看護部

集合写真

診療看護師(Nurse practitioner: NP)とは

診療看護師(Nurse practitioner: NP)とは大学院修士課程での医学教育を修了し、日本NP教育大学院協議会が実施するNP資格認定試験に合格した看護師です。広尾病院では2023年から採用を開始し、現在7名の診療看護師が在籍しています。
NPは医学的な視点を持って医療、看護ケアを提供することで患者さんの健康回復を支援し、医療チーム全体の効率を高めることができるよう活動を行っています。
当院のNPは全員が、①大学院修士課程(NP教育課程)を修了、②特定行為38行為21区分のすべてを習得している、③日本NP教育大学院協議会が定めるNP資格認定試験に合格の3条件を満たした人材です。

診療支援室

中島部長
中島室長
診療支援室では診療看護師(Nurse practitioner: NP)がより活躍できるように、知識・技術の教育、各診療科との調整、看護部や関係部署との連携などを行っています。社会情勢だけでなく、医療を取り巻く状況が大きく変化している現在、医師と看護師を"つなぐ"N Pの役割は益々大きくなると考えれます。NPがその能力を十分に発揮できるようにサポートしていきたいと思います。
小坂部長
小坂アドバイザー
ー患者・病院・地域社会をつなぐタスクシェアチームー
広尾病院では、高度実践医療人材(APP:Advanced Practice Provider)の育成を進めています。社会が大きく変化し、医療の担い手が多様化するいま、私たちは患者・病院・地域をつなぐリーダーとなるAPPを育てることが重要だと考えています。その中でも、診療看護師(NP)は、医師・看護師・コメディカルと連携しながら、チーム医療の中で診療・教育・調整・支援の中心的な役割を担っています。診療支援室では、NPがその力を最大限に発揮できるよう、学びと実践の両面から継続的にサポートしています。興味のある方は、ぜひ広尾病院へ見学にお越しください。ともに新しい医療の形を創っていきましょう。
川名師長
川名看護師長
当院では2023年に診療看護師(NP:Nurse practitioner)を採用し、2025年より7名体制で勤務しています。
広尾病院は地域の中核病院として、都市部の医療から島嶼医療まで幅広い地域住民の健康維持・増進を担う役割があります。その中で、多様化した患者さんの医療ニーズを把握し、価値観や生活背景を尊重して関わっていく必要があります。私たちNPは、高い看護力を基礎に持ち、看護の専門性と医療知識を融合して、包括的で持続性のある医療の提供を目指しています。

診療科におけるNPの活動内容

救命救急センター

救命救急

救命救急センターの診療看護師はERにおける2次救急の診療、3次救急の初療対応、ICU・病棟における入院管理、退院調整、ドクターカー・病院間患者搬送などの業務を行っております。

脳神経外科

脳神経外科

NPによる未破裂脳動脈瘤外来、ERの初期診療から脳卒中の3次対応、入院から退院までの病棟管理を行っています。また、脳外科疾患による後遺症を評価し、退院や転院調整を行っています。

心臓血管外科・循環器科

心臓血管外科・循環器

心臓血管外科では術前マネジメントからOPE介助、術後管理や退院調整などの業務を担い、循環器科では、緊急初療の対応や集中治療管理、退院調整に加え、外来心臓リハビリテーション業務を行っております。

病院総合診療科

病院総合診療科

病院総合診療科では、老年症候群の持つ複雑性と脆弱性に配慮しながら、急性期から地域へのスムーズなケア移行を支援しています。

形成外科

形成外科

形成外科では、病棟管理から手術助手など、創傷管理・熱傷管理を主に対応しています。また、NPによるフォローアップ外来では、傷の瘢痕のケア・褥瘡処置への介入を行い、地域との連携も積極的に介入しています。

外傷センター

外傷センター

外傷センターは2025年4月に広尾病院に新設され、7月からNPの配置を開始しました。入院管理やERの初期診療、手術介助などを行っています。

その他

PICCチーム
院内発症脳卒中対応チーム(iSAT)
BLS・ICLS
東京DMAT
日本DMAT
特定行為研修指導
院内/院外勉強会
院外地域活動(広尾けんこうサロン)

注目情報日々の活動をまとめた動画はこちらをご覧ください。注目情報

関連リンク

広尾病院 看護部サイト/東京都立病院機構

採用情報(コンテンツは公開終了しました)

見学者募集

 見学のお申込みは、コチラ(外部リンク)のGoogleフォームにてお申込みください。

最終更新日:2025年11月11日