通院治療センター

通院治療センター

通院治療センターの概要

 がんの治療の3本柱は、手術療法、薬物療法(化学療法)、放射線療法です。このうち薬物療法(化学療法)とは、殺細胞薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など広義の抗がん剤を用いてがんを治療することを指します。手術、放射線と並ぶがんに対する治療方法として、当院でも積極的に行っています。近年、薬物療法は入院せずに外来通院にて行うことが主流になってきており、それにより日常の生活を大きく変えることなく治療を継続することが可能となっています。当院では通院治療センターにて薬物療法を行っています。

 また、当院の通院治療センターでは、薬物療法を受けている患者さんが同日に輸血や抗生剤投与等の治療を必要とする場合にも場所を移動することなく治療を受けることが可能です。

通院治療センターでの薬物療法の流れ

  1. 診療にて薬物療法の方針となったら医師が治療日の通院治療センターの予約を取ります(初回治療は入院して行うこともあります)。
  2. 事前に通院治療センター内でオリエンテーションを受けていただきます。
  3. 治療日に来院したらまず各科の外来にて医師の診察を受け(必要に応じて血液検査、レントゲン検査などがあります)、当日の薬物療法実施に支障をきたすことがないことを確認します。
  4. 医師の診察が終わったら新棟2階通院治療センターまでお越しください。
  5. 通院治療センターにて薬物療法を実施します。
  6. 全ての診療が終了したら、会計をして帰宅します。

施設

 通院治療センターは新棟2階にあります。窓も大きいことから非常に明るくて清潔な印象を与えるスペースとなっています。

 隣の椅子(ベッド)との間隔も広く、それぞれカーテンで仕切られていることからゆったりした気分で治療を受けていただけます。各テーブルには小型テレビも設置されており、患者さんには好きな時に自由にテレビ番組を視聴することで、長時間の治療でも気分転換を図っていただくことができます。Wifi環境下にはありませんが患者さん自身のスマートフォンやタブレットを使用していただくことも可能です(テレビ、タブレットなどを使用する際にはイヤホンを使用していただきます)。通院治療センター内でのスマートフォンでの通話はご遠慮ください。

 また、治療中に椅子(ベッド)にて患者さんご自身で用意していただいた軽食を取っていただくことも可能です(においの強い食品の持ち込みはご遠慮いただいております)。

夕刻時間帯における薬物療法について

 就労とがん治療の両立を支援するため、遅めの時間帯での治療に対応できるよう、毎週金曜夕刻時間帯にも薬物療法を行っています。詳細は通院治療センターにお問い合わせ下さい。

 これからも、スタッフが一丸となって、患者さんが安全に薬物療法を受けられるよう、努力してまいります。

 

外来化学療法室
通院治療センターの様子
葛飾北斎の版画
通院治療センターに向かう渡り廊下には、葛飾北斎の版画も飾られています

2022年9月2日 最終更新