小児用新型ドクターカーのお披露目会を開催します!

東京都立小児総合医療センター、ウィーメックス、女子美術大学の産学官連携

小児用新型ドクターカーのお披露目会を開催します!
~患者医療スタッフの負担を軽減し、より安全で高度な医療搬送を実現~

東京都立小児総合医療センターでは、患者様の安心・安全に配慮しつつ、より快適な搬送環境と医療体制の充実を図ることを目的として、PHCホールディングス株式会社傘下のウィーメックス株式会社様及び女子美術大学様のご協力の下、小児用新型ドクターカーを導入いたしました。

車両のデザインには、患者様やご家族の不安を軽減する工夫を随所に取り入れております。車内には、新たにリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を設置し、搬送中の小児患者の容態を遠隔地の専門医がモニタリングし、的確な助言や処置指示を行うことが可能になりました。 また外装のデザインには、森のホスピタルをコンセプトとしている当院のキャラクター「どんぐりくんともりのなかまたち」をモチーフとして女子美術大学の学生お二人に制作いただきました。

とくに重篤な小児患者様の搬送においては、最先端の医療技術と細やかな配慮を徹底し、地域医療への貢献および広域搬送をより安全かつ円滑に行えるようにしております。

つきましては、新型ドクターカーのお披露目会、併せて院内ツアーを下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。詳細は概要をご参照ください。

1 開催日時及び場所

令和7年7月31日(木)14:00~
東京都立小児総合医療センター 東京都府中市武蔵台2-8-29
402会議室ほか

2 実施内容

14:00 小児用新型ドクターカー 全体説明
    (小児・ウィーメックス・女子美術大学)402会議室
14:20 質疑応答
14:30 新型ドクターカー お披露目(1階へ移動)
    質疑応答・デモンストレーション
15:00 解散
【ご希望者のみ】
15:00 見学(院内救命エリア見学・ファシリティドッグ(注)との対面)
16:00 解散

3 参加対象者

報道各社

4 お申込み方法

下記Formからお申込みください。
(お申込み期限は令和7年7月29日(火曜日)13時まで)
https://forms.office.com/r/Jv7eGmVDKT(外部リンク)

5 お披露目会ご参加について 

(1)希望される場合は、7月29日(火曜日)13時までに、「4 お申込み方法」によりお申し込みください。希望される場合は必ずお申し込みをお願いします。

(2)受付は13時30分から13時50分まで、東京都立多摩・小児総合医療センター1階中央部入口で行います。全体説明を行う会場までは、別途ご案内します。

(3)ムービーカメラは1系列局につき1台とさせていただきます。なお、取材時のカメラ位置の確保は受付先着順とさせていただきます。

(4)お車でお越しの際には、第2駐車場をご利用ください。(第2駐車場は「会場までの案内図」をご確認ください。)

(5)入館時には必ず自社腕章などを着用し、報道関係者であることが分かるようにしてください(カメラマン等も含む。)。

(6)撮影方法などについては、係員の指示に従ってください。

(7)院内にお入りの際には、マスク着用のご協力をお願いします。

6 問い合わせ先

本イベント全般に関すること、東京都立小児総合医療センターに関すること

東京都立小児総合医療センター総務課
電話:042-300-5111(内線)5007 E-mail:sn_soumu_ka@tmhp.jp

ウィーメックス株式会社、遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」に関すること

報道関係者様PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
電話:03-6778-5311 E-mail:phc-pr@gg.phchd.com
その他ウィーメックス株式会社
E-mail:tky-mc_pr_alignment@ml.wemex.com

女子美術大学に関すること

女子美術大学 総務企画部 広報グループ
電話:042-778-6123 E-mail:prs@venus.joshibi.jp

7 各機関のリリース文

ウィーメックス株式会社プレスリリース
https://www.wemex.com/news/20250724_152.html(外部リンク)

女子美術大学 プレスリリース
https://www.joshibi.ac.jp/joshibi-news/news/3557(外部リンク)

会場までの案内図

小児総合医療センターまでのアクセス図

院内受付場所案内図

建物中心部に受付場所を設置します。

(注)参考

ファシリティドッグの取組み
当院は、小児がんや難病などの病気と闘う子どもと家族の療養環境を向上させるため、令和元年8月1日よりファシリティドッグを導入しました。日本には4病院に導入されており、4頭のファシリティドッグが各病院で勤務しています。
当院のファシリティドッグのアイビーは400人以上の子ども達に寄り添い、痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行っております。
令和7年1月には、全国初のファシリティドッグ2チーム目導入を目的とした、当院として初めてのクラウドファンディングに挑戦しました。
クラウドファンディングプロジェクト「子どもたちの笑顔のために!こころ病棟にもファシリティドッグを!」

院長
QR

小児用新型ドクターカー 概要

ドクターカー
ドクターカー

ポイント1 搬送時の負担軽減を考慮した走行性能

走行時の振動低減により快適な搬送空間を実現します。
・エアサスペンションの装備により走行時の振動が軽減し、搬送中の身体的負担を緩和
・発電機の振動、熱の課題の改善による、安定した電力環境の確保

ポイント2 医療処置の継続が可能な室内環境

コロナ禍の教訓を生かし、感染症のリスクを最小限に抑え、高度な治療を継続しながらの搬送を可能にする室内環境を実現します。
・陰圧構造
・ECMO(体外式膜型人工肺)を使用した高度治療の継続と搬送を可能にする特殊なストレッチャーや最新鋭医療機器の搭載

ポイント3 「Teladoc HEALTH」を活用した情報連携によるスムーズな搬送体制

ウィーメックス株式会社が提供するリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」の搭載により、搬送中の患児のバイタルサインや超音波画像を、走行中に病院とリアルタイムで共有することが可能です。情報共有の高度化は、救急医療の連携強化とともに、医療DX推進の一環でもあります。
・安定した通信品質と70倍相当ズーム可能な高精細映像技術により、微細な所見も確認可能(瞳孔の状態など微細な所見も遠隔地から確認・操作が可能)
・受入れ先で迅速かつ的確な準備・対応が可能

ポイント4 患者の安心に配慮したデザイン

患者室の内装は、医療スタッフが協力して設計し、少しでも小児患者様に安心していただけるよう、落ち着いた空間づくりを目指しました。外装には、女子美術大学の学生によるイラストを採用し、小児患者様が少しでも気持ちを和らげられるよう配慮しています。