチ領域では、新規発症の若年性特発性関節炎(JIA)14名、全身性エリテマトーデス(SLE)7名の診療を行いました。
救命救急科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160740xx97xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 その他の手術あり 定義副傷病なし | 12 | 1.42 | 4.71 | 0.00 | 7.67 | |
| 160780xx97xx0x | 手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病なし | - | - | 3.78 | - | - | |
| 160740xx01xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 定義副傷病なし | - | - | 6.27 | - | - | |
| 160250xxxx0xxx | 眼損傷 手術・処置等1なし | - | - | 4.52 | - | - | |
| 160760xx01xxxx | 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 | - | - | 5.86 | - | - |
救命救急科は、救急外来でケタミンを使用した鎮静・鎮痛を実施する際に、鎮静時の管理やその後の覚醒確認を担当しています。対象の多くは、骨折時の徒手整復に伴う鎮静・鎮痛となります。入院の継続が必要な場合には整形外科へ転科し、手術を含めた治療の継続を行ってもらっています。
消化器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060185xx99x0xx | 潰瘍性大腸炎 手術なし 手術・処置等2なし | 87 | 5.32 | 9.63 | 0.00 | 13.87 | |
| 060130xx9900xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 70 | 3.54 | 7.55 | 0.00 | 11.20 | |
| 060180xx99x0xx | クローン病等 手術なし 手術・処置等2なし | 64 | 4.72 | 6.39 | 0.00 | 13.78 | |
| 060130xx9910xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 15 | 3.80 | 8.98 | 0.00 | 11.13 | |
| 060180xx99x2xx | クローン病等 手術なし 手術・処置等22あり | 10 | 25.80 | 17.13 | 0.00 | 12.80 |
消化器科は、内視鏡検査・処置を得意とする科で、DPCコードとしては、指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病を含む炎症性腸疾患が最も多い対象疾患です。炎症性腸疾患に対しては、2023年度より炎症性腸疾患センターを開設し、医師、看護師、栄養科、社会福祉士などが包括的に関わり、高度医療を実践しています。クローン病などの小腸病変を有する疾患に対しては小腸カプセル内視鏡や小腸ダブルバルーン内視鏡検査を行っており、当科の特徴といえます。炎症性腸疾患は年間で潰瘍性大腸炎は15例、クローン病は13例が新規に診断され、治療を行っており、年間小腸カプセル内視鏡検査は86件、小腸ダブルバルーン内視鏡検査は12件行っています。
総合診療科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 270 | 8.26 | 6.20 | 0.37 | 2.01 | |
| 110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 132 | 6.98 | 13.42 | 0.00 | 2.18 | |
| 040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 130 | 6.61 | 6.32 | 0.00 | 3.90 | |
| 040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし | 99 | 6.10 | 5.86 | 0.00 | 4.24 | |
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 70 | 5.00 | 5.49 | 1.43 | 4.60 |
総合診療科では、通常の専門外来に加え、救命救急科とともにER診療を担当しています。病棟では主としてERから入院する年間約2,200名超の患者の診療にあたっています。症例は急性気管支炎、急性細気管支炎、肺炎、気管支喘息、尿路感染症、腸重積症、川崎病といった小児の一般的な急性期疾患が中心です。さらに小児専門病院の特性を生かし、複数の基礎疾患を有する児や重症心身障害児の急性期疾患罹患時の管理をはじめ、NICU・GCUからの退院調整、摂食障害に対する身体面の初期対応まで、多岐にわたる医療を担っています。
小児科(新生児)
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 247 | 2.99 | 6.18 | 2.43 | 0.00 | |
| 140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし | 37 | 2.76 | 11.97 | 2.70 | 0.00 | |
| 140010x497x31x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1000g未満) 手術あり 手術・処置等23あり 定義副傷病あり | 22 | 150.36 | 131.62 | 0.00 | 0.00 | |
| 140010x497x30x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1000g未満) 手術あり 手術・処置等23あり 定義副傷病なし | 17 | 139.29 | 87.68 | 0.00 | 0.00 | |
| 140010x197x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術あり 手術・処置等2なし | 10 | 2.9 | 8.16 | 10.00 | 0.00 |
入院患者の約半数が低出生体重児となっております。在胎35週未満または出生体重2,200g未満の児については、未熟性などのリスクを考慮し、全身管理を目的とした入院による治療を行っております。特に、出生体重1,500g未満の「極低出生体重児」は未熟性が強く、保育器に収容して温度・湿度などの全身管理を行います。また、約1-2カ月の人工呼吸管理、低血圧予防などの循環管理、中心静脈栄養による経静脈栄養管理(たんぱく質や脂肪製剤の静脈投与)、感染対策など、多岐にわたる集中治療を行うなど、数カ月にわたり新生児集中治療室(NICU)で24時間体制の集中治療を行います。また、当科は小児病院としての特性を活かし、心疾患などの合併症をもつ極低出生体重児に対して、窒素を用いた低酸素療法、動脈管依存性心疾患に対するプロスタグランジン製剤の長期投与、などの特殊な集中管理も行っています。その他、気胸や胸水に対する胸腔ドレーン・腹水に対する腹腔ドレーンの管理、小腸閉鎖や腸穿孔に対する人工肛門管理、強化母乳やドナーミルクによる栄養管理、なども行っています。
血液・腫瘍科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり | 69 | 39.59 | 35.10 | 0.00 | 6.64 | |
| 070041xx97x3xx | 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等23あり | 42 | 4.17 | 8.47 | 0.00 | 15.45 | |
| 100180xx99000x | 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 18 | 3.61 | 5.34 | 0.00 | 4.72 | |
| 070041xx97x3xx | 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等23あり | 17 | 15.24 | 18.52 | 0.00 | 11.53 | |
| 070041xx99x0xx | 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし | 14 | 1.43 | 6.88 | 0.00 | 6.21 |
病名としては、急性白血病の患者数が最も多く、次いで、軟部の悪性腫瘍、副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍となっています。脳腫瘍や、リンパ腫、組織球症といった造血器腫瘍、横紋筋肉腫等軟部組織悪性腫瘍等、固形腫瘍の患者さんも多く診療しております。AYA世代がんも積極的に受け入れております。
また当院は、外科や泌尿器科、脳神経外科、内分泌・代謝科、集中治療科など他科と協力し、小児がん拠点病院としての役割を担っていることが特徴です。
また当院は、外科や泌尿器科、脳神経外科、内分泌・代謝科、集中治療科など他科と協力し、小児がん拠点病院としての役割を担っていることが特徴です。
内分泌・代謝科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 140500xx99xxxx | 骨形成不全症 | 48 | 1.63 | 4.15 | 0.00 | 8.42 | |
| 100250xx99x10x | 下垂体機能低下症 | 19 | 1.79 | 2.95 | 0.00 | 6.37 | |
| 100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス | 16 | 13.25 | 12.83 | 0.00 | 11.50 | |
| 100210xxxxxxxx | 低血糖症 | 11 | 10.91 | 6.11 | 0.00 | 2.36 | |
| 10006xxxxxx1xx | 1型糖尿病 | 10 | 9.40 | 12.49 | 0.00 | 12.10 |
当科の入院診療では、骨形成不全症、下垂体機能低下症、糖尿病、低血糖症の患者さんが多くを占めています。骨形成不全症では骨密度を増やす治療を、下垂体機能低下症、低血糖症では診断に必要な検査を、いずれも短期間の入院で計画的に行い、ご家族の負担を少なくするよう努めています。糖尿病性ケトアシドーシスをはじめとする1型糖尿病の診療では、集中治療科、看護部門、栄養科と連携し、急性期の治療から、最新型の自動調節付きのインスリンポンプ治療の導入、退院後の自己管理の指導まで一貫して支援しています。また、他科病棟での併診を通じて、泌尿器科、新生児科と協働しながら、性分化疾患・性腺疾患の診療にあたっていることも当科の特色です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
| 初発 | 再発 | 病期分類基準(注) | 版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | - |
| 大腸癌 | - | - | - | 15 | - | - | 1 | 8 |
| 乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | - |
| 肺癌 | - | - | - | - | 10 | - | 1 | 8 |
| 肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
(注) 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
小児医療専門病院として、小児がんへの対応となり、5大癌の実績数は多くないといえます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | - | - | - |
| 中等症 | - | - | - |
| 重症 | - | - | - |
| 超重症 | - | - | - |
| 不明 | - | - | - |
当院は小児患者を対象としているため、実績はほぼありません。
脳梗塞の患者数等
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| - | - | - | - | - |
当院は小児患者を対象としているため、実績はほぼありません。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 124 | 0.06 | 0.99 | 0.00 | 4.79 | |
| K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 112 | 0.02 | 0.23 | 0.00 | 4.60 | |
| K6333 | ヘルニア手術 臍ヘルニア | 61 | 0.02 | 1.00 | 0.00 | 2.66 | |
| K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの | 54 | 0.22 | 3.78 | 0.00 | 11.59 | |
| K8351 | 陰嚢水腫手術 鼠径部切開によるもの | 47 | 0.00 | 0.13 | 0.00 | 3.45 |
手術件数については、鼠径ヘルニア手術と陰嚢水腫手術が約3分の1を占めています。手術方法は腹腔鏡法(K634)と切開法(K6335、K8351)の2つがありますが、患者さんの置かれた状況や希望に応じて選択できるため、腹腔鏡法一辺倒ではなくバランスの良い比率となっています。虫垂炎の手術は全て腹腔鏡を使用し、傷跡がなるべく目立たなくなるよう工夫しています。
高度難治疾患については、集中治療科、麻酔科、心臓血管外科、循環器科、泌尿器科、形成外科、呼吸器科、感染症科、医療工学技士の専門各科と連携してチーム医療を推進しています。
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 85 | 0.53 | 8.96 | 0.00 | 8.20 | |
| K0482 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 73 | 0.42 | 3.70 | 0.00 | 10.30 | |
| K0482 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 その他の頭蓋、顔面、肩甲骨、上腕、大腿 | 70 | 0.34 | 1.57 | 0.00 | 9.64 | |
| K0483 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 | 47 | 0.09 | 1.09 | 0.00 | 11.64 | |
| K0731 | 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 | 17 | 0.06 | 1.00 | 0.00 | 7.65 |
骨折の手術、なかでも肘周辺や前腕などの上肢の骨折が大半を占めている。手術時に挿入した内固定子の除去手術も必然的に多い。
形成外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm以上4cm未満 | 39 | 0.26 | 0.44 | 0.00 | 4.33 | |
| K4072 | 顎・口蓋裂形成手術 硬口蓋に及ぶもの | 33 | 1.00 | 6.00 | 0.00 | 1.70 | |
| K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm未満 | 31 | 0.26 | 0.52 | 0.00 | 4.48 | |
| K4073イ | 顎・口蓋裂形成手術 顎裂を伴うもの 片側 | 27 | 1.00 | 5.63 | 0.00 | 8.78 | |
| K287 | 先天性耳瘻管摘出術 | 25 | 0.32 | 0.72 | 0.00 | 4.60 |
形成外科で手術を行っている疾患は、口唇口蓋裂に関する治療と、良性腫瘍の切除術が多くを占めています。安全で確実な手術が提供できるように努めています。また、脳神経外科と合同で頭蓋縫合早期癒合症を含む頭蓋顔面の疾患の治療に、整形外科と合同で裂手や絞扼輪などを含む複雑な手足の先天異常の治療に取り組んでおります。
脳神経外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K186 | 脊髄硬膜内神経切断術 | 93 | 1.01 | 12.87 | 2.15 | 1.98 | |
| K1803 | 頭蓋骨形成手術 骨移動を伴うもの | 12 | 1.00 | 15.50 | 0.00 | 1.58 | |
| K190-5 | 重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ薬剤再充填 | 12 | 0.00 | 3.00 | 0.00 | 12.25 | |
| K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの | - | - | - | - | - | |
| K1911 | 脊髄腫瘍摘出術 髄外のもの | - | - | - | - | - |
手術件数では、多いものから順に脊髄係留症候群もしくは痙直型脳性麻痺に対する脊髄硬膜内神経切断術、頭蓋骨縫合早期癒合症に対する頭蓋骨形成手術、重症痙性麻痺に対するバクロフェン髄注療法、脳腫瘍に対する摘出術、脊髄腫瘍に対する摘出術となっており、先天性脳脊髄疾患や脳・脊髄腫瘍の手術、痙直型脳性麻痺の症状緩和手術を多く手がけている当センターの特徴が表れています。
すべての手術は小児神経外科認定医が実施しておりますが、脊髄硬膜内神経切断術および脊髄腫瘍摘出術は脊椎脊髄外科専門医を取得している医師が術者を担当するようにしています。
心臓血管外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5761 | 心室中隔欠損閉鎖術 単独のもの | 18 | 3.67 | 10.61 | 0.00 | 0.78 | |
| K5741 | 心房中隔欠損閉鎖術 単独のもの | - | - | - | - | - | |
| K557-2 | 大動脈弁下狭窄切除術(線維性、筋肥厚性を含む。) | - | - | - | - | - | |
| K5702 | 肺動脈狭窄症、純型肺動脈弁閉鎖症手術 右室流出路形成又は肺動脈形成を伴うもの | - | - | - | - | - | |
| K5862 | 単心室症又は三尖弁閉鎖症手術 フォンタン手術 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科は、循環器科や新生児科・集中治療科・外科をはじめとする関係各科とのチーム医療を行っています。単純心疾患だけでなく、胎児期に心疾患を診断された症例の新生児期・乳児期早期の手術や、複雑性チアノーゼ性心疾患に対する段階的手術、また、不整脈に対するペースメーカー治療や急性循環不全・呼吸不全等に対する補助循環治療も積極的に行っており、年間手術件数150件を目標としています。
眼科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K2423 | 斜視手術 前転法及び後転法の併施 | 71 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 8.01 | |
| K2422 | 斜視手術 後転法 | 24 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 6.46 | |
| K2172 | 眼瞼内反症手術 皮膚切開法 | 15 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 8.27 | |
| K2424 | 斜視手術 斜筋手術 | 10 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 4.60 | |
| K2425 | 斜視手術 直筋の前後転法及び斜筋手術の併施 | - | - | - | - | - |
斜視は外見だけの問題ではなく、視機能発達にも影響が出ることから積極的に手術を行っています。緑内障や眼底疾患の手術は行っていませんが、眼瞼や白内障の手術も適宜行っています。
耳鼻いんこう科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K3772 | 口蓋扁桃手術 摘出 | 104 | 0.99 | 2.95 | 0.96 | 5.75 | |
| K309 | 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 | 98 | 0.11 | 0.18 | 0.00 | 4.63 | |
| K311 | 鼓膜穿孔閉鎖術(一連につき) | 23 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 7.52 | |
| K370 | アデノイド切除術 | 23 | 0.91 | 1.13 | 0.00 | 3.96 | |
| K319-21 | 経外耳道的内視鏡下鼓室形成術 上鼓室開放を伴わないもの | 13 | 0.69 | 0.69 | 0.00 | 9.77 |
手術件数で最も多いのが、口蓋扁桃手術です。扁桃手術の病名の症例にはアデノイド手術併用の症例も含まれます。当院のアデノイド、扁桃手術件数は都内でもかなり多い部類となっております。当院のアデノイド手術はマイクロデブリッダーと内視鏡を用いた安全性、確実性の高い手術となっております。
当院の鼓膜穿孔閉鎖術はリティンパを用いた鼓膜再生術を施行しており、高い鼓膜穿孔閉鎖率を実現しています。
鼓室形成術は多くの症例で内視鏡を用いており低侵襲な手術を実施しております。
泌尿器科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K836 | 停留精巣固定術 | 119 | 1.00 | 0.99 | 0.00 | 3.60 | |
| K809-2 | 膀胱尿管逆流手術 | 35 | 1.23 | 6.89 | 0.00 | 4.23 | |
| K819 | 尿道下裂形成手術 | 22 | 1.55 | 7.50 | 0.00 | 3.23 | |
| K8381 | 精索捻転手術 対側の精巣固定術を伴うもの | 21 | 0.19 | 1.05 | 0.00 | 12.48 | |
| K778 | 腎盂形成手術 | 20 | 1.80 | 8.05 | 0.00 | 1.45 |
手術件数では、停留精巣固定術、膀胱尿管逆流手術、精索捻転手術が多くなっています。当院としては可能な限り早期の退院を行いつつ、かつ退院後に問題が起こらない、管理が不要な状態で退院いただくことにより、患児、家族の退院後のストレス軽減を図るように努めております。
循環器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K570-3 | 経皮的肺動脈形成術 | 38 | 2.55 | 2.63 | 0.00 | 9.26 | |
| K6154 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)その他のもの | 25 | 2.48 | 2.80 | 0.00 | 8.68 | |
| K574-2 | 経皮的心房中隔欠損閉鎖術 | 22 | 2.73 | 3.00 | 0.00 | 7.32 | |
| K5621 | 動脈管開存症手術 経皮的動脈管開存閉鎖術 | 17 | 2.59 | 3.00 | 0.00 | 3.18 | |
| K570-2 | 経皮的肺動脈弁拡張術 | 16 | 3.81 | 2.69 | 0.00 | 7.06 |
大血管や弁の狭窄、異常側副血管、心房中隔欠損、動脈管開存に対して、手術より低侵襲の心臓カテーテル治療を積極的に行っています。
総合診療科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7151 | 腸重積症整復術 非観血的なもの | 23 | 0.04 | 1.52 | 0.00 | 1.83 | |
| K300 | 鼓膜切開術 | - | - | - | - | - | |
| K386 | 気管切開術 | - | - | - | - | - | |
| K150 | 脳膿瘍排膿術 | - | - | - | - | - | |
| K384-2 | 深頸部膿瘍切開術 | - | - | - | - | - |
腸重積の整復は、放射線科、消化器科、外科と協力して、空気整復(時に透視下造影剤整復)を行っています。整復後は食事を取ることができるのを確認し、翌日に退院します。
小児科(新生児)
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K9131 | 新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの | 31 | 0.00 | 75.13 | 0.00 | 0.00 | |
| K9132 | 新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの | 18 | 0.00 | 107.72 | 5.56 | 0.00 | |
| K2762 | 網膜光凝固術 その他特殊なもの(一連につき) | - | - | - | - | - | |
| K5622 | 動脈管開存症手術 動脈管開存閉鎖術(直視下) | - | - | - | - | - | |
| K7302 | 小腸瘻閉鎖術 腸管切除を伴うもの | - | - | - | - | - |
新生児仮死は、出生時にうまく呼吸ができず呼吸・循環不全に陥り心肺停止に近い状態となる疾患です。そのため、気管挿管や心臓マッサージによる迅速な蘇生術が必要になります。当院では、その重症度に応じて生後6時間以内に脳保護を目的に低体温療法(体温を33.5度に72時間維持)を行います。合併症としてみられる低血圧に対してはカテコラミンなどの心血管作動薬による昇圧治療を、低酸素血症に対しては人工呼吸器管理や肺サーファクタント気管内散布を、肺高血圧に対しては一酸化窒素吸入療法を、それぞれ行います。また、脳傷害のハイリスクのため、脳波による24時間脳モニタリングを行い、痙攣をいち早く検出し迅速に治療できる体制を整えています。動脈管結紮術は、動脈管が閉鎖せず心不全となっている28週未満の超早産児(主に出生体重1000g未満)の生後早期に行います。人工呼吸器や心血管作動薬で全身管理を行い全身状態を維持したまま手術を行います。動脈管開存症に対するカテーテル治療も導入しています。網膜光凝固術は未熟児網膜症に対して行われ、網膜剥離による将来的な失明を予防しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | 18 | 0.18 |
| 異なる | - | - | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 53 | 0.52 |
| 異なる | - | - |
当院では、小児の突然の高熱、手術退院後のトラブルに多数対応しております。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
| 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
|---|---|---|
| - | - | - |
本指標は肺血栓塞栓症を引き起こすリスクが「中」以上の手術を施行した患者のうち予防策を実施した割合を測定しています。手術の種類や患者の年齢に合わせて、弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫装置、抗凝固薬の投与など適切な予防対策を実施しています。
血液培養2セット実施率
| 血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 |
|---|---|---|
| 4540 | 902 | 19.87% |
血液培養2セット率は、主として採血が比較的容易な成人診療を想定して設定された指標である。一方、小児では血管確保が困難なことが多く、必要な採血量の確保にも制約がある。また、特に乳幼児では頻回の採血が医原性貧血(採血性貧血)につながる可能性があり、成人と同様に一律に2セット採取することは必ずしも適切ではない。当院では、すべての症例で2セット採取を求めるのではなく、菌血症や重症細菌感染症が強く疑われ、複数セットの採取による診断上の有用性が高いと判断される症例を中心に2セット採取を行っている。このため、小児診療における2セット率は、成人と同一の基準で単純に評価することは適切ではなく、実施率は低くなる。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
| 広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 |
|---|---|---|
| 294 | 274 | 93.20% |
広域抗菌薬を使用する際には、可能な限り抗菌薬投与開始前に、感染巣を考慮した適切な培養検査を提出することが重要である。当院では、血液、尿、髄液、喀痰・気道分泌物、膿瘍など、想定される感染症に応じて必要な検体を採取し、原因微生物の同定と薬剤感受性の把握に努めている。培養結果は、経験的に開始した広域抗菌薬の継続の必要性を再評価し、より狭域な抗菌薬へのde-escalationや抗菌薬の中止を判断するために活用している。適切な培養検査の実施を、抗菌薬適正使用を支える重要な診療プロセスとして位置づけている。
転倒・転落発生率
| 退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) | 転倒・転落発生率 |
|---|---|---|
| 70893 | 58 | 0.82% |
当センターでは、患者さんの年齢や発達段階、病状、治療内容などを踏まえて転倒・転落のリスクを評価し、予防に取り組んでいます。予防対策や安全管理の状況を評価するための指標の一つであり、今後も発生事例を分析し、重大な転倒・転落の防止に取り組んで参ります。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
| 退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子) | 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率 |
|---|---|---|
| - | - | - |
当センターは小児を中心とした医療機関であり、患者さんの年齢構成や入院環境が成人を中心とする医療機関とは異なるため、他施設の数値と単純に比較することはできません。なお、件数としては10件未満であり今後も発生状況を継続的に把握・分析し、転倒・転落の予防と安全な療養環境の整備に取り組んで参ります。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
| 全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) | 分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数(分子) | 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 |
|---|---|---|
| 153 | 153 | 100.00% |
当院では、患者さんに安心して手術を受けていただけるよう、医療安全および感染対策管理体制を厳格に徹底しております。今後も全診療科および関係部門が連携し、質の高い安全な医療を提供できるよう維持・向上に努めてまいります。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
| 退院患者の在院日数の総和もしくは除外条件に該当する患者を除いた入院患者延べ数(分母) | 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) | d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率 |
|---|---|---|
| - | - | - |
当院では、医療機器の使用に伴い発生する「MDRPU(医療関連機器圧迫褥瘡)」の発生が多く見られます。入院中のお子様の褥瘡予防と治療を支援するため、褥瘡対策委員会を中心に、多職種が連携して予防・治療に取り組んでいます。
毎週、褥瘡回診およびカンファレンスを実施し、褥瘡予防と治療ケアに継続的に関与しています。また、皮膚・排泄ケア認定看護師が常時対応し、皮膚トラブル発生時のケア相談や、発生リスクに対するケア指導を行っています。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
| 65歳以上の退院患者数(分母) | 分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数(分子) | 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合 |
|---|---|---|
| - | - | - |
当院は小児患者を対象としているため、実績はほぼありません。
身体的拘束の実施率
| 退院患者の在院日数の総和(分母) | 分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) | 身体的拘束の実施率 |
|---|---|---|
| 70893 | 13074 | 18.44% |
からだ身体拘束最小化に向けた委員会活動にて患者の人権尊重、生命危機と身体的損傷を防ぐための拘束の最小化を目指し、病棟ラウンドや最小化に向けたカンファレンス内容となっているかの確認、最小化に向けたアドバイス等を実施しています。
更新履歴
令和8年9月30日付更新

