副院長あいさつ

内科系副院長

内科系副院長写真

2021年4月に三谷先生の後任として内科系副院長を拝命いたしました小泉です。
癌研究会附属病院、都立駒込病院と、30年ほどがん専門病院で大腸がんの診断と内視鏡治療中心に消化器内科診療に携わってまいりました。このたび、縁あって緑あふれる武蔵野の多摩北部医療センターに異動いたしました。COVID-19第4波を迎える中での着任ですが、病院が一丸となって対応する姿勢は中規模病院だからこその風通しのよさとフットワークの軽さの賜物と感じています。

当院は地域に根ざして診療所の先生方と連携し、地域医療支援病院、救急病院として発展してきました。循環器内科はCCUネットワークに参画し、夜間・休日も緊急カテーテル検査・治療が可能な体制で、消化器内科は内視鏡センターの設立後、緊急内視鏡検査や内視鏡治療に対応し、それぞれ実績を伸ばしています。また、神経内科は急性期脳血管障害の受け入れに積極的に対応するなど、院を挙げて二次救急診療に注力しています。一方、内分泌代謝内科やリウマチ膠原病科、腎臓内科など、慢性疾患の患者さんが多い科では看護科、栄養科、薬剤科、リハビリテーション科などコメディカルスタッフが協力してチーム医療で中長期的な視野に立った診療・指導を行っています。小児科は救急診療に積極的に対応し、小児総合医療センターとも連携して幅広い病態に対応し地域の小児医療を支えています。
多数の白血病の診療実績を持つ血液内科に加え、消化管がんの内視鏡治療実績も急上昇しており、がん診療をさらに発展させること、そして、One for all, all for oneの精神でさらに地域に貢献できる病院となることを目指して尽力したいと考えています。

小泉浩一

外科系副院長

外科系副院長写真

令和2年4月1日付で、高西前副院長の後任として外科系副院長を拝命いたしました大倉 史典(おおくらふみのり)と申します。平成10年に、当院の前身の多摩老人医療センター外科に入職して以来20余年間、外科医として一般・消化器外科、腹部救急疾患の診療にあたってまいりました。今後は副院長として病院全体のかじ取りを担う立場となり、身の引き締まる思いです。

多摩北部医療センターの目指すべきところは、“大学病院や専門施設に劣らない質の高い医療を、地域の方々に、地元で提供する”ことだと考えております。そして、これを実現するために3つのkey word -Quality、Safety、Loyalty-を大切にしたいと思っております。

Quality:
提供する医療の質を、絶え間なく向上させていくこと。
Safety:
常に安全な医療を提供すること。職員一人一人が“自らが安全を守る責任者だ”との自覚を持ち安全性の文化を築くこと。
Loyalty:
患者さんには、“何かあったときは、またたまほくにかかりたい”と思ってもらえるような、そして職員には、“たまほくで働くことを誇りに思える”ような病院であること。

どれも大きなチャレンジですが、毎日少しずつでも3つのkey wordを高められるよう力を尽くしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

大倉史典