厚生労働大臣の定める掲示事項(令和7年6月1日現在)
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
診療規模
入院:438床(許可病床) 外来:526人(令和6年度実績)
入院基本料に関する事項
当院は、1日の入院患者人数に対する看護職員を以下の通り配置し、交代で24時間看護を行っています。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しておりますのでご参照ください。
病棟種別 | 看護配置の基準 | 入院料(1日につき) |
---|---|---|
急性期一般病棟入院料 | 入院患者 7人に対して看護職員1人以上 | 16,880円 |
精神科救急急性期医療入院料 | 入院患者 16人に対して看護職員1人以上 | 24,200円 |
特定集中治療室管理料5 | 入院患者 2人に対して看護職員1人以上 | 88,900円 |
ハイケアユニット入院管理料1 | 入院患者 4人に対して看護職員1人以上 | 68,890円 |
緩和ケア病棟入院料1 | 入院患者 7人に対して看護職員1人以上 | 51,350円 |
小児入院医療管理料3 | 入院患者 7人に対して看護職員1人以上 | 38,490円 |
DPC対象病院について
当院は、入院医療費の算定に当たり、平成21年7月より、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。(精神科・緩和ケア病棟を除く)
※医療機関別係数:1.5669
(基礎係数:1.0451+機能評価係数Ⅰ:0.4216+機能評価係数Ⅱ:0.0733+救急補正係数:0.0269)
入院医療費について(Word 59.7KB)
意思決定支援について
当院では、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、適切な意思決定支援に関する指針を定めております。
都立豊島病院人生の最終段階における医療ケアに対する適切な意思決定支援に関する指針(Word 22.4KB)
身体拘束の最小化に向けた取組について
当院では、 患者さんの尊厳や生活の質を損なう恐れがあるため、できる限り身体的拘束は行わない方針としております。このため、予期せず転倒や転落などの事故が起こる場合もございます。
安心して療養していただけるよう、事故の予防に努め、筋力低下を防ぐよう積極的な離床をはかるなど、最善を尽くしてまいります。
身体拘束の最小化に向けた取組について(PowerPoint 85KB)
地方厚生局への届出事項について
(1)届出事項一覧はこちら
施設基準の一覧へ
(2)入院食事療養(Ⅰ)の適用を受けております。
入院時食事療養 | 特別食加算 | 食堂加算 |
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1食につき690円 | 1食につき76円 | 1日につき50円 |
明細書の発行状況について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しています。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものです。その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、料金計算窓口にてその旨お申し出ください。
明細書発行体制等加算について(Word 17.9KB)
保険外負担に関する事項
地方独立行政法人東京都立病院機構における料金を定める規定で決められております。
(1)選定療養費(税込)
・入院期間が180日を超える長期入院特別料金 1日につき2,480円
・非紹介患者初診加算料
紹介状をお持ちでない方は、初診時に医科:7,000円 歯科:5,000円の負担が発生します。
また、当院から他の医療機関へ紹介した患者様が、引き続き当院での受診を希望し紹介状を持たずに
受診された場合には、医科:3,000円 歯科:1,900円の負担が発生します。
なお、救急患者・公費負担医療対象患者等は除きます。
(2)長期収載品の選定療養について
・令和6年度の診療報酬改定により、令和6年10月から長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)を
患者様のご希望で使用する場合、選定療養費として自己負担額をお支払いいただくことになります。
・対象となる場合
外来処方(院外処方)
・対象となる医薬品について
後発医薬品が発売され、5年以上経過した先発医薬品(準先発品含む)
後発医薬品への置き換え率が50%以上の先発医薬品
・対象から除外される場合
医師が医療上の必要性があると判断した場合
在庫状況等により、後発医薬品の提供が困難な場合
バイオ医薬品
・自己負担額について
長期収載品(先発医薬品)の薬価と、後発医薬品で一番高い薬価の価格差から4分の1
※選定療養費には消費税もかかります。
参考:厚生労働省資料令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組み(PDF 234.5KB)
(3)特別の療養環境の提供に係る基準に関する事項
種類 | 病棟 | 病床数 | 料金(1日につき) ※税込価格 | 設備 |
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個室 | 4A病棟 5A病棟 5B病棟 6AB病棟 7A病棟 | 2床 5床 3床 6床 2床 | 18,857円 | シャワー、トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、ロッカー、小机、椅子、Wi-Fi |
3B病棟 7B病棟 | 10床 2床 | 16,762円 | トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、ロッカー、小机、椅子、Wi-Fi | |
4人部屋 | 4A病棟 | 4床 (産科のみ) | 2,200円 | 洗面台、テレビ、冷蔵庫、ロッカー、小机、椅子、Wi-Fi |
Webサイトに掲載が必要な事項について
(1)栄養サポートチームによる診療について(Word 16.5KB)
(2)緩和ケアチームによる診療について(PowerPoint 55.1KB)
(3)一般名処方加算について(Word 20.7KB)
(4)後発医薬品使用体制加算について(Word 71.8KB)
(5)医療情報取得加算及び医療DX推進体制整備加算について(PDF 2.3MB)
当院では医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
・オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報等を活用して診療を実施しています。
・マイナ保険証を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
・電子処方箋の発行及び電子カルテ共有サービスなどの導入を検討しています。
(6)院内トリアージ実施料について(Word 20.3KB)
(7)外来化学療法診療料1について(Word 27.8KB)
(8)下肢末梢動脈疾患指導管理加算について(Word 24.4KB)
(9)歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準及びについて(Word 20KB)
(10)歯科外来診療医療安全対策加算について(Word 15.7KB)
(11)病院勤務医の負担軽減及び処遇改善について
当院では病院勤務医の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取組みを行っています。
・医療従事者間の役割分担推進
・連続当直を行わない勤務体制の実施
・チーム医療の推進
・特定看護師(診療看護師)の配置
・医師事務作業補助者の配置
・外来クラーク、病棟クラーク、手術室クラークの配置
・クリニカルパスの導入
・テンプレートの活用
・短時間正規雇用医師の活用(育児介護のための勤務時間短縮)
(12)看護職員の負担軽減及び処遇改善について
当院では、看護職員の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取組みを行っています。
・電子カルテ・オーダリングシステムによる業務効率化
・クリニカルパスの導入
・看護職員と他職種との業務分担推進
・看護補助者、病棟クラークの配置
・短時間正規雇用の看護職員の活用
・勤務時間短縮、配置部署の配慮
・妊婦や育児介護のための勤務時間短縮、夜勤免除、配置部署の配慮