単孔式胸腔鏡下手術外来
呼吸器外科では、「単孔式胸腔鏡下手術外来」を開設しております。
単孔式胸腔鏡手術(Uniportal VATS)とは、文字通り1つの傷(単孔)で行う低侵襲な胸腔鏡下手術です。当科では2017年より本術式を導入し、これまでに約2000例の手術を行っています。豊富な経験に基づき、安全性と低侵襲性の両立を目指した手術を提供しています。
本術式は、中国や台湾を中心としたアジア、およびヨーロッパの一部地域において発展してきた手術であり、近年の医療機器の進歩と、より低侵襲な胸腔鏡手術(Reduced port VATS)を目指した流れの中で確立されてきました。従来の複数(2〜5個)の孔で行う胸腔鏡手術と比較し、整容性に優れ、また損傷する肋間数が少ないことから疼痛が軽減される可能性が示唆されています。
当院では2017年6月より自然気胸に、2018年9月より原発性肺癌(臨床病期I期)および転移性肺腫瘍に対してUniportal VATSを導入しています。また、縦隔腫瘍に対しては胸骨正中切開を回避するため、剣状突起下アプローチによる単孔式手術(Subxiphoid VATS)を導入しています。
創部は、自然気胸では側胸部に約1.8cm、原発性肺癌・転移性肺腫瘍では側胸部に3.0-4.0cm、縦隔腫瘍では剣状突起下または側胸部に2.0〜4.0cmの単孔を作成し手術を行っています。

外来実施日・時間
毎週金曜日9:00〜10:00、担当医師;江花
対象疾患
原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、原発性・続発性自然気胸、BHDS・LAMを始めとする多発肺嚢胞症、肺生検など
予約方法
- 患者さん又は紹介元の医療機関の方から、予約センター(03-3633-5511 月~土曜8:30~17:00)にお電話をお願いします。
(注)平日の午前中は、お電話が繋がりにくいことがあります。
ご持参いただくもの
- 健診結果、又は診療情報提供書(両方も可)、(あれば)画像・検査結果等
2026年4月15日 最終更新

