病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)(外部リンク)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数1121262197114452349279946413018571

令和3年度における退院患者さんの人数を、10歳刻みの年齢階級別に集計しています。
当院の入院患者さんは、60歳以上の占める割合が全体の約66%、80歳以上が約22%と、比較的ご高齢の患者さんが多くを占めています。しかし、患者さんの人数といたしましては、10歳代から50歳代の方の合計数も約5,600人を上回るなど、幅広い年代の患者さんが日々来院しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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■総合診療科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし12011.5513.1417.5072.08
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし7315.0320.5736.9981.32
161060xx99x0xx詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2なし242.003.210.0039.13
100380xxxxxxxx体液量減少症228.6410.6618.1848.64
100393xx99xxxxその他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし2013.3510.2845.0072.15

総合内科はどこの診療科で診れば良いのかわからない一般的な内科疾患の患者や、複合的な疾患を持つ患者を診る科で、上記のように感染症、特に尿路感染症、肺炎(誤嚥性肺炎含む)、蜂窩織炎、電解質異常などを多く診療しています。救急外来から緊急入院してくるケースが多く、夜間休日など一般の病院で受けることが難しいケースをまずはできるだけ受けて、まずは1泊して頂きその後状況に合わせて後方医療機関と協力して診療にあたっております。
加えて現在は、特に新型コロナウイルス感染症の診療に当たる中核部署となっており、他科の応援も得ながら診療に当たっています。

■外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
090010xx02xxxx乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)1714.125.880.0061.75
090010xx010xxx乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし1666.8610.150.0060.93
060035xx010x0x結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし13414.5915.761.4971.01
060020xx02xxxx胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等9222.1318.344.3569.89
060330xx02xxxx胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等865.796.252.3361.20

乳癌手術は全国有数の症例を誇り、乳房温存だけでなく、形成外科と合同で、乳房再建なども積極的に行っております。
胃癌、大腸癌の腹腔鏡手術施行率は70 %で、胃癌、直腸癌、膵腫瘍では手術支援ロボットの「ダヴィンチ」が導入されています。
胆石だけでなく、肝胆膵悪性腫瘍に対しても腹腔鏡下手術を導入しています。

■整形外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
07040xxx01xxxx股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等19419.1320.639.2866.69
160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等10621.5625.3268.8780.44
070230xx01xxxx膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等9521.2723.0217.8972.89
160760xx97xx0x前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし384.294.997.8962.76
070343xx97x0xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし3317.4815.7727.2772.76

関節手術、脊椎、手の外科、リウマチ、スポーツ等の待機的手術や、外傷等の緊急手術に幅広く対応しています。

■形成外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
080006xx01x0xx皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし234.137.680.0079.17
070010xx010xxx骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし183.785.490.0057.11
090010xx010xxx乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし1811.8910.150.0048.50
090010xx04xxxx乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等189.228.100.0053.78
070010xx970xxx骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし153.934.660.0050.73

乳房再建は乳腺外科と共同で治療をおこない。自家組織を用いる皮弁による再建やインプラントを用いる再建を行っています。
皮膚悪性腫瘍では積極的に皮弁術を用いた再建術を行うことで機能面のみならず整容面に考慮した手術を行っております。
頭頚部癌切除後の再建は歯科口腔外科、頭頸部科。耳鼻科と連携し、遊離皮弁を用いた再建術を行っております。

■脳神経外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
160100xx97x00x頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし532.519.7815.0980.79
010030xx9910xx未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし522.022.990.0064.75
010060x2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2467.2415.6345.6571.37
010040x099000x非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし426.4518.9076.1968.62
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし283.718.3025.0069.14

当院では脳梗塞や脳出血などの脳卒中の救急患者さんが多くなっています。急性期の病状が安定したと判断されたら、周辺の連携病院に転院していただき治療・リハビリを継続しています。当院と連携病院との間での役割分担が明確になっており、平均在院日数がかなり短くなっているのが特徴です。

■呼吸器外科(胸部外科)
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040040xx97x00x肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし7210.0610.471.3969.31
040040xx9910xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし322.663.300.0072.91
040200xx01x00x気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし3010.739.860.0032.97
040040xx9900xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし2510.0813.1216.0074.60
040040xx99040x肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし249.719.070.0064.71

肺癌の手術症例が最も多く、次に自然気胸が続いています。また肺癌の再発に対する抗癌剤や放射線治療も当科で一貫して行っています。

■心臓血管外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050080xx0101xx弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり1233.7521.938.3368.92
050161xx97x1xx解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等21あり--29.08--
050070xx9701xx頻脈性不整脈 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等21あり--24.98--
050050xx0101xx狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり--21.69--
050340xx97xxxxその他の循環器の障害 手術あり--13.27--

大人の心臓、大動脈のご病気のほぼすべてを扱っています。大動脈のご病気は部位によっては当科ではなく当院の「血管外科」にお回しすることがあります。とりあえずご相談ください。

■産婦人科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
12002xxx02x0xx子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし883.013.050.0041.77
120070xx02xxxx卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等876.086.110.0044.46
12002xxx99x40x子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし813.734.340.0060.89
120170x199xxxx早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし7624.6621.5314.4732.62
120060xx02xxxx子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等745.806.040.0045.03

当院は、日本婦人科腫瘍学会専門医研修施設および日本周産期・新生児医学会専門医研修施設に指定されています。そのため婦人科・産科の高度医療を提供しております。
婦人科については婦人科癌を専門領域とし婦人科良性腫瘍についても治療を行っています。子宮良性腫瘍、卵巣良性腫瘍については開腹術に加え腹腔鏡下手術を積極的に施行しています。
産科については多摩地区に二つある総合周産期母子医療センターの一つとして、多摩の周産期医療を担っており、合併症妊娠や 超極小未熟児の分娩等を多く扱っています。

■眼科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
020110xx97xxx1白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼2292.294.830.4476.53
020110xx97xxx0白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼2252.332.710.0076.92
020150xx97xxxx斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり492.273.110.0051.00
020230xx97x0xx眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし--2.94--
020180xx97x0x0糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼--6.59--

手術件数は入院にて施行された件数で、外来手術の白内障手術、斜視手術、眼瞼下垂手術は含まれません。

■耳鼻咽喉・頭頸部外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
03001xxx99x60x頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 定義副傷病なし1282.809.320.7861.96
030350xxxxxxxx慢性副鼻腔炎815.266.470.0053.35
03001xxx99x30x頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし6411.2822.840.0063.61
030150xx97xxxx耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり615.487.030.0059.51
030230xxxxxxxx扁桃、アデノイドの慢性疾患617.237.840.0032.46

多摩地域の基幹病院として、耳鼻科頭頸部領域を幅広く網羅する手術(鼻科手術・咽頭手術・耳科手術・甲状腺手術・炎症性疾患・頭頸部悪性腫瘍など)を行っている。

■リハビリテーション科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
07040xxx01xxxx股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等2418.8820.6320.8369.46
07040xxx02xxxx股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 大腿骨頭回転骨切り術等--40.41--
160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等--25.32--

リハビリ科では主に当院入院中の患者を対象に訓練を行っています。
脳血管障害や骨折術後等訓練に少し時間が必要な患者は回復期リハビリテーション病院に転院し訓練を継続します。人工関節術後患者のほとんどは整形外科から直接か、リハビリ科で1-2週間の訓練を経て自宅退院しています。

■泌尿器科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110070xx03x0xx膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし1126.507.020.8974.71
110080xx991xxx前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり752.842.500.0069.71
110420xx02xx0x水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 定義副傷病なし543.613.990.0070.48
110070xx99x20x膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし479.439.650.0076.36
110080xx9903xx前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり383.8712.660.0074.03

膀胱癌、前立腺癌,に対する全摘術、腎癌に対する腎部分切除術に対しては、ロボット手術を施行しています。
副腎摘除術、腎全摘術、腎尿管全摘には腹腔鏡下手術を施行しています。患者さんへの負担軽減に努めています。

■呼吸器・腫瘍内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040040xx9910xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし1742.953.300.0073.50
040040xx99040x肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし1205.289.070.0070.48
040110xxxxx0xx間質性肺炎 手術・処置等2なし7514.8418.428.0074.43
040040xx9900xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし624.5313.123.2373.60
040040xx9903xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり2812.2927.013.5769.11

呼吸器・腫瘍内科では肺癌を中心とした悪性腫瘍に対して呼吸器内視鏡を中心とした検査入院や化学療法を中心とした治療目的入院に多く対応しています。間質性肺炎を中心としたびまん性肺疾患も扱っています。新型コロナCOVID-19肺炎・誤嚥性肺炎以外の肺炎、気管支喘息発作は外来対応可能な側面だけではなく、入院はコロナ時代に入って全国統計と同じく著明に減少しており本データには反映されていません。手術適応になった気胸は呼吸器外科と連動して対応しています。

■循環器内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050050xx9910xx狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし2663.013.060.3867.70
050050xx0200xx狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし2163.434.360.4670.16
050070xx01x0xx頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし1974.114.790.5163.61
050130xx9900xx心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし12314.5317.3525.2080.58
050210xx97000x徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし1205.2810.243.3377.02

狭心症の治療数が多く、心臓カテーテル治療の平均在院日数は全国平均より短い。
不整脈についても、カテーテルアブレーション治療数やペースメーカー治療数が多く、全国平均より在院日数も短い。
心不全の治療については高齢者が多い割には効率よく治療や他の医療機関との連携を行い、全国平均より短い在院日数で退院している。

■腎臓内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110280xx02x00x慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし636.547.873.1770.62
110280xx03x0xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし592.144.605.0879.32
110280xx9901xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり4714.3813.744.2671.87
110280xx9900xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし337.5210.399.0953.64
110260xx99x0xxネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし1532.2720.430.0053.20

たんぱく尿や血尿の精査から腎不全まで、あらゆる腎臓病の診療を行っています。特に慢性腎臓病の進行抑制や透析治療に関連した手術、透析導入には力を入れています。

■内分泌代謝内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
10007xxxxxx1xx2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり13611.0714.410.7466.42
100040xxxxx00x糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし3111.3513.253.2351.16
10007xxxxxx0xx2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし288.3211.150.0064.75
120200xx99xxxx妊娠中の糖尿病 手術なし204.405.370.0033.60
10006xxxxxx1xx1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり1210.9213.420.0044.58

当院では1型および2型糖尿病に加え、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、下垂体疾患、副腎疾患、低血糖疾患など、広範な内分泌代謝疾患を受け入れている。
糖尿病ケトアシドーシスを含む高血糖状態には、迅速に緊急入院を受け入れ、血糖コントロールが落ち着けば、循環型糖尿病医療連携の形で紹介元に返送している。

■救命・集中治療科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
161070xxxxx00x薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし501.903.704.0034.30
010230xx99x00xてんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし152.207.2240.0064.07
080270xxxx0xxx食物アレルギー 手術・処置等1なし--2.35--
100210xxxxxxxx低血糖症--6.68--
040081xx99x1xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2あり--22.35--

多摩地域の救命救急センターとして当地域の患者背景としては高齢者の内因性救急疾患が多い特徴がある。誤嚥性肺炎をはじめとした重症感染症、それに続いて敗血症という全身疾患に移行して、それに対する集学的治療を施行している。また、精神科救急や神経救急患者も多く、それらの重症患者を救命救急センターでカバーしていることも特徴の1つと言える。

■血液内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
130030xx99x4xx非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり1085.4310.660.0070.70
130010xx97x2xx急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり4444.8937.462.2760.23
130030xx99x6xx非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等26あり3810.9213.910.0073.13
130030xx97x50x非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等25あり 定義副傷病なし2833.2131.170.0065.75
130040xx99x6xx多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等26あり2311.1717.190.0073.26

血液内科では、悪性リンパ腫や白血病に対する化学療法を中心に血液疾患全般に対して診療を行っています。
短期入院や外来での化学療法を積極的に取り入れ、入院日数の短縮に努めています。

■消化器内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術4662.272.650.0065.99
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし2107.819.212.8675.47
060035xx03xxxx結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術717.356.780.0068.21
060020xx04xxxx胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術697.557.960.0073.84
060140xx97x0xx胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし678.3310.845.9772.54

救急症例が多く、また他病院からの紹介症例が多いことが特徴のひとつです。ERCP(胆道内視鏡)は多摩地区随一の件数を施行しており、他院で胆管挿管不可であったり採石不能であった症例や、ハイリスクなため前医で治療不可とされ紹介いただいた症例に対しても対応しております。胃のESDは当院では2003年より導入しており、その後導入した食道・大腸ESDも含めて、他院では外科手術を勧められたり治療困難と診断された症例をご紹介いただくことが多いです。安全に配慮しながら、質の高い治療を提供することを心がけています。

■リウマチ膠原病科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
070560xx99x00x重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし7811.5314.7510.2662.09
070470xx01xxxx関節リウマチ 人工関節再置換術等3123.3523.5512.9070.03
070470xx02xxxx関節リウマチ 筋肉内異物摘出術等2719.3318.927.4165.30
070560xx97xxxx重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり1656.0036.1350.0069.75
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1415.1413.147.1474.14

自己免疫疾患の内訳は、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、ANCA関連血管炎、強皮症などの膠原病が主要な疾患です。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発再発病期分類
基準(注)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌48-20322163116,8
大腸癌314168692603418
乳癌1778916-532318
肺癌64301472232526816,7,8
肝癌----474318

(注)1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大がん(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)の患者さんの数を、初発の病期分類別及び再発に分けて集計しています。
2021年度に退院した患者さんを延べ数で集計していますので、集計対象期間中に複数回入院された患者さんは集計も複数回行っています。
また、「初発」とは、当院で当該腫瘍の判断、または初回治療を実施した場合、「再発」とは当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、がん緩解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、UICC病期分類とは、[1]原発巣の大きさと進展度、[2]所属リンパ節への転移状況、[3]遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんをI期(早期)からIV期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院は、「地域がん診療連携拠点病院」として、専門的ながん医療を提供するとともに、地域がん診療の連携協力体制の整備やがんに関する相談支援情報の提供を担っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数平均
在院日数
平均年齢
軽症---
中等症4112.9369.76
重症1412.2983.86
超重症---
不明---

当院における市中肺炎の治療は、1次救急相当の軽症から3次救急相当の人工呼吸管理を要するような重症まで、呼吸器・腫瘍内科、救命センター、総合内科、感染症科など複数科で協力して迅速に幅広く対応しています。呼吸状態が安定しましたら、近隣病院に後治療をお願いしている場合もございます。

脳梗塞の患者数等

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発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内19811.7175.0147.71
その他2019.3561.606.42

当院では発症3日目以内の急性期脳梗塞の患者さんが多くなっています。当院では、緊急性の高い患者さんへ24時間365日迅速に対応するとともに、適応する患者さんへは組織プラスミノゲンアクチベーター(t-PA)静注療法, 血管内血栓回収療法を実施する体制も整備しています。
また、当院は一次脳卒中センターとして、一定程度に落ち着いたと医師が判断した患者さんのその後の治療を行うため、周辺の連携病院との連携体制を構築しています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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■外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K4762乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)1711.131.990.0061.75
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術1410.914.134.2664.24
K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術1313.4010.221.5370.65
K4763乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)1181.004.760.0062.50
K718-21腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの660.414.111.5245.85

乳癌手術は全国有数の症例を誇り,乳房温存治療だけでなく、形成外科と合同で乳房再建なども積極的に行っております。
胃癌、大腸癌の腹腔鏡手術施行率は70%で、その他胆石だけでなく、肝胆膵悪性腫瘍に対しても腹腔鏡下手術を導入しています。
胃癌、大腸癌の内視鏡治療は、東京都がん検診センターからの紹介です。
胆石、ヘルニア手術は、入院サポートセンターで術前準備をおこなうことにより手術当日入院が可能です。

■整形外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0821人工関節置換術 肩、股、膝3311.4417.6116.0169.55
K0461骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿721.3515.7655.5677.75
K0462骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨493.027.4712.2457.76
K1425脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 椎弓切除372.4913.9527.0371.92
K0811人工骨頭挿入術 肩、股312.1037.1674.1981.77

人工股関節をはじめとする関節手術、脊椎、手の外科、リウマチ、スポーツ等の待機的手術や、外傷等の緊急手術に幅広く対応しています。

■形成外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0072皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除270.073.300.0079.37
K4763乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)231.0011.610.0050.70
K476-4ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)181.007.220.0053.78
K0301四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹170.881.940.0059.24
K0062皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル以上6センチメートル未満-----

乳房再建は乳腺外科と共同で治療をおこない。自家組織を用いる皮弁による再建やインプラントを用いる再建を行っています。
皮膚悪性腫瘍では積極的に皮弁術を用いた再建術を行うことで機能面のみならず整容面に考慮した手術を行っております。
頭頚部癌切除後の再建は歯科口腔外科、頭頸部科。耳鼻科と連携し、遊離皮弁を用いた再建術を行っております。

■脳神経外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K164-2慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術580.331.3113.7980.19
K1771脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所240.6726.2529.1767.04
K6153血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) その他のもの241.509.7512.5064.92
K1781脳血管内手術 1箇所201.6516.1025.0061.05
K1692頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの192.1114.0531.5861.53

脳外科では慢性硬膜下血腫に対する手術件数は多いですが、術後経過が良ければ早期退院、外来フォローの方針としています。

■呼吸器外科(胸部外科)
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K514-23胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの482.178.100.0068.58
K5131胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)356.493.660.0034.23
K514-21胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除152.535.276.6772.13
K514-22胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除121.676.500.0067.08
K504-2胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術-----

肺癌に対する胸腔鏡下手術が最も多く、機能温存のため区域切除術が比較的多くなっています。また自然気胸や縦隔腫瘍に対する胸腔鏡下手術も行っています。

■産婦人科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8882子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの981.054.140.0044.08
K867子宮頸部(腟部)切除術851.001.010.0042.06
K877-2腹腔鏡下腟式子宮全摘術831.044.430.0047.67
K877子宮全摘術781.127.722.5652.71
K879子宮悪性腫瘍手術591.589.761.6959.88

婦人科については婦人科癌を専門領域とし婦人科良性腫瘍についても治療を行っています。
子宮良性腫瘍、卵巣良性腫瘍については開腹術に加え腹腔鏡下手術を積極的に施行しています。昨年度よりロボット手術も施行しています。
子宮頸癌、体癌の場合病変部が明らかな場合は最初から根治手術を行いますが、確定診断として円錐切除/子宮内膜掻爬術を施行してから根治的手術を行うことも多いです。
また子宮体癌・卵巣癌については骨盤リンパ節郭清及び傍大動脈リンパ節郭清を積極的に行っています。
子宮頸癌においては病期や病理組織型を考慮して、手術療法、放射線療法、術前化学療法を行っています。

■眼科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K2821ロ水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの4410.301.000.2376.74
K2423斜視手術 前転法及び後転法の併施280.251.000.0045.21
K2422斜視手術 後転法150.331.000.0053.40
K2801硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの-----
K2191眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法-----

白内障手術は、1泊2日もしくは2泊3日の入院か、外来手術(この表には含まれません)で行っております。

■耳鼻咽喉・頭頸部外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K340-5内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)650.953.770.0054.77
K3772口蓋扁桃手術 摘出610.576.330.0035.02
K4571耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術330.943.970.0059.39
K4611甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術 片葉のみの場合240.833.830.0056.92
K340-6内視鏡下鼻・副鼻腔手IV型(汎副鼻腔手術)230.743.300.0051.35

多摩地域の基幹病院として、耳鼻科頭頸部領域を幅広く網羅する手術(鼻科手術・咽頭手術・耳科手術・甲状腺手術・炎症性疾患・頭頸部悪性腫瘍など)を行っている。

■リハビリテーション科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0821人工関節置換術 肩、股、膝251.2416.9624.0069.56
K140骨盤骨切り術-----

リハビリ科では主に当院入院中の患者を対象に訓練を行っています。
脳血管障害や骨折術後等訓練に少し時間が必要な患者は回復期リハビリテーション病院に転院し訓練を継続します。人工関節術後患者のほとんどは整形外科から直接か、リハビリ科で1-2週間の訓練を経て自宅退院しています。

■泌尿器科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8036イ膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの1221.404.321.6474.77
K783-2経尿道的尿管ステント留置術770.972.420.0075.19
K843-4腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)331.428.480.0071.76
K773-5腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)171.248.000.0059.06
K773-2腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術141.0011.367.1472.43

膀胱癌、前立腺癌に対する全摘術、腎癌に対する腎部分切除術に対しては、ロボット手術を施行しています。
腎全摘術には腹腔鏡下手術を施行しています。患者さんへの負担軽減に努めています。

■循環器内科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K5951経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの1611.122.080.6264.71
K5493経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの1261.391.750.7970.62
K5491経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの550.009.803.6468.27
K5972ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合531.453.425.6676.98
K5463経皮的冠動脈形成術 その他のもの440.981.360.0067.64

地域の基幹病院として、循環器内科では多くの虚血性心疾患の患者さんに経皮的冠動脈ステント留置術や石灰化の強い冠動脈に対して行う高速回転式経皮的アテレクトミーカテーテルによる経皮的冠動脈形成術を行っています。
3次救急医療施設として重症の救急患者さんにも対応しており、急性心筋梗塞の冠動脈治療においても多数の実績があります。
また不整脈の治療についても多くの患者さんに経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション治療)やペースメーカー移植術を行っています。
データが示すように、高齢の患者さんに対しても短い在院日数でこれらの治療を行っており、地域の皆様に安心して治療を受けられる環境を提供しています。

■腎臓内科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K6121イ末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの693.656.334.3568.74
K616-41経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回570.752.055.2678.96
K3772口蓋扁桃手術 摘出-----
K616-42経皮的シャント拡張術・血栓除去術 1の実施後3月以内に実施する場合-----
K607-3上腕動脈表在化法-----

たんぱく尿や血尿の精査から腎不全まで、あらゆる腎臓病の診療を行っています。特に慢性腎臓病の進行抑制や透析治療に関連した手術、透析導入には力を入れています。

■救命・集中治療科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K6021経皮的心肺補助法(1日につき) 初日121.6714.0833.3355.33
K386気管切開術1113.8224.4572.7362.00
K6022経皮的心肺補助法(1日につき) 2日目以降-----
K6153血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) その他のもの-----
K6151血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 止血術-----

当救命救急センターは救急科専門医を軸として各診療科との併設型の救命救急センターであり、統計上の救命救急センター内での手術としては気管切開や経皮的心肺補助法などという重症患者管理のサポート目的の処置が多くなっている。

■消化器内科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満4060.051.070.0066.33
K688内視鏡的胆道ステント留置術1691.189.867.1074.13
K721-4早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術971.185.180.0067.31
K654内視鏡的消化管止血術880.426.457.9572.50
K6852内視鏡的胆道結石除去術 その他のもの851.014.124.7173.66

救急症例が多く、また他病院からの紹介症例が多いことが特徴のひとつです。ERCP(胆道内視鏡)は多摩地区随一の件数を施行しており、他院で胆管挿管不可であったり採石不能であった症例や、ハイリスクなため前医で治療不可とされ紹介いただいた症例に対しても対応しております。胃のESDは当院では2003年より導入しており、その後導入した食道・大腸ESDも含めて、他院では外科手術を勧められたり治療困難と診断された症例をご紹介いただくことが多いです。安全に配慮しながら、質の高い治療を提供することを心がけています。

■リウマチ膠原病科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0821人工関節置換術 肩、股、膝201.1518.2515.0069.15
K0543骨切り術 鎖骨、膝蓋骨、手、足、指(手、足)その他191.0020.4210.5366.95
K0822人工関節置換術 胸鎖、肘、手、足-----
K080-41関節鏡下肩腱板断裂手術 簡単なもの-----
K0802関節形成手術 胸鎖、肘、手、足-----

手術はリウマチ性疾患が基礎にある患者さんに対するものです。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一--
異なる--
180010敗血症同一190.11
異なる100.06
180035その他の真菌感染症同一--
異なる--
180040手術・処置等の合併症同一900.54
異なる310.19

当院では、手術等の後に起こり得る合併症については、事前に患者さんへご説明し、同意を頂いた上で手術や処置を行っています。

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