INTERWVIEW INTERWVIEW

昇任し病院から本部へ異動した若手職員

本部三浦主任写真
法人本部 三浦 主任

昇任試験に向けた学習とは

昇任後を見据えて業務への意識を変えた

昇任試験を受けたのは昨年10月頃です。機構ではまず勤務年数と日頃の勤務評定で一定の基準に達すると受験資格が得られ、私もちょうど対象になったので春くらいから準備を始めました。その前の年から主任に昇任した後を意識して仕事への姿勢も変えていきました。
当時は荏原病院で人事を担当していたため、医師や看護師、コメディカルの人たちから相談事が舞い込むこともありました。多忙な部署でしたが、その際は相手の話に耳を傾け、できることは迅速に対処するほか、周りの動きにも敏感になり目を配るようにしていました。そうして業務への意識を高め、積極的に動くなど先を見据えた働き方に努めました。
論文試験に向けた勉強だけでなく、日々の業務の積み重ねが大切だと考え、自分自身の業務への姿勢を見直しながら仕事に取り組んでいました。

上司による論文講座や添削で日々練習を重ねた

論文については当時の上司が勉強会や論文講座を開くなど、協力をしていただいたのが大きな支えとなりました。自分でも論文過去問などを参考にして書き、上司に添削してもらうなど仕事から帰ると日々、練習に明け暮れました。意外と盲点なのが、練習はパソコンで書きますが実際の論文試験は手書きですから漢字の間違いや忘れていることも多く、そういう基本から学び直さなければならなかったことです。ほかにも段落の空け方、起承転結の抑え方、そしてテーマを外さない書き方などさまざまなことを教わりました。こうした周囲の先輩や上司たちのサポートは非常に心強く、試験のための勉強会や研修まで整っているのも優れた制度だと感じます。
テーマに関しては本番で初めて分かるのですが、だいたい財政や人事系のこと、自分が主任となったとき働きやすい職場づくりをどうするかなど、ある程度予想がつくのでそれらの内容に即した資料の集め方や財政状況も調べ、試験に臨みました。幸いなことに今期のテーマは財政関係で、用意していた内容に近かったのでスムーズに書けました。
12月に合格発表があってホっとしましたが、それまでは落ち着きませんでしたね。

三浦主任写真

主事から主任になって変わったこと

財務課で病院の予算担当という未知の分野に

昇任試験に合格して4月から主任となり、7月には本部へ異動となりました。主任になった上、病院から本部への異動なので業務内容が全く異なり、最初は戸惑うことが多かったですね。今は財務課で予算を担当しています。人事から財務関係へ仕事内容が変わり数字を見ることが増えましたが、もともと大学でも理系だったので抵抗はありませんでした。
財務課では一人が1病院を担当するという形式で、私はそれまで在籍していた荏原病院の予算担当になりました。また人事の経験があるため機構全体の人件費なども担当しています。新卒で荏原病院に入り、3年間は人事でしたので荏原病院全体の人員構成などは分かっていますが、診療報酬やどんな専門医療を得意として、どういう特色があるかなどの知識が薄いのです。そこで病院の担当の人と密に連絡を取って情報を集め、参考にしています。
主任としての責任は感じていますが、財務課では新人同様なのでまず自分の仕事をしっかりこなし、それから周りの若手の職員に目を向け必要なら手を差し伸べるといったスタンスです。覚えることも多く大変ですが、新しい分野の仕事は面白くて意欲が湧いてきます。
昇任して変わったというより、病院から本部へ異動してみて業務の進め方の違いにハッとすることがあります。病院では重要な案件が生じたときなど、比較的気軽に幹部職員に相談に行っていました。ところが、機構本部ではいきなり幹部クラスの方にもっていくことはなく、まず文書を作成し、直属の上司に説明をするなど段階を踏んで順番に上に上げていくのです。そういうルールに初めは慣れなくて戸惑いました。今はその大事さも理解できて、日々、報告のための文書作りに勤しんでいます。

職員としてどんな活躍を描いているか

経験を活かし財務課の役に立つ提案をしたい

財務課にきてまだ日も浅いのでフロアの雰囲気にようやく慣れて、自分の仕事をこなしながら周囲が見えるようになってきたところです。部署のリーダーや課長の席が近いこともあり、何かあってもすぐに相談できる環境が気持ちを楽にさせてくれました。おかげで最初の頃のプレッシャーはもう感じなくなり、リラックスできています。
ただし仕事内容は新規のものがたくさんあり、そのノウハウも少しずつ身につけて丁寧に取り組んでいる状況です。
財務に関しては基礎知識がまだ足りていないので、会計や診療報酬といった財務課として病院経営に携わる中で重要な知識をつけるための勉強も続けていくつもりです。自分の中にこういうプラス要素の武器を増やし、病院と本部、両方を経験した立場だからこそ、現場の感覚を理解した上で説明・調整できる主任、そして職員として財務課で躍進したいと思っています。