患者さんに安心して検査を受けてもらうために

臨床検査部門における医療安全対策

採血室、生理検査室での患者対応、患者急変時に的確に対応するための研修などに参加しています。患者誤認、検体取り違え、結果誤入力などを起こさないように、他部門との情報共有とシステムの有効活用、確認作業を確実に実施するための工夫を重ねています。

教育啓蒙活動

病院では、思い込みなどヒューマンエラーにより情報の確認不足が起こり易いため、繰り返しの教育啓蒙活動と、それを主体的に実践していくリスクマネージャーの育成に力を入れています。

災害に備えた環境や体制の整備

都立病院機構は、そのほとんどが災害拠点病院です。大規模災害の発生や感染症のアウトブレイクなどに際して必要な医療機能を速やかに発揮するため、緊急時検査体制の強化を進めています。

情報セキュリティ対策

臨床検査部門には、各検査部門システム(検体系、細菌、輸血、病理、生理等)があり、電子カルテと連携を図っています。各検査部門システムは、安全対策を整備し、情報セキュリティ対策を強化しています。