小児専門医療 胆道閉鎖症

 便が白っぽく黄疸のある赤ちゃん(乳児胆汁うっ滞症)は胆道閉鎖症の可能性があり、迅速な診断・治療が必要となります。当院では外科、新生児科、総合診療科、内分泌・代謝科、消化器科などが連携して診療を行い、胆道閉鎖症の疑いが強い場合は、迅速に手術による最終診断と胆汁を出すための手術(葛西手術など)を行います。当院では豊富な経験を活かした葛西手術手技の標準化によって大変良好な成績を得ており、センター開院後(2010~2019年)34例のうち30例(88.2%)で黄疸が消失しています。黄疸消失だけではなく、多くの患者さん(67.6%)で肝機能検査値が正常化しており、長期的にもよい状態がキープできています。肝臓移植が必要な患者さんには、適切な時期に移植手術が受けられるように移植施設と密な連携を行います。

胆道閉鎖症手術法

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こどもたちの全身における病気、けがに対して外科的に(手術で)治療します。治療範囲は顔面から手足の先まで全身に渡り、年齢も生まれる前の胎児から新生児、乳児、幼児、学童と幅広く診療に当たっています。難治症例や病態が多臓器に渡るような症例においては関連各科と共働して治療にあたります。カンファレンスを開催し、意見を出し合って患者さんにとって最良の結果が得られるよう、チャレンジ精神とチームワークで質の高い医療を実践しています。